2023年12月 5日 (火)

カサコソと

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今年もあとわずかとなり昨日は静岡でも初氷を張ったなどと新聞に書かれていたが、気が付くと家の前の道路には落ち葉が散らばりカサコソと音を立てて風に煽られていた。

「そういえば今年は紅葉狩りに行っていなかったなあ」と嘆息していたら、近所の店から来年のカレンダーが届いた。

以前は、カレンダーなどがあちこちから届き、買うものではないと思っていたが最近ではこの習慣を行なっているのはごくわずかとなり、少しは買い足しておかなくなってしまった。

もっとも買うといったって百円ショップのシンプルなものが一番重宝しているのだもっぱらこっちのもので間に合わせている。

 

前にも書いたような気がするが、静岡のタクシー立ち寄り所でタクシーを待っていたがなかなか来なかったので、しばらくしてきたタクシーの運転手に聞いたところコロナ禍で辞めた運転手がが戻ってこないのが原因で車はあるが人手不足の上、土日を休む運転手が増えたことなどが原因だと言っていた。

タクシーに限らず、トラックのドライバーなどでも人が足りないうえ残業規制などでさらに人手が足りなくなるそうで影響がかなり多くなると予想されいるらしい。

先日も娘夫婦の家に行った折タクシーを予約しようとしたら出来ないと断られたことが有って、今後どうなるんだろうと話していた。

そんなこともあって、先日長野で宿から出て外で食事をしようと早めにタクシーを頼んだら「10分ほで伺います」という、外に出たら葉やタクシーが待っていたのに驚いた。

「丁度すぐそこにいたので、、」という。帰りにまた電話したらやはり同じ返事で、予約時間前に到着した。こちらの方はタクシーの利用客が少ないのか、それともフル稼働できるくらい運転手がいるのか。

タクシーに関しては長野の方がまだ便利だということを知った。

 

 

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2023年12月 4日 (月)

格差

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昭和32年修学旅行で行った時、建設中の東京タワーをバスの窓越しに見た。

東京タワーが出来てから65年だということは、この前年だったことになる。

やっとこのあいだと思っていたに、、、過ぎ去った人生って長いようで短いものである。

当時の給料はニコヨンよりちょっとだけましな給料だったが、独り身だったのでわずかづつでも年一割の利子が付く社内貯金に励んだ。

当時の夢は二百万円ためて坑内生活から脱却し何か商売でもと思っていた。そして、仲間内で話をしたとき出てきた話が、「俺たち一日働いて240円だけど、アメリカでは皿洗いでも5ドルになる。」「5ドルって言やあ1800円やぜ、けなるいこっちゃ」というのが落ちだった。

 

先日の新聞でアメリカでは最低賃金がニューヨークで一時間150ドルだと書いてあった。

1ドル150円で計算すると時給2250円となり一日8時間の25日働くと月45万円が最低賃金になるそうだ。

つまり、皿洗いでも日本のかなり偉い人並の給料ということになる。

こうなった原因は、アベノミクスで黒田バズーカーによる極端な円安ということに尽きる。

自動車など輸出産業や垂れ流していく先を失った資金があふれた結果、小麦粉をはじめ輸入食品や石油などの生活必需品を値あげさせ国の借金を増額させた。

「安倍さん良い時に退場してくださいました」今でも元気なら最近話題の安倍派をはじめとする自民党によるパーテイ還流疑惑も忖度や権力で封じこめられているかも知れないのだから、、、

 

 

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2023年12月 1日 (金)

鵜の目 鷹の目 モズの目

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今日も裏の畠に行ってブロッコリーの葉を食べている青虫を十数匹退治してきた。

その様子を少し離れたところからじっと見つめているモズがいた。

ここしばらく行くたびに青虫がかかさずにいるのだがこの頃のモズは青虫を食べないのかと不思議になる。

モズはスズメの仲間と言われるが、草の種を主に食べるスズメの中にあって昆虫を主食にする肉食主義という珍しい種類だと聞く。

よく「鵜の目 鷹の目」と言われるように鳥の目は視力がすぐれているというが離れた所から隠れている獲物を見つけるにはそれ相応の視力は必要なはずなのだが、、、、鳥のせいで昆虫や動物が絶えてしまった都は聞かないので、、、、、、

 

午前中一か月の目薬効果を調べるため、眼科に行ってきたのだが眼圧がかなり改良していると褒めれれた。

毎日決まった時間に一滴垂らす目薬で頼りないことおびただしいが少しでも効果が出たということはうれしい限りである。

この目薬は緑内障の進行を遅らすためのもので治療薬では無いそうで一生続けなければならないとのこと、決まった時間に縛られ面倒くさいことおびただしいが視力はなくすわけにいかないのであと何年かな?

 

 

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2023年11月30日 (木)

いやはやなんとも、、、

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ツワブキの花が半月ほど前から咲き出した。

葉っぱが蕗に似て艶があるため艶蕗(ツヤフキ)から名前だ着いたそうだが漢字で書くと”石蕗”と書くそうだ。おまけに花が咲いてよくわかることだがこの植物は蕗の仲間でなくキク科である。

そして、菊の種はどんなものかわからないがツワブキはタンポポのような綿毛を飛ばして繁殖する。

また、この茎を佃煮などにして食べると蕗と変わらない味がするが、生のままでは肝臓を傷める毒素がある一方で薬にもなるという実に多彩な草でもあるとのこと、、、、、

 

先日、長野で行われた葬儀は一風変わっていた。

自分の宗派は曹洞宗であり、同じ宗派のお寺だったので同じお経が聞けるかと思ったが和尚が小さな声で唱えるお経は今まで聞いたことの無いお経ばかりであり、抑揚も少なかったので眠気を誘うには最適な雰囲気だったので何度もこっくりをくりかえし、隣の連れから小突かれたり抓られたりの迫害を受けた。

「所変われば品変わる」とよく言われるが、こんなにも違うのはどういうことだろう。

むかし、自分の母親が亡くなった折、菩提寺に話すと向こうのお寺から来てくれるとのことであったが静岡の寺と話した結果葬儀の仕方が違うので「そちらの寺によく頼んでおきますから、、」と断ってきた。

結果的にはきちんと費用を告げるかどうか位の差しかない葬儀で過ぎたので長野程の差は感じられなかったのだが、、、、。

 

 

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2023年11月29日 (水)

雪が舞い踊る

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昨日28日は103歳のおばあさんの葬儀に出席した。

午前中は穏やかに晴れ上げっていたがお昼ごろから始まった葬儀は終盤を迎えた一時半くらいから暗くなりみぞれ交じりの雨がわずかながら降り出していた。

午後二時、外に出てみると浅間の山がすっぽりと黒い雲に囲まれて北の空は不機嫌極まりない様相を見せている、多分あの下では雪が舞い散っており、その雪が風に吹かれて千曲川右岸のこの町にみぞれとなって飛んできているのだろう。

そんな雲に追われるように挨拶もそこそこに家路をたどることにした。

途中、青空も見えていたが、長野と山梨の国境になる野辺山で追いつかれたようで標高1,300m余の峠は雪が舞い散っていた。

雪は乾燥していたようで、アスファルトの黒い道路を濡らすことなく強い風に吹かれて舞い降りた雪が渦を巻いて飛び跳ねていた。

長年雪を見てきたが、こういう光景は初めて見た。

関係ないことは分かっているが、なんだかおばあさんの執念のように見えて、、、、、

 

 

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2023年11月26日 (日)

二度あることは

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野菊の花、日本人の感性にあっているようでいろんな歌の材料にもなっている。

人それぞれに好き好きはあろうと思うけれど、自分が一番と思うのは「庭の千草」であり、それが今の季節に一番近い、、、、

庭の千草も虫の音も 枯れた寂しくなりにけり、、、、、

原曲はアイルランド民謡らしいが、詩は

 

今朝がた早く長野の連れの妹から姑が亡くなったという連絡が入った。

今日は娘の姑が九十三歳で亡くなった葬儀だったが長野は百三歳の高齢者でこれも天寿を全うしたようである。

丁度一週間前に長野に行ったとき様子を聞いたら、認知症は激しいものの身体が丈夫な様子で元気だと聞いていたので、今年は大丈夫かなと思っていたのだがこれだけ高齢になると実にあっけなく急逝するようだ。

連れの妹夫婦は二人とも癌の治療経験者で身体は万全ではないことから、自分たちより長生きするんではないかと言い、百三歳をもじって”もう沢山”なんて言っていたが、これで一つ安心したというのが本音かもしれない。

惜しまれて亡くなる人もかなりいるが、これほど高齢化社会になると子供たちから「いい加減にして」と思われる人もいるだろう。

 

むかしから「二度あることは三度ある」なんて言われているが、自分はこれまで三度連続して葬儀に出たことが有る。一度は岐阜県本巣の三日後に焼津でおばさんが、二度目は自分の母親の葬儀の後すぐに飛騨のおばさんが、そして今回と、、、、、

 

その土地土地、宗派によって葬儀のやり方も違ってくるが、あとの葬儀は疲れが出て途中居眠りしてしまうのは毎回のことである。

明日明後日の葬儀はどうなることやら、、、、

 

 

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2023年11月24日 (金)

老衰

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長野県の蓼科山ろくはぬくとい日があるとはいえ朝夕はかなり冷え込み霜が降りる。

そのため、こらえきれずに木の枝と別れを告げた紅葉黄葉が水辺を彩っている。

桜の花びらが寄り集まうさまを花筏というが、紅葉が集まるのを何というのだろうか。

ただ、晩秋のもの悲しさは詩人でなくてもこういう光景を目にすると感じる今日この頃である。

 

長野から帰る直前にメールで知人が亡くなったという知らせが入った。

死因は老衰だという。彼女はやっとひと月前には孫たちとの食事会で県単ぶりを発揮し周りを驚かしていたが、それから間もなく食事をしなくなり入院した。

病院での検査の結果、血圧をはじめ血液の酸素保有量など異常は認められず、診断は老衰だと言われたそうだ。

したがって治療は管で繋ぐ延命しかないがそれは本人も子供たちも望まないということで家に帰されたがものを飲み込むことができないので唇を湿らすことで四日間生きていたがつい帰らぬ人になった。

亡くなる寸前は少し荒い息をしていたが、見舞に来ていた人がその様子を見て帰った後50mも行かないところで呼吸停止となったそうで、文字通り大往生と言ったところだったそうだ。

老衰とはこういう亡くなり方が多いようで、文字通り「天寿を全うする」ということでなかなかそれを達成できる人は少ないもののようだ。

願わくば自分もそうなりたいものであるが、、、、、、

 

 

 

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2023年11月23日 (木)

南方の作物は

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千曲川を挟んで南北にそびえる浅間山と蓼科山、そのどちらも信州東部の人にとっては愛すべきランドマーク的な山である。

新聞を見ていたら11月になってようやく浅間山が初冠雪というので驚いた。

富士山が十月に入ってすぐ位の初冠雪したと思っていただけに今年だけでなくそんなに遅かったのかと、、、

朝の気温は零度前後、ここしばらくの好天で放射冷却が激しく、道端の草も白く霜がついている。

 

今日は勤労感謝の日、昭和の前期までは新嘗祭と言って穀物などの豊作を感謝する日だったが、長野県のリンゴ農家にとっては最悪と言っていいほどの年になった。

前にも書いたように花のつぼみが凍ったことで生育が阻害され夏の高温が追い打ちをかけたため、ろくなリンゴができなかったのに収穫後に支払う肥料や農薬代は例年通り、それを少しでもカバーしようと売れそうなリンゴを昨年の倍以上の価格で販売していたため、自分らはとても手が出せるような雰囲気にはなれなかった。

それ以外にもプルーンなどの果物は軒並み不作となり一等米も比率を下げたとか、これらは地球温暖化の影響だとするとこの先どうなっていくのだろうか。

先日も新潟県で甘い温州ミカン育ったと言っていたが、山の畑仲間の雑談の中で、「いま沖縄当たりで作られている作物をこちらでも作られるのではないだろうか」という話しになった。

「沖縄を含めた亜熱帯産の作物というと何だろう??」ゴーヤやマンゴーはすでに入ってきているので、あとはサトウキビくらいしか思い浮かばないが、、、、、パイナップルやバナナが面白いかも

武士の商法ではないが急に新しい作物で成功する可能性は低い、でも、、、、、、、、、

 

 

 

 

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2023年11月22日 (水)

赤蓼科

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朝焼けの蓼科山、山頂にこのあたりの名称になった”鍋蓋山”のつまみの部分を真っ白にして朝もやの彼方に浮かんでいる。

蓼科山は標高2351mという高さを誇りながら日本のほかの高山と違って岳がつかず山になっているのは、

コニーデ式と言われるなだらかな台地のような形状が山の高さを隠しているせいかもしれない。

そのためか、諏訪富士は良いにしても飯盛山、黒斑山 女ノ神山、そして鍋蓋山など愛称で親しまれている。

この山には三度上っているが、最初に登った将軍平から上の巨石が積みあがったような山を形成し山頂には鳥居と共に中央部には火口のあとみられる臍のような窪みが見られた。

これは台地上の山塊の中央にトロイデ式というマグマがゆっくりと地下の岩石を持ち上げて釣り鐘上の複式火山を形成しているためで、この部分に樹木がほとんどないため麓から白くみえる部分である。

そして、この大地の周りを取り囲む町の一つに立科町というのがあるが、この町のいわれについて気になって調べてみたら、古いむかしこの山に立科という字で書かれていたというものもあったが、町名を作る時”蓼”という字が当用漢字になっていなかったからいうのがあったが、そうなるとこの町名は意外と新しいことになる。

何れにしろここ二~三日の晴天は放射冷却が強かったようで、自動車のフロントガラスが全面ガビガビ状態でお湯をかけて視界を確保した。

 

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2023年11月19日 (日)

厚化粧

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今日も真っ青の晴れ上がった青空を背景に富士山は真白な厚化粧でこたえていた。

あまりにも典型的な光景だが、連日のように雨風と雪に見舞われている富山の友人の所とは真逆の世界に住んでいることになる。

これからこんな現象が半年くらい続くことになる。

 

連れが好きなフィギュアーのフインランド大会が放映されていた、聞いたことの無い名前の日本人選手が一位二位を占めたことにより日本の技術の高さに驚いている。

そして、その子調査からであろうが、リンク外周の広告かスポンサーなのか知らないが日本企業が少なくとも五社はあり、どこで行われている大会かちょっと見では分からない。

同じようにメジャーリーグで大谷選手が活躍する休場の広告も日本企業が目立つ位置に掲げていた。

これらの広告は、会場がある国の人に見せるのではなく、テレビの放映で日本人にアッピールするためのものと見た。

スポーツの大会の広告はその大会の大きな資金源として、テレビ放映権とともに重大なことが分かるが、開催国の国民にとって訳の分からない看板ではなかろうか、アルファベットならまだしもカタカナでは、、、、、、ね~。

そんなこと思い過ごしならいいのだが、、、ちょっと気になって。

 

 

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