2012年1月25日 (水)

ポツンポツンと

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今日は日本最低温の日だという。

明治35年に北海道で氷点下ー41度を記録した。この年はことのほか低温だったようで八甲田山で陸軍兵士が準備不足のまま強行演習を行い、199名の犠牲者を出した年でもある。

しかし、上には上があるもので、先日テレビで世界の気温を見ていたら、ウランバートルで最低気温がー49度、最高気温がー29度だと出ていたが、それが、特別に寒かったわけではなかったらしい。

ちなみに、自分が最低気温を体験したのは、生まれ在所の飛騨で最低気温がー20ということがあって、そのときの思い出は、呼吸の際、空気を吸うと鼻毛が凍るらしく、息がしにくくなったことだったが、顔はむき出しでもなんとも感じなかったところを見ると、意外と面の皮が厚かったようだ。

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ここ数日、暖国静岡でも雪の気配は無いが、氷点下を記録しているようで麻機沼の水面も氷が張っている場所がある。

その中に、上の写真のように、いくつもの気泡が固まっている場所があるが、これは、沼の底の泥の下に堆積している葦から発生しているメタンガスのせいである。

夜になって、気温が下がって薄氷が張った後発生したガスがまず氷に下に気泡をつくり、その気泡の下の水が凍った後、次のガスが出てきて、その下の水を凍らせるを繰り返したためである。

最初の気泡が一番大きいのは、気温がまだ完全に低くなっていないときであり、次第に世も更けて気温が下がり凍るのが早くなると、気泡があがってすぐにその下の水面が凍るためである。

こういう風な凍り方をするのは、決まった場所からガスがポツンポツンと湧き出しているところで、間隔に決まりは無いが、沼のあちこちに出来ていた。

これも、この沼の風物詩のひとつであろう。

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2012年1月24日 (火)

無いじゃなし

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富士の高嶺に降る雪も

東京永田町に降る雪も

雪に変わりは無いじゃなし

とけて流れりゃ 別なもの

昭和38年から流行したご存知”お座敷小唄”歌いやすさと軽快なリズムで、今でも宴会などで歌われている。(と思うのだけど、、、)

この歌を始めて聞いたときには「ないじゃなし」の部分に随分と引っかかったものだった。

本来なら「あるじゃなし」と歌わなければならないところなのだが、作者不明とはいえ、レコードに出す以上、制作会社のチェックが入ってもよかったのではないかと思っていた。

”ないじゃなし”とは、無い訳ではない、と言う意味で、変わりがあるのが前提となるから、降る雪は違うものと言う意味だし、”あるじゃなし”とはぜんぜん意味が違うことになり、溶けて流れれば別なものになることである。

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昨夜来、関東地方に雪が降り、都心部の道路が踏み固められ、凍り付いて滑った人や、スリップ事故が多発している様子が映し出されていた。

皇居も白くなっている様子から、永田町周辺も同様な状態になっていたことは想像できる。

おりから、国会は今日から始まり、論戦が始まるのだが、この先どう流れていくのか、一体改革が果たして出来るのか、重要な国会であることはわかるが、議員諸氏には緊張感があまり感じられないのは、こちらの思惑で見ているからであろうか。

国会議員の定数や経費削減はどう見てもまとまる見通しは付かないような気がするし、公務員の給与削減、特殊法人の整理などもそんなに簡単に片付くのなら今まで何をしていたのかと言う気がする。結局のところ官僚の目論見どおり、消費税率のアップだけしか決まらないのではないだろうか。

つまり、打ち上げ花火はいっぱい揚げておいて、別なところに落としどころを求めているようにしか考えているような気がしてならない。

つまり、そういうことも無いじゃなし状態である。

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2012年1月23日 (月)

獲らぬ狸の皮算用

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静岡市の池ヶ谷と言えば昨年11月に山から降りてきた鹿の捕り物で大騒ぎをしたところであるが、今日はそこから登って初日の出を拝んだ場所で狸とばったり出くわしてしまった。

003向こうさんも驚いたらしくもちらを見据えたままじっと動かずにいたので二枚三枚と写真に写してみたが、その間うずくまったままで動かなかった。

狸の周りのしたがりの枝が邪魔なので、少し回りこんでみるため、視線を動かした隙に狸はそそくさとうしろの藪に飛び込んだ。

山で熊にあったときには、視線をそらさないで後ずさりをせよと聞いたことがあるが、野生の動物は、視線はそらした瞬間を大事にしていることが、こんなところでも証明された感がする。

一般に、狸のことを狢と言う地方もあるようだが、狸と狢、ハクビシンは、身体の大きさと顔つきに多少の違いがあるもののよく似た格好をしており、人を化かすことにおいては、むかしから狸、狢、狐は三大化け物である。

また、狐に比べて狸は人里の周りで生活しているため、むかしから人に見られることが多く、”かちかちやま”をはじめ、昔話などによく取り上げられたり、皮と肉をとるため捕まえやすい野生動物の一つでもあり、”獲らぬ狸の皮算用”と言うことわざまである。

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最近宝くじの売れ行きが悪くなってきているそうだ。これだけ景気が悪くなればほとんど当たらない宝くじには魅力がなくなってきているためでろう。

いくら「夢を買う」とか「買わなければ当たらない」と宣伝しても博打にお金をつぎ込む余裕は無い。

これは、宝くじばかりでなく、競輪、競馬をはじめ、不況知らずといわれたパチンコさえも売り上げは減ってきていることからも分かる。

そこで、宝くじの関係者は、売り上げ増を図るため3億円だった金額を引き上げたり、いままで、払い戻し額を75%としていたものを70%に引き下げて、いわゆる寺銭を増やそうとしていると報道していた。

いまでも、三億円の確率は256万分の1と言われ、その他の公営ギャンブルの中では一番確率が悪くて、当たらないものの代表みたいに言われていたが、さらに当たらないようにしたのでは、それこそ、”獲らぬ狸の皮算用 になる。

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2012年1月22日 (日)

雉つがう

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いまどきにしては長雨も午前中におさまって、ウスッラボンヤリながらお日さまも確認できるほどになった。

014男子の県対抗駅伝も一時は6位と健闘していたが終わって見れば大体予想していた定位置。

やはり、成年男子層に人材がいいないのが大きいようだ。

それを見終わってからの散歩に出かけた。道端の草も少し湿り気を帯びているし、こんな日だから近回りで、と、麻機の田んぼ周りを一周すれば、茶色く枯れた草むらに何かうごめいていた。

距離にして、100m近く離れてはいるが形から雉らしいとわかってカメラを向けてみる。

写して確認すると、傍に雌の雉がいたことが分かった。

雄に比べると一回り小さく、枯れ草に似た色合いが保護色になっているため、写しておきながら気が付かなかった。

あわてて、その辺りを狙ってみたが、雉たちのほうも気が付いているようで、餌をついばみながら次第に遠ざかっていった。

この時期からペアを組むなんて、、、、、よほど手の早い(手は無いが、、、)

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2012年1月21日 (土)

フキノトウ花咲く

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今日は大寒。小寒から立春の間を”寒”というが、その真ん中に辺り寒さ最も厳しいころと言う。

それに合わせたように関東方面は雪が舞ったりしているようだが、こちら静岡では氷雨と言うほど冷たくはないが雨が降り続いている。

006そして、大寒の初侯として、日本ではフキノトウが顔を出す時期になっているので、家の裏に行ってみると小さいながら七つのフキノトウが折からの雨に打たれているのを見ることが出来た。

もうかなり前になるのだが、現場のすぐ傍から蕗をとってきたとき、根が付いている部分を土に挿してみたのだがそれが気に入ったのか少しづつ勢力を広げている。

場所としては、家の北側で日当たりも無く、環境としてはよくないところなのだが、ほったらかしているのが気に入ってくれたのか、そして、雪国ではありえないことだが、葉っぱが完全に枯れてしまわないので、フキノトウはほかの花同様、茎の中心から出ている。

そして、この写真を撮った後、小さな花芽を摘んで味噌和えにして食べたが、寒の極まりなのに、おもわず「もうすぐは~るですね」、、、と。

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2012年1月19日 (木)

芳しい匂いだった

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高曇りの灰色の空の下富士山がその空の色に染み込むかのようにぼんやりと見える。

ただ、目を凝らしてみれば、八~九合目から上は、綿菓子のようにふんわりとした雲をまきつけている。

笠雲というより綿帽子と言ったところか、、、、、しかし、いずれにしろこういう雲は低気圧が近寄っている前兆であり、早晩雨が降ってくると思っていたら、夕方過ぎて小雨がしとしとと降ってきた。

これでは、明日の甘夏採りは望めそうも無いのだろうか、、、、。

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いまでは、環境汚染の元凶のように言われている自動車の排気ガスも我々が子供だったころは、文明の匂いと言う風に感じていた。

あらゆるものが戦場に送られ、物資と言われるものが底を付き、石炭や石油の代わり木炭でバスを走らせていた時代。 

ときどき通る占領軍(日本では進駐軍と言ったが)のジープの排気ガスは香しいもので、通り去ったあと後ろを付いて走ったものだった。

そのころ日本の自動車は性能が悪かったためばかりでなく、県道といっても舗装されておらず、トラックはゆっくり走ったため、子供でも走れば追いつくことが出きた。

(ちなみに、昭和30年代になっても、自転車に乗りながらトラックの荷台に手を掛けて引っ張られて走るものがいたくらい)

そのころ、石油と言えば一般には灯油のことをいい、一升瓶で買っていたのではないかと思う。そして、灯油の使い道は主にランプであり、山の上の小さな集落にあった伯父の家では、戦後しばらくは遊びに行くと小さな手が重宝がられてランプの火屋(ホヤ)磨きをさせられた記憶がある。

それから六十数年。世の中はずいぶんと変わり、こんな話は、むかしむかしあるところに、、、という昔話のなかにうずもれる話になりそうだ。

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2012年1月18日 (水)

ナンキンハゼの白い実が

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011静岡市を囲むように連なる山を薄く染めた昨日の雪も根性が無かったようで、その午後には解けはじめて、今日は朝から黒々とした山に戻っている。

かわって麻機沼では、外来植物として昨年来切り倒されてきた、ナンキンハゼの生き残りが、枝先に付けた種に皮を弾かせ、真っ白な種を花のように輝かせて、生命力の強さを誇示している。

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東京電力は、近いうちに企業向け電力料金の値上げを行おうとしていると、今朝の新聞は報じ、テレビのキャスターは早速、その影響を物価の値上げや企業の海外移転で雇用の喪失など一般家庭に影響が出ると声高に話していた。

これを見ていて感じたのは、マスコミを使った”やらせ”なのではないかと思ってしまった。

燃料が値上がりしたからと言うが、円高と燃料の値上がりの推移などを懇切丁寧に説明するのではなく、大口工業用電力料金は電力会社が勝手に決められることを盾に、17%と言う数字を出した、、、。

その結果、当然大企業が反発する姿勢を見せてる。これは、経団連の大企業同士の打ち合わせで決め手いたとしても不思議ではない。

その結果、原子力発電所の再開させるように国民を洗脳するのではないだろうか。

福島の原発事故で、会社がつぶれるかどうかの瀬戸際まで来ていると言うのに、充分な事故検証や対策も無い中で、再び原発を稼動させようと言うことは、金儲けのことしか考えていないといっても仕様が無い。

原子炉の稼動年数を、はっきりとした根拠も無く四十年と決めたその後すぐにもう二十年を追加しようとしたり、核物質の拡散を国民に隠し続けた政府や電力会社を初めとする、この国のトップやマスコミの言うことには”信”が置けないと言う事態になっていると言うことに対して、もっと謙虚な姿勢が臨まれるのだが、、、

由らしむべし 知らしむべからず   と論語の中にあるが、意図をはっきりした説明が付けば、国民はそんな馬鹿ばかりではない。

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2012年1月17日 (火)

春の一陣

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昨夜寝付くころに雨もよいの気配を感じていたが、今朝起きてみると山の頂が白くなっている。

静岡では、標高1,062mの竜爪山に三回雪が降ると春になると言われているそうだから、その一陣である。

002八時ころまで霙交じりの雨ながら平地まで雪が届くことも無く終わったが、舞い上がる薄い霧とその間から見える山々は、さながら墨絵の山水画を思わせる雰囲気をかもし出していた。

そして、冷蔵庫に野菜がなくなったと言うので、野菜の買い入れをかねて安倍川沿いに有東木まで、農家直売の野菜が無いかと出かけてみた。

安倍川の両岸の山々は白く雪をかぶっているが、路上に見かけたのは有東木の集落近くになってから、よく積もったところで5㎝もあったろうか、何人かの人が出て雪かきを行っていた。

坂道と言うこともあるが、この辺では雪装備の車も少ないのでこのくらいでも除雪しなければスリップする車があるのだろうか、、それとも、除雪対策費でも出ているのだろうか。

とにかく、水分の多い雪なので、枯れ木に花が咲いたように丸く丸く枝の各所に団子状態を作っていた。

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目的の、”うつろぎ”という地元婦人会で経営している食堂兼物産店は本日休業、やむなくあちことと回ってみたが、雪帽子をかぶった仏と、赤い葉をした南天に真っ白な雪が今日の花。

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2012年1月16日 (月)

早咲きの桜も咲いたが

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藪北茶を見つけ育てた杉山翁の胸像を横にして咲き出した


013中央公民館へ「駿河七観音」について公開講座を聞きに行ったついでに、駿府公園内にある早咲きの桜を見に行って。

朝からの厚い雲は太陽をさえぎり、薄暗いような雲行きは体感温度を気温以上に低く感じさせている。

駿府城跡の公園の一角では、毎年この時期には桜の花が咲いているはず、、と、行ってみれば咲いてはいたが、昨年に比べるとかなりわびしい咲き方になっている。

これも、曇り空の影響かも知れないけれど、樹勢もかなり弱っているのがわかる。

植えられてみたものの、根元付近はかなり踏みつけられているし、肥料などの手入れもされていないようだから仕方の無いことかもしれない。

種類としては、寒桜の仲間のようで、淡いピンクがなんだか痛々しく感じられるのは、そんな気持ちで見ているからだろうか。

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新聞によると厚生労働省は、美容整形や脱毛、脂肪吸引などを行う医療機関に、宣伝を規制する方針を決めたそうだ。

ホームページなどで、体験談に美辞麗句が書き連ね、使用前と使用後の比較写真などを載せて勧誘しているが、トラブルもかなりあったのが規制の原因であるとのこと、、、、、、

お客より法人を大事にし、普段は腰の重いお役所が乗り出したと言うことは、かなり影響が出ているのだろうと推察する。

しかし、これ以外にも、髪の毛が生えます。足腰の痛みが取れます。などといった広告はいくつあるのだろうか、、、、そんなに効果があるものなら世の中もっと明るくなるはずだが、どこの病院も待合室はいっぱいである。

肺がんを患っている知り合いの人が言っていたのだが、病院で医者に「先生、市販のこの薬を飲んでみたいのですが、どうでしょう?」と言ったら「どうぞいいですよ」と言う返事を得たが、帰り際に「私は母親になら薦めませんよ」って言われたと言っていた。

テレビの画面の片隅に、ごく小さい字でこれは個人の感想です。と書いてあるが、有名な俳優などを使ってのコマーシャルは如何にもすぐに聞きそうなことを声高に言っている。

ついでにこっちのほうも規制してもらいたいものだが、広告を打(売)っている、テレビ会社や芸無しのタレントはそうさせないようあの手この手で抵抗するだろうな。

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2012年1月15日 (日)

柴上げ漁

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麻機遊水地での”柴上げ漁”が70人近くの見物客を集めて今年も行われた。

なんでも、柴上げ漁と言うのは、秋口に水の中に葉っぱの付いた木の枝などを沈めておき、寒さが厳しくなったころこの木の間に入り込んだ、鮒や鯉などを囲い込んで、中の柴を引き上げタモ網で掬い上げる漁のことで、古くはあちこちで農閑期の楽しみとして行われていたそうだ。

この風習も一時途絶えていたが、34年前に復活させ今年も行われたのだが、自分としてはこれで四回目の見物である。

毎回同じようなパターンで行われるため、会場で「おでん引換券」と「鮒汁」の券をもらったが、使うことなく遊水地をぐるっと回って帰ってきた。

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本来なら今日が成人式で、街中を派手な衣装を着た新成人が闊歩する日である。

自分が成人式と言うことで祝ってもらったのは、1960年だった。

記念写真は集合で写した白黒のキャビネ版が一枚あるだけ、、、、いまその写真を見るに、男女ともこざっぱりとしたスーツ姿ではあるが、着物姿の女性は一人も居ない。

大学生が混じっていない成人式なので、親の援助を受けているものは無く、みんな自前で揃えた服装だったのだろう。

みんなが貧しい時代だった、、、、、、

おりから、世相は60年安保に向かって、若者は左派的発想と行動をするのが当然と言われた時代であった。

憲法や日米安全保障条約について、何か意見を持っていなくては知識を集めた。

そんな時代ながら、酒タバコに関しては鷹揚というか、二十歳の男性はほとんどたしなんでいたし、職場の新年会、山行き、忘年会などで酒を勧められ、芸者から地元の民謡に沿った太鼓のたたき方を学んでいたので、二十歳の飲酒喫煙は慣れた手つきで杯を重ねており、成人式だからと言って大騒ぎをしでかすやからは一人もおらず、、、、、。

いまから思うと、すでに成人していたような気がする。

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