2025年1月14日 (火)

いつ破裂するか

今日は県立総合病院で脳に出来ている動脈瘤をMRIで撮影する日であった。

朝一番の撮影と言うこともあって朝六時半過ぎに家を出て診療予約を取り八時少し前に再びでかけて診察券を受け取り八時半から画像撮影、九時半過ぎに診察を受けてきたが普段と違ってマスクをかけあちこちの待合室で大勢の患者に交じって座っているのはかなり疲れる作業で、帰ってきたらぐったりとしてしまった。

検査結果は、半年前とほとんど変わっていないそうだが、前回も言われた歳を考えるとこのまま様子見と言うことになった。

動脈瘤は2~3mmと小さいものが脳のほぼ中心部にあるそうだが、かなりむつかしい場所なのか無理に手術をして「やらなければよかった」という事例もあることからあまり進めません。とのことでまた半年後に様子を見ましょうということで帰ってきた。

結局、破裂してクモ膜下出血で死ぬか、老衰もしくは事故で死ぬか  あまり遠い将来のことではないということ、、、

 

昨夜、またしても大分県沖の海中で地震が起きた、昨年起きた時には南海地震の前触れではないかと大騒ぎになり米不足と値段の急騰があった。

こんかいはそれに懲りたのか地震予知の会合ではひていしたが、震源地が30kmという位置に気がかりが残る。

いままでの地震周期ではいつ起きてもおかしくない巨大地震、東海地震東南海地震が引きずられるようにして起きた場合その被害は甚大なものになる事が予想される。

地球にもMRIで診断できれば良いのだが、そこまでの技術はまだ先のこと、、、、

 

    いつ破裂するか神のみぞ知る

 

 

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2025年1月13日 (月)

成人の集い考

今日は成人の日、以前は成人式という名で着飾った若者を集めその地域のお偉いさんが長々と決まり文句を並べたが、最近になって”成人の集い”と名を変えて執り行うそうだ。

そして成人になったばかりの人にインタビューをしているが、なんとも子供っぽい、舌足らずの話し方をしているのを見ると、思わず隔世の感を強くする。

自分たちも当時こんなだったかな、、、、当時の大人から見れば頼りない若者だったのかな?と

自分の成人式は昭和三十四年、当時はまだ戦争が終わって十四年、鉱山には公職追放者、レッド・パージで流れ込んだ人、満州からの引揚者など戦争の重荷を背負い精神的に問題のある人もいたなか、覚悟の出来ていない自分たちは、、、、

しかし、大半は就職し大学生はいなかったし中には結婚していた人もいたので、少なくともいまテレビで見るような甘ったれはいなかったような気がする。

 

話しは変わる、今日東京女子医大の理事長が逮捕された。

容疑は大学に対する背任行為だそうだ。なんでも大学の校舎のことで建築会社に多額の金を渡し還流させていたとのことだが、放送の中では大学の権力を握り、周りをイエスンマンで固めて人事を好き勝手にしていたとか、、、、

これまでに何度も聞いた独裁者の行為である、、、、

ロシア 中国 北朝鮮 シリアをはじめアメリカもそうなると予測される中、安倍政権でも同様な事態を醸し出していたし、大学では日大などが耳新しい構図である。

権力とよどんだ水のように腐る。

お金はどんなにあっても欲しいものらしい。

人間の欲望は、、、、、、言い出したらキリがない。

 

 

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2025年1月11日 (土)

雲をつかむ

どの宗派かもと言われると浅学の身知らないのだが、人が臨終を迎えるとき阿弥陀様が二十五人の菩薩様を連れて迎えに来てくれるそうだ。

静岡でも年末年始にかけて沢山の人が亡くなり、火葬場が追いついていないようで何日も順番を血をされているそうだが、阿弥陀様も忙しかったに違いない。

 

ふるさとに二十五山というのがあり、その山体に膨大な鉛亜鉛をはじめとしていろんな金属を埋蔵し、1300

年ほどの間鉱石が掘り出されてきた。

二十五山のいわれは、山の上に怪しい雲がかかり麓の田や畑に害をなしていたため、円空さんが二十五菩薩を刻んで奉納したことから名付けられたが、山体の中の鉱石がその元だったのかもしれない。

その鉱山も鉱石を殆ど掘りつくし、その空洞に山頂からの土砂を埋め込んだ結果、標高1,219mあった山頂も1153mと低くなり自分たちが開校記念として山頂に五寸角の柱を立ててきたが、山頂のお堂と共にきえさったようだ。

そして、近年抜き取った鉱石の代わりにハイパーカミオカンデを建設しようと掘削が始まっているそうだが二十五山の神様も戸惑ってござるのではないだろうか。

ノーベル賞受賞のきっかけとなったカミオカンデとスーパーカミオカンデは隣の山池の山の地下に建設されたがさらに規模の大きいハイパーカミオカンデはより強固な飛騨片麻岩の中に建設されるそうで、その成果はどのようなものになるのだろうか、そしてさらに規模の大きなものを作ろうとするかもしれないが、それが人類にとってどうなのかというとまだ分からないそうで、雲をつかむような、、、、、、

 

 

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2025年1月 9日 (木)

豪雪経験

記録的な寒波とかで主に日本海側のあちこちで被害が出ているというニュースがテレビで流れている。

画面を見ると家がつぶれたり、雪下ろし中に屋根から落ちたり、落雪事故で怪我や亡くなった人がいたりしている。

こんな画像を見ていて不思議だなと感じるのは、最大積雪七メートルを経験している鉱山にいたためなのだろうか。

当時、バラックに毛の生えた程度の隙間だらけの六軒長屋の社宅でも雪でつぶれたなど一回も見ていないし、斜面に立つ二階建ての校舎の雪下ろしに中学生がスコップを持って上がっていたがヘルメットや腰綱なんて考えもしなかった。

そもそも雪国の家の屋根には落屑防止の二インチアングルか細丸太の雪止めが固定されており、テレビのように一斉に滑り落ちることなどなかった。

ただ、卒業して15年ほど後体育館がコンクリート造りに改築されたが、この体育館がその後積もった雪でつぶれてしまったのは木造の方が柔軟性があったのか、屋根雪下ろしが疎かだったのか検証は聞いていないが丈夫なはずの建物にとって皮肉なものであった。

 

そんな雪国を離れて四十数年かって豪雪地帯だった鉱山は採掘部門が閉山となり社宅群は消え去り、ライブカメラを見ても道路が真っ白になる事もなくなって人々は雪の経験をなくしてしまった結果の被害だとしたら人間進歩はしないもんだ。

 

 

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2025年1月 7日 (火)

久しぶりの雨音

昨夜は久しぶりに雨の音を聞いた。四十数日ぶりというから十二月は降雨量ゼロだったということになり畑の土もカランカランに渇いて土埃さえ立つような雰囲気だった。

畠の作物にはある程度の水が必要なのだがこれほど乾くと成長が遅れ気味になる。ただ日本なので砂漠化するというところまではいかないが将来はどうなるのだろうか。

酷暑に続く雨降らず、、、、これまでの会見は役立たずになりかねない。

一月二十日からはアメリカ大統領が変わり自己中心主義のトランプ大統領と政治経験のない閣僚はアメリカをどう導いていくのだろうか。

アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひくといった構造はいまだに改善されないだけでなく更の重くなって肺炎になるのではないかとやきもきしている。

いままでは他国の政治という感覚で見ていたが、何時庶民の自分たちにも影響しかねないとすると、、、、

 

 

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2025年1月 6日 (月)

浮かれている場合か

テレビを見ていて驚いたマグロの初値に二億円以上の値が付いたそうだ。

この価格史上二番目だそうで、そうなると一番高ったのは多分バブルの時期ではなかっただろうか、そして、北海道産のウニにひと箱七百万円、サクランボ一つに二万円などいくら良い品物、ご祝儀とはいえバカげているのではなかろうか。

それとも世間はそんなに景気が良いのだろうか、、、、、

 

一方で、一人当たりのGDP (稼ぐ力)が韓国に抜かれ、近いうちに台湾にも抜かれるそうだ。

その原因は働かない人つまり老人が増えたからというそうだが、稼ぐ力はドル換算でしている中で円の下落が韓国台湾に比べて下落していることにもあるようだ。

ユーチューブなどで見ると日本はすごいという書き込みが多く、実情を書くと自虐というが実際にそうなのか。

AIや電気自動車などの各分野で日本の没落が始まっているようで、外国からの働き手なども他国に行った方が収入が良いということで減っていて、日の昇る国は日の沈む国へと傾き始めている。

この原因となったのは内部留保に励み新しい分野に飛び出そうとしなかったことにあり、円安で自動車をはじめとした輸出大企業の楽して儲かるを助長した政策にあるのではないだろうか。

結局円安に誘導した政策により、日本の没落はアベノミクスから始まったと言って過言ではない。

 

マグロやウニに浮かれている場合ではないのだが、、。、、、、、、

 

 

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2025年1月 4日 (土)

欲張った願いを

暮れ以来自動車を動かしていなかったので少し遠出をしてみようかと袋井市へ行ってきた。

初日の出以来どこの神社仏閣へも行っていない。

日本人としてあるまじき行為なのかもしれないが一番近い大きな神社は浅間大社、そして臨在寺、曹洞宗の天徳院などがあり、徳川以来の有名な神社仏閣に事欠かない静岡市内のどこにも行っていない。

それなのに50kmほど離れた袋井迄わざわざ行くかというと信心する心がないということに尽きる。

今日出かけた寺は、油山寺と秋葉山をもつ可睡斎であるが、いずれも信心というより退屈しのぎの観光気分といった趣がつよく本堂前ではそれぞれにわずかな賽銭を上げ手を合わせ油山寺では目と足腰に、、、秋葉山には火事にならないようにと欲張った願いを念じてきた。

帰りはどの食堂も満員だったのでコンビニでおにぎり二つを持参していた水筒に入ったお茶で、、、、

まことに安上がりの遠出であったが、今年はこの線で行くことにしよう。

 

 

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2025年1月 3日 (金)

皮膚感覚

鉱山会社に就職し独身寮の風呂に入ったとき、定年まじかの年寄りが二~三人浴槽の中に鼻から上を出してドサイのように「ムフ ムフッ」ってうなりながら我ら若造を眺めていた。

そのころ、鉱山の定年は五十五歳だったが定年前に富山県などに家を建てた人や独身の人も寮に入っていたのだがいま思うと当時の五十五歳は老けていた。

そして、ドサイというのはガマガエルの方言で大きくなると15センチは優に越したものがおってまさに水辺の主みたいな存在であった。

鉱山の勤務は朝七時から午後三時まででこの勤務体系は自分が退職してもなお続いていたから、多分閉山まで続いたのではなかっただろうか。

この勤務体系を遅くしたいという若いものもいたが、、、、どこの鉱山も一緒だったのか#朝も早よからカンテラ下げて 坑内通いはぬしのため、、、   と歌の文句にある。

さて、独身寮の風呂に真っ先に飛び込むのはこの先輩というか老鉱夫であるがこの人たちは熱いのを好む、よって自分らは時間を遅くして入るのだが、暑すぎる風呂を前にして躊躇している姿を見て喜んでいる。

「我慢大会ではないよ!」と抗議すると「こんな風呂にも入れないのか」と水の蛇口を開けるのを妨害していた。

 

そんなことを思いながら家の風呂に入っているのだが、最近風呂で汗をかかなくなった。

かなり長風呂してもだ、、、、、以前は、しばらく入っていると額から汗が出てのぼせたものだが。

先日のテレビでは皮膚感覚が歳をとると鈍くなると言っていたがその伝になってきたのだろう、今自分が共同浴場に入るとむかし笑った人たちとおんなじに何だろうな。

一方で、ヒートショックで亡くなる人がいるから脱衣場を暖房してと言われているが娘に強く言われて携帯用の電熱器で暖めるようにしたが、これがあまり効果がないような気がするのは、これも皮膚感覚のせいだろうか。

暑さ寒さも彼岸までというが早くヒートショックと言われない季節が来るのを待っている。 

 

 

 

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2025年1月 1日 (水)

初日の出

朝七時少し前になって家を出た。

昨年まで山の畑まであがって拝んだ新年のご来光もここしばらく一人になってしまっていたため、今年は近所の麻機遊水地の土手からにしようと決めたため物の3分もあれば、、、、。

遊水地周りの道路にはすでに三々五々歩く人、立ち止まって東の空を見ている。

やがて千両役者のように地平の日本平に低くたなびく雲を黄金色に染めたあと太陽が顔を出す。

まぶしい太陽は例年、前日と同じようにして昇ってくるのであるがこの神々しさはどうしてなんだろう。

今日が歳のはじめとしたのは人間の勝手であり、太陽復活の日だとしたら冬至が新年の始まりであっても良かったのではなかっただろうか。

欧米では、クリスマスに比べて新年は日本ほど騒がないとも聞いた。なぜ??

そんなことを思いながらもまた母親の享年を一歳超えたことにおどろいている。

 

 

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2024年12月31日 (火)

どんな年になるのやら

うららかに晴れわたった一日だったが午後になって強い風が吹き渡った。

木の枝を大きく揺らすほどの風は今年のすべてを吹き飛ばすかのように吹き荒れるさまは、庭先に固めておいた落ち葉も吹き飛ばし、これぞ忘年会と言わんばっかりだった。

正月飾りやおせち料理など例年に比べて少なく簡素化したのは物価高もあるが二人所帯でお客もほとんど来ない予定なので面倒くさいというのが本音である。

それでも普段はほとんど飲まないビールを飲みブリを食べて歳をとり、連れが好きで見たいる紅白歌合戦を我慢して一時間付き合ったが、辛抱できず居間を離れた。

何しろ若い人の歌は歌詞も分からないので楽器の一部と化しており、歌というより騒音としか聞こえない老人になってしまったのである。

これは、近年というより平成にはいてから顕著なことで、ずっ~とこの番組は見たことがなかったので余計にうるさかったのだろうと思う。

とか何とか言いながら今年も終わりを迎え、あしたっからは昔流にいう数え年八十七歳という未知の世界で過ごすことになる。

 

     どんな年になるのやら、、、、、

 

 

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