2025年3月15日 (土)

あなただけはと

「瓜田に履を入れず 李下に冠を正さず」子供ときに習った論語の一部である。

要は疑われるようなことをするなと言うことであるが、今回発覚した石破総理の初当選した議員に十万円の商品券を贈ったという行為である。

本人は記者会見で逆切れでもしたかのように記者に逆質問をしていたが、おたおたとしていた記者の方もだらしなかった。

ただ、旧安倍派を中心としたキックバック問題のほとぼりが冷めていないさなかに、十万円の手土産商品券がどんなものかぐらい判断がつかなかったのだろうか、、、あまりにも長期の議員生活で感覚が庶民離れしてしまっていた。

ひごろ、自民党多数派に批判的な発言をしていただけに”あなただけはと信じてた”とが崩れた衝撃は大きい。

そして、石破おろしが加速して失脚した後に、右翼と言われる政治家が首相になったらと考えると自民党が政権から離れることを期待するしかないと思うのだが、、、、、、さてその先はまた真っ暗闇である。

 

 

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2025年3月14日 (金)

五公五民というが

今年の大企業の春闘は昨年を上回る満額回答が続出しめでたしめでたしで決まったようだ。

近年内部留保の多さが指摘されていたが、下請け企業をいじめてつくった金を一部吐き出したという格好だが、四苦八苦している中小企業ではこれでまた格差が開くことになりこちらはめでたしめでたしとはなりにくい状況になっているのかもしれない。

近年諸物価の値上がりが激しく、貧乏人はますます生活が苦しくなってきている中で、国民所得は物価に追いつけず毎年のように賃金の目減りがしている中、諸物価に加え税金や社会保険の聴衆が増え江戸時代のように”五公五民”と言われるほど負担が大きいとなれば、年金生活者たる自分は何となく肩身が狭い思いをしている。

 

 

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2025年1月21日 (火)

我も我もと

今日からトランプ氏が大統領としてアメリカをリードしていくことになり、その影響力は全世界におよぼすと予測されている。

しかし、我が家のテレビはそれよりも多くの時間を割いて中居正広の話題でにぎわかしている。

初めはたかがタレントのこと彼さえいなくなればおさまると思っていたが、フジテレビの社長の会見がおれに輪をかけて炎上し、さらにCMなどをはじめスポンサー離れ迄引き起こし会社存続の危機にまで至っているそうだ。

この構図は、昨年の松本人志と同じような経過をたどっているが、その時の経験を他人事と見てのだは無かろうか。

これのことから大物タレントと呼ばれるものに周りがそんなに気を使い意向に沿って無茶をする構造はほかにもあるのではなかろうかと想像してしまうが、、、、次の文春砲の筒先はどこに向くのか芸能界は戦々恐々としているのだろう。

これに懲りて、いままでの慣行や常識というものを変えるべきなのだがそんな機運は垣間見られない。

それにしてもなぜ文春だけがこんなにネタを拾ってくるのか、、、ほかの報道各社や週刊誌は大物と言われる連中におもんばかって法被りしているのか。

いずれにしても騒ぎが大きくなってから我も我もというのは止してもらいたいものである。

 

 

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2025年1月20日 (月)

ぬくといね

「今日はぬくといね」って玄関先で訪ねてきた知人が言った。

その声につられて外の寒暖計を見たら気温は十五度越え、、、、そりゃぬくといはおまけに風もないとくりゃ三月四月並みの気温、、、。

今日は”大寒”一年で一番寒い季節のはずだがここしばらくこのような気温が続くと天気予報のお兄さんは言う

まさかこのまま春になるということはないだろうが、これも異常気象というのだろうか、明日あたりjyがイモの種を植えてみようかと、昨年のジャガイモを納屋から取り出してみた。

 

 

 

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2025年1月19日 (日)

ぶあか

都議会自民党は裏金事件をめぐって会計責任者が逮捕きそされ、有罪になったこと受けて会派を解散すると発表した。

今年行われる選挙を意識してのことなのはみえみえであり、選挙で当選したなら禊は済んだとまた元の木阿弥知らぬ顔半兵衛を決め込むつもりである。

なぜなら、どの議員が裏金を作ってポッポに入れたか分からぬようにし自分は潔白で通す作戦と見た。

SNSでフェィク情報を流し、選挙民を惑わすのだが、、、それに惑わされる選挙民も選挙民である。

 

裏金事件は、何も国会議員と都議会に限ったことでなく日本中いたるところであるとみられ、利益誘導のうちの先生は大丈夫という盲目の選挙民、、、、、あなた方は先生から「ぶあか」と見られていること気づくべきである。

 

 

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2025年1月17日 (金)

阪神大震災

三十年前の今日、午前十時ころだったと思うが現場に元請けの社員が来て「神戸の辺ででっかい地震があり大騒ぎになっている」と言ってきたようやく震源が関西だということを知った。

朝起きてすぐに地震が起きたのは知っていたが今ほど速報体制が取れていなかったことと、自分の所ではほとんど感知されず、わずかな揺れだけで済んだので牧之原の現場に出かけていた。

帰ってテレビを見てその規模に驚いた。神戸の市内が滅茶苦茶と言った状態に壊れ至るところで火の手が上がっていた。

垂水区に同級生がいるので気になり電話をしてみたがつながらない、あとで聞くと政府の対応が後手後手に回り災害をより大きくしたとのことであった。

その同級生から「ほとんど被害がなかったから安心してくれ」と連絡が来たのは一週間たってからだった。

 

明日にでも地震が来ると言われた静岡に来て四十六年、その間一回震度五弱の地震にあったものの予想された東海地震はまだ来ていない。

当時は事前に予測できるとしていたが、最近では予測できないに変わっている。

原因は、自然現象の複雑さからだというが、もし来れば防振対策の出来ていない我が家は多分つぶれること間違いない。

一度、市の鑑定に来てもらったが、一部鉄骨部分があるので補助対象から除外されているためである。

 

三十年前、「被害がないので、、、」と言ってきた同級生、、、、、

今年が七回忌、その二年前に飼った犬はいまどうしているやら。

 

 

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2025年1月14日 (火)

いつ破裂するか

今日は県立総合病院で脳に出来ている動脈瘤をMRIで撮影する日であった。

朝一番の撮影と言うこともあって朝六時半過ぎに家を出て診療予約を取り八時少し前に再びでかけて診察券を受け取り八時半から画像撮影、九時半過ぎに診察を受けてきたが普段と違ってマスクをかけあちこちの待合室で大勢の患者に交じって座っているのはかなり疲れる作業で、帰ってきたらぐったりとしてしまった。

検査結果は、半年前とほとんど変わっていないそうだが、前回も言われた歳を考えるとこのまま様子見と言うことになった。

動脈瘤は2~3mmと小さいものが脳のほぼ中心部にあるそうだが、かなりむつかしい場所なのか無理に手術をして「やらなければよかった」という事例もあることからあまり進めません。とのことでまた半年後に様子を見ましょうということで帰ってきた。

結局、破裂してクモ膜下出血で死ぬか、老衰もしくは事故で死ぬか  あまり遠い将来のことではないということ、、、

 

昨夜、またしても大分県沖の海中で地震が起きた、昨年起きた時には南海地震の前触れではないかと大騒ぎになり米不足と値段の急騰があった。

こんかいはそれに懲りたのか地震予知の会合ではひていしたが、震源地が30kmという位置に気がかりが残る。

いままでの地震周期ではいつ起きてもおかしくない巨大地震、東海地震東南海地震が引きずられるようにして起きた場合その被害は甚大なものになる事が予想される。

地球にもMRIで診断できれば良いのだが、そこまでの技術はまだ先のこと、、、、

 

    いつ破裂するか神のみぞ知る

 

 

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2025年1月13日 (月)

成人の集い考

今日は成人の日、以前は成人式という名で着飾った若者を集めその地域のお偉いさんが長々と決まり文句を並べたが、最近になって”成人の集い”と名を変えて執り行うそうだ。

そして成人になったばかりの人にインタビューをしているが、なんとも子供っぽい、舌足らずの話し方をしているのを見ると、思わず隔世の感を強くする。

自分たちも当時こんなだったかな、、、、当時の大人から見れば頼りない若者だったのかな?と

自分の成人式は昭和三十四年、当時はまだ戦争が終わって十四年、鉱山には公職追放者、レッド・パージで流れ込んだ人、満州からの引揚者など戦争の重荷を背負い精神的に問題のある人もいたなか、覚悟の出来ていない自分たちは、、、、

しかし、大半は就職し大学生はいなかったし中には結婚していた人もいたので、少なくともいまテレビで見るような甘ったれはいなかったような気がする。

 

話しは変わる、今日東京女子医大の理事長が逮捕された。

容疑は大学に対する背任行為だそうだ。なんでも大学の校舎のことで建築会社に多額の金を渡し還流させていたとのことだが、放送の中では大学の権力を握り、周りをイエスンマンで固めて人事を好き勝手にしていたとか、、、、

これまでに何度も聞いた独裁者の行為である、、、、

ロシア 中国 北朝鮮 シリアをはじめアメリカもそうなると予測される中、安倍政権でも同様な事態を醸し出していたし、大学では日大などが耳新しい構図である。

権力とよどんだ水のように腐る。

お金はどんなにあっても欲しいものらしい。

人間の欲望は、、、、、、言い出したらキリがない。

 

 

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2025年1月11日 (土)

雲をつかむ

どの宗派かもと言われると浅学の身知らないのだが、人が臨終を迎えるとき阿弥陀様が二十五人の菩薩様を連れて迎えに来てくれるそうだ。

静岡でも年末年始にかけて沢山の人が亡くなり、火葬場が追いついていないようで何日も順番を血をされているそうだが、阿弥陀様も忙しかったに違いない。

 

ふるさとに二十五山というのがあり、その山体に膨大な鉛亜鉛をはじめとしていろんな金属を埋蔵し、1300

年ほどの間鉱石が掘り出されてきた。

二十五山のいわれは、山の上に怪しい雲がかかり麓の田や畑に害をなしていたため、円空さんが二十五菩薩を刻んで奉納したことから名付けられたが、山体の中の鉱石がその元だったのかもしれない。

その鉱山も鉱石を殆ど掘りつくし、その空洞に山頂からの土砂を埋め込んだ結果、標高1,219mあった山頂も1153mと低くなり自分たちが開校記念として山頂に五寸角の柱を立ててきたが、山頂のお堂と共にきえさったようだ。

そして、近年抜き取った鉱石の代わりにハイパーカミオカンデを建設しようと掘削が始まっているそうだが二十五山の神様も戸惑ってござるのではないだろうか。

ノーベル賞受賞のきっかけとなったカミオカンデとスーパーカミオカンデは隣の山池の山の地下に建設されたがさらに規模の大きいハイパーカミオカンデはより強固な飛騨片麻岩の中に建設されるそうで、その成果はどのようなものになるのだろうか、そしてさらに規模の大きなものを作ろうとするかもしれないが、それが人類にとってどうなのかというとまだ分からないそうで、雲をつかむような、、、、、、

 

 

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2025年1月 9日 (木)

豪雪経験

記録的な寒波とかで主に日本海側のあちこちで被害が出ているというニュースがテレビで流れている。

画面を見ると家がつぶれたり、雪下ろし中に屋根から落ちたり、落雪事故で怪我や亡くなった人がいたりしている。

こんな画像を見ていて不思議だなと感じるのは、最大積雪七メートルを経験している鉱山にいたためなのだろうか。

当時、バラックに毛の生えた程度の隙間だらけの六軒長屋の社宅でも雪でつぶれたなど一回も見ていないし、斜面に立つ二階建ての校舎の雪下ろしに中学生がスコップを持って上がっていたがヘルメットや腰綱なんて考えもしなかった。

そもそも雪国の家の屋根には落屑防止の二インチアングルか細丸太の雪止めが固定されており、テレビのように一斉に滑り落ちることなどなかった。

ただ、卒業して15年ほど後体育館がコンクリート造りに改築されたが、この体育館がその後積もった雪でつぶれてしまったのは木造の方が柔軟性があったのか、屋根雪下ろしが疎かだったのか検証は聞いていないが丈夫なはずの建物にとって皮肉なものであった。

 

そんな雪国を離れて四十数年かって豪雪地帯だった鉱山は採掘部門が閉山となり社宅群は消え去り、ライブカメラを見ても道路が真っ白になる事もなくなって人々は雪の経験をなくしてしまった結果の被害だとしたら人間進歩はしないもんだ。

 

 

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