2024年12月 8日 (日)

12月9日

今日12月8日はハワイのアメリカ軍基地を攻撃し太平洋戦争が始まった日である。

日本はそれ以前にも中国で日中戦争を始めており東北部に満州国という傀儡政権を打ち立てていたがそれをとがめられて窮した結果さらに戦争を拡大させなければならなかった。

結果的にその後4年半ほどアメリカを中心とした連合軍に大きな犠牲を払った末敗戦と言うことになったが、それから80年余の今日はどこのテレビもそのことに触れようとはしなかった。

「もはや戦後ではない」のかもしれないが最近の世界情勢は「新しい世界大戦前夜」の可能性が高い状況である。

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2024年12月 7日 (土)

はたして

今日は暦の上では”大雪”という。

これが新暦に合うのかどうか分からないが、日本列島のほとんどが寒気に覆われ北陸地方は上空を黒い雲に覆われこれからの長い冬暗示しているであろう。

静岡に来る前の飛騨での生活は12月になると本格的に雪が積もりだし積雪7mという年もあったことがあり、最近では夢だったのかとさえ思ってしまうほどこちらの世界に慣れてきた。

もっとも最近ではかの地でも積雪量が減り、地球温暖化のせいかと言っている。

地球温暖化と言えば台風や線状降水帯とか海水温の高まりから日本近海の魚が変化しているなどすべて地球温暖化のせいにしてかたずけてしまう話しをよく聞くが、大戦前夜のようにして各地で不穏当の火が燃え始めているこれも温暖化で人々の頭が熱くなって考えるということをしなくなったせいなのだろうかと老人は考えているが、はたして、、、、、

 

 

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2024年12月 5日 (木)

人のことは言えない

「わたしらあんなに年寄り気ではないよね」って連れが言うので、「そう思いたいのは山々でけどよそ目ではどんなもんかね」っていう。人間だれしも自分の老いを信じたくないが鏡を見ればしわくちゃでシミだらけの老人が映っている。

人のことが言えるか、、、、、!!

 

お隣の国韓国では何十年ぶりかで戒厳令が発表されたが六時間後に国会で解除された戒厳令は日本でも昭和の初期に発令されたことがあるが国の全権を一部の人間が軍隊を使って掌握する行為であり、民主主義とは相容れないものである。

いまだにこの手法を使っている国は数多くあるが大半の国民は抑圧され物言えぬ状態に置かれるのはいずれも同じである。

そして、先の大戦から八〇年膾を吹くようにして平和を守ってきた国々でも、大戦の悲惨さを忘れると右翼の勢力が台頭し各地で紛争が勃発し始めている。

日本国も同様で時代に合わなくなったとして憲法改正が叫ばれ始めているが、その案を聞くと9条に限ってのことしか聞かない。

つまり自衛隊を認めて公の軍隊にし、内乱などに対処する法律を作ろうとしているらしい。

この法律が出来れば拡大解釈をして再び軍事大国になろうという産軍共同体の戦前体質の復活を目指しているようにしか見えないし、韓国のように野党が圧力をかけているから戒厳令という手段さえとりかねない。

 

誰しもはじめっからそうするとは言わないが、法の解釈でどうにも採れるように、、、いや採るだろう。

 

    人のことは言えないよね

 

 

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2024年12月 2日 (月)

なおあまりある

百敷や 古き軒端のしのぶにも

 なおあまりある むかしなりけり

 

百人一首の最後の歌は承久の乱の首謀者として佐渡島に流された順徳天皇のうたである。

この人の歌を最後に持ってきた藤原定家の思惑はどこにあったのかと聞くまでもない   反骨精神。

 

失われた30年と言われる前までは日本は浮かれていた。

japan as NO1と言われ、ニューヨークの一等地を買い占めるほどの勢いがあり、個人でも毎年のように海外旅行する人がいて、自分のその波で飛行機に乗って十か国以上巡ったものだがバブル崩壊後政府支援もなくなった22年前仕事をやめることにし、以後は国内から出ることもなくなった。

そして、コロナが勢いを失った昨年あたりから円安とインバウンドとかで海外から旅行客が増え、収入が増えないのにインフレが起き生活は苦しくなって出費を今まで以上に気をつけなければならなくなった。

そこで思い出したのがこの歌。 なを あまりあるむかしなりけり

 

いつの世でも不幸は下層国民にしわ寄せされるものらしい。

 

 

 

 

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2024年12月 1日 (日)

ふるさと納税

人形を抱えて大相撲の元横綱が焼けのやんぱちみたいなコマーシャルを打っている。

あのコマーシャルでふるさと納税をしようと思った人はどのくらいいるのだろうか、横綱の権威はまるつぶれといったかんじしかしない。

ふるさと納税の本来の趣旨は自分を培ってくれた故郷に恩返しをするため税金をその市町村に振り分けるのというのが創設にの基準だったはずだが、返礼品目当ての付け替えとなってしまったのが現状であろう。

このおかげで税金というものが大幅に横道へ流れてしまいっているのではなかろうか。

返礼品をなくしたらどうなるんだろう。

そんなことを思うのだが、故郷納税をするほど税金を納めていない身からすれば、文句を言う資格もないということになるだろうね。

 

 

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2024年11月29日 (金)

時の流れに

先月初めに近所の大型書店に防塵シートが張られていたので階層でもするのかと思っていたら今日通りすがりに見るときれいさっぱりとした空き地になっていた。

また本屋が一歩遠くなってしまった。

近年、本屋離れがした結果あちこちで閉店が続き、個人でやっている本屋はちょっと見当たらなくなってしまった。

そういう自分も行く回数が減ってしまいたまに行ってもクイズ雑誌を買うくらいだし、本棚を見ても旧知の作家の本が減ったり無くなってしまい背表紙には聞いたこともない名前ばかりが並んでいる。

時代が進めばそうなるのは当たり前のことなんだが、知らない作家の本には手が出ない。

先日も年に一冊も本を買わない人がかなりいるとの新聞記事を見たが、あれほど熱心にスマホを眺めているのに本の活字は見ていない。

活字離れは新聞にも及んでいるようで配達部数が年々減っていて夕刊を出している新聞社は無いのではないような気がするがどうなんだろう。

情報は眼で見るより耳で聞き流すに移っている、時代は変わっていく中自分も「時の流れに身を任せて」ってなるのが自然なんだろうが、、、、、、。

 

 

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2024年11月28日 (木)

負け犬の遠吠え

空に雲のない良い天気だったが、この冬一番の強風になった一日だった。

静岡の冬の風はほとんどが西風であり、北からの風は中央アルプスと南アルプスに遮られ雪さえも届かない冬を迎える。

 

そんななか今日は隣家の敷地が売りに出されるため敷地の境界線を民間企業が測量していたが市役所立ち合いで確認実施されることになりその説明を受けた。

その結果、いままで共有のブロック塀の中心が境界線としていたがこの測量の結果わずかではあるが塀の奥の方で3センチばかり我が家のほうに押しされているので0,3平米ばかり増えることになったとの説明だった。

どうしますかとのことだったがそんなわずかなことで塀を作り直す気にもならないので確認の目印を打つことで了解した。

最近の測量はレーザーでの測量となり、以前のテープを張っての測量に比べて格段に精度が上がったと、測量会社の社員はどや顔で説明したが、、、、、、

 

最近ではカンナは勿論ノコギリやトンカチでくぎの打てない大工が増えているそうだ。

それって大工なのって言いたいが時代がそうさせているらしい。

同じように機械を扱えてもその道具がなければ何にも出来ない測量士もいる。

そのむかし、四つ足のトランシットを覗き、手回しの計算機や算盤を使って測量実習したものから見ると基本がなっていないと言いたいが負け犬の遠吠えってことなんだろうね。

 

 

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2024年11月27日 (水)

疑問

昨夜来の激しい大雨の後、台風一過のような青空と気温の上昇は心をうきうきさせてくれるが畠は水浸しなのでこれと言ったこともできないでいる。

午前中は眼医者に行って検査検査で診察二分、帰ってくると昼時分になっていた。

歯に部分入れ歯、眼は緑内障、小水は力なくちょろちょろと時間がかかり、「お若いですね そんな歳には見えませんよ」なんて言われながらも八十数年使い果たした身体は我が家同様ボロボロ寸前になっている。

 

家というのは人が住まなくなると急速に痛みが激しくなるというが、身体の方も動かなくなると体力が落ちてしまうそうだ。

小さな故障を修繕しながら生きながらえているが、その値打ちがあるのかとときどき疑問を生じてくる。

 

 

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2024年11月25日 (月)

魑魅魍魎の世界

国会では税金がかからない限度額103万円の壁で懇談が続いているが、各県知事は税収が減ってあれが出来ないこれが出来なくなるなどと個別の予算を挙げて反対している。

国民民主党は、どこで仕入れた話なのか分からないが財務省が知事たちに壁を維持するよう指示しているとしている。

知事側ではそんな通知は一切ないというが、、、、、、どうなんだろう。

県の予算には使い道を限定した色付き補助金もあるだろうが、それが全てではないはず、となればやっぱりという面はありうる。

個人もそうだが県だってお金のためなら言ううことを聞かざるを得ない。

よく知事選などでは中央省庁とのつながりを強調する例が多いのはこうした背景があるからであろう。

推測ばかりだが、魑魅魍魎の政治の世界、陰に隠れてうごめき立っているのは間違いない。

 

 

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2024年11月23日 (土)

勤労に感謝

今日は勤労感謝の日。今こうして暮らせて行けるのは17歳から62歳までみんなに支えられながら働いてきたおかげである。

考えてみれば紆余曲折はあったが本当に運が良かったの一語に尽きる。

そしてこの歳まで長生きできたことで良い目を見させてもらている。

 

勤労感謝の日の元になったのは宮中で行われていた新嘗祭だったそうだが、これはその年に収穫された穀物をはじめとする食料を神に感謝する儀式だそうだ。

先日も書いたが日本が唯一自給自足できる作物は米である。

その米がそうなったのはやっとこの間のことで、以前は皆米に焦がれを持つ食物で自分らが子どものころは何とか銀シャリを食べたいの一心であった。

銀シャリとは今の人には分からないだろうが、混ぜ物のない真っ白なご飯のことで昭和35年くらい迄ご飯に足し前をするため何かしら入っていた。

それが米余りで減反政策をしなければならなくなったのは皮肉なことであった。

その影響を受けてか、今年の夏に米不足が報じられると買い占め騒動がおき、米価が急騰した。

そして、今年の米が出回れば米価が下がると思ったら高値のまま推移している。

江戸時代に札差などが米を買い占めて市中から米をなくして米騒動が起きたことがあるが、令和の今になってもそんな構図出来ているのだろうか。

今年の作柄は平年並みであり、肥料などの高騰で生産者は大変だろうが価格は需要と供給の関係で見れば下がって当然と自分は思っている。

 

 

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