2023年10月 4日 (水)

マルバルコウソウ

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熱帯には絡みついて宿主を絞め殺す植物もあるそうだが、つる性の植物にはそんなものが多く、特に外来植物には天敵が少ないため異常繁殖を起こした結果植生に大きな変化を与えるということがままあるそうだ。

写真のマルバルコウソウもその一つである。

可愛い顔して繁殖始めると中々の強者ぶりを発揮しトウモロコシなどに絡みつくほか、一度根付くと取っても抜いても絶やすことが難しい草でもある。

またアメリカなどでは秋の七草のひとつでもある葛が侵入植物として手を焼いているとも聞く。

 

植物の場合は何とか修復できそうだが、人間の場合はことさら話が難しくなる。

ウクライナ西部にロシア系住民が多かったのは、ソビエト時代の移住政策にあったようで、そのことを理由にロシアが自国民保護を目的として占領を強化した。

第一次大戦の折のロシア出兵、満州国など日本も同様なことをしてきたが、同じように無理な理屈はいつまでたっても絶えることがないと言っていいだろう。

その度に、「地球よりも重い人命?」何万と失われていく。

 

 

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2023年10月 3日 (火)

鈴っしくなった

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一気に秋らしく湿気と気温が下がり、一日中エアコンの運転がなかった。

これからまた冷え込むまでのあいだのわずかな期間に体力の回復と耐寒性を育てなければならない。

 

庭先のハナトラノオにホシホウジャクが来て熱心にホバーリングしながら蜜を吸っていた。

姿かたちから夜を主体に活動する蛾の仲間とは思えないほどのふるまいである。

どんな生物にも変わり種がいるようで、ムネオハウスで有名になった代議士もロシアに行ったそうだが持論は「ウクライナにも悪いところがあるそうだ」

日本の法律、いや世界中を見ても、いくら隣が悪くても土足で踏み込むのは違法なのだろうが、国連組織が現状に合わなくなってしまった  いまムネオ理論から行くと北方四島をはじめ竹島、尖閣諸島はどうなるのかね???

 

 

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2023年10月 2日 (月)

立待ちの月に

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月下氷人 月下老人に比べると月下美人は少し趣が違う。

毎年三から五度沢山の花をつける月下美人が今年はまだ二度しか花をつけない、そして昨日咲いた花で今年は終わるような気がする。

記録的な猛暑と少雨はいろんなものに影響を与えているが、鉢植えのこの花も例外ではなかったようだ。

美人薄命にちなんだかのような一夜花、芳香を放って花粉の仲介を頼んでいるが近寄ってくる虫はいないので実がなるということはない。

それでも、花としての努力はおしまない。

昨夜は曇り空から始まったが十一時には空も晴れ上がって立待ちの月が中天に臨めばそれを地上から迎え撃つように月下美人は芳香をささげていた。

 

午後から始まったジャニーズ事務所の記者会見はまたしても朝日放送とBSを除いて延々とライブ放送を続けていた。

ほかのニュースをカットしてまで、、、、そんなに大問題なのかと思ってしまったが、これが日本の報道姿勢、、、、、、と思う自分はちょっと変わっているんだろうな。

 

 

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2023年10月 1日 (日)

ニコヨンのころ

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幾分涼しくなったのかなと思っていたら温度計は31度を指していた。

暑さ慣れしたのか、湿気が幾分少なかったのか、それとも老人性何とかで温度の感知能力が低くなってきたのか、、、、、

夕焼けもすっかり秋色になってはきて畠を耕しては見たが、まだ種をまく気がしないでいる。

 

今朝の新聞によると建設業につく人がいないので困っているというのがあった。

近頃では建設業だけでなく汚いきついなどのいわゆる3Kと言われる仕事はにつく若者はまれで机の前に座って楽して稼げる仕事ばかりに目がくらんでいる。

せめて現場で汗して働く人の給料がもっと多ければ違うのになとおもっているのだが、、、、、

 

昭和30年代初め一ドルが360円だったころ、ニコヨンと言われる失業対策労働者がいた。

ニコヨンとは二百四十円の略で当時の最低賃金であった。今時給の最低金額を千円にという時代になったがその伝で行くと当時のニコヨンはいまでなら八千円くらいになる。

そのころ自分が勤めた鉱山では一日千円を稼げれば「坑内夫も一人前と認められる」と聞いたことが有るが、ニコヨンの四倍強という数字であり今の金にして三万円ほどと言うことになった。

これだけ出せば、かなり危険な職種でも就職する人がいるだろうし、当時の30年勤続者は飛騨から遠く離れた鬼怒川温泉に招待され会社役員が接待したのだが、当時の部長クラスの人が「まだあんたがたの給料に到達していない」と言ったとか、、、、

一人前の日給が千円だったとすると、勤続30年の表彰者の中にはかなり高額所得者がいたに違いない。

「大工(坑内夫)三年すりゃ よろけ(珪肺)になる」と言われたのは江戸時代のこと、それから職場環境もいくらかよくなった当時でも、珪肺はなくなっておらず坑内負の寿命は短いということで厚生年金の資格も15年で得られ55歳で満額貰えた。

また、坑内夫には四年に一年の加算が付くという制度があったため、五十五歳定年時に勤続五十年という人がいて「お前いくつから坑内に入とったんや」なんてからかわれた人もいた。

 

そんな昔の話しも今では夢のなかだが、汗して働く人をもっと大事にせな国がダメになってしまう。

 

 

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2023年9月29日 (金)

名月の意地

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今日は中秋の名月。

九時少し前から小雨が降り出したので今年はうらみの名月かと思っていたら、雲を通して見ることができ、なんだか月の意地見たいたいなものを感じてしまった。

前回の満月は大きなことで話題になったが、今回は満月と中秋の名月が一緒になったそうで、これまた何年かぶりだとテレビは言っていた。

そんなことはさておき、今日は山の畑の近くから栗を拾ってきたので渋皮煮を作ってみたが、あまりの面倒くささに次回からはただ茹でるだけにしておこう。

 

栗の思い出。むかしむかし八十年近くも前のこと自分にも血はつながってはいなかったがおじいさんがいた。

毎年この時期になると、山で小さな芝栗を拾ってきて茹でた後糸でいくつかづつ輪にして囲炉裏の上につるして乾かした。

この時代はなんでも囲炉裏にの上の棚に乗せていたので、いまでいう保育園くらいの年頃子供にとって宝の山だったが、とても手に届くところではなく、正月になると宝の山から栗を下して、沢山いる孫たちにくれた。

うれしかったね。からんからんに干しあがった芝栗は子供たちの歯では噛み潰すことができず、しばらくは口の中に入れてふやけるのを待った。

こんな保存方法は石器時代のころからあったのだろう。

山上憶良は「栗ははめば、、、、」と歌ったが

 

 

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2023年9月28日 (木)

猛暑のなか

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鶏頭も園芸植物化していろんな種類のかたち色があるが、鶏頭というからには雄鶏のとさかのように真っ赤なものにとどめを刺すのではないだろうか。

このようにして目立つ真っ赤でぼこぼこしている部分は花ではなく花序だといい花びらは無いそうで、そう聞くとなんとも不気味な感じがするから不思議である。

 

今日の気温は静岡市で三十六度にも達し、猛暑としては今まで記録されている猛暑日としては最も遅いとテレビが騒いでいた。

ここ二~三日は気温が一段と低く湿気も少なく過ごしやすいと感じていたが、一転して猛暑日。

そんな中今日は七度目のコロナワクチン接種日だった。

九月に入って通知が来たあと、申し込みをしたのだがクリックするのがいい加減だったらしくまともに申し込んでいたのは自分だけで、連れは一つ上段にあった医院申し込み、連れの友達は自分と同じ病院に一日遅れで予約を取ったつもりでいたが、どうした加減か取り消されていた。

念のためと確認したのが一昨日で、それからドタバタ劇が始まり、結局連れを午前十一時に行ったことの無い医院へ連れて行き、ついで連れの友人を急遽見つけた保健所の集団検診に連れて行ったのが午後二時半、次いで自分が午後四時の接種と熱い日中近所の接種会場を巡り歩いた。

 

エアコンのきいた自動車で歩いたものの気疲れしたのか暑さなのかぐったりとしてしまった。

とはいえ、これで一応の務めを果たすことができたのは大きい。

 

 

 

 

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2023年9月27日 (水)

ファンクラブ

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故郷は遠きにありて思うもの」ということばがあるが、この歳になると中々行けなくなって思いだけが夢のなかで行っている。

故郷を離れてもうすぐ四十四年になり、人生の半分以上は静岡に住んでいるのだが、こちらに来た当時は東名高速道を小牧で降りて国道四十一号線をひたすら北上する道が最短で八時間くらいかかった。

この時は「帰ってきたな」と感じるのは数河峠の上り道で、ほっとするのは寺林から二十五山がちらほらと見える頃からだった。

そして、今は松本から平湯経由で帰るのが最短で五時間弱で行けるようになり、これまた故郷の帰ったと思うのは平湯から見る笠ヶ岳であり、ほっとするのが麻生野あたりから見る大洞山が見え始めたところあたりになる。

石川啄木も読んでいたが、故郷の山川はいつ帰ってきても穏やかに迎えてくれて、ただただ有り難い。

 

近々故郷納税が返礼制度が変わるそうだ。

もともとの発想は世話になった市町村に少しでお礼をしたいという意欲をかなえさせるために始まった制度と思っていたが、返礼品目当てのため知りもしない自治体に送るのが主体になってしまった。

そのため返礼品で釣ろうと自治体側もあの手この手で競争を始めてしまった結果がこのような規制を設けなくてはならなくなってしまった。

自分らのように年金生活者にとっては消費税を除けばわずかな税金しか収めていないので故郷納税はしたくても出来ない。

先日飛騨市のホームページを見ていたら飛騨市ファンクラブなるものあったので早速申し込んでみたが、せいぜい飛騨市を紹介したり、もし帰ることが有るなら飛騨神岡の宿を利用しいくらかでも、、、、なんて考えている。

 

     まあ年寄りに出来ることは限られているんだけど、、、、

 

 

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2023年9月25日 (月)

天高く

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朝方あまりの寒さと肘の古傷の痛みで目が覚めた。

そのついでにトイレに立ったとき温度計は十七度を指しており、最近にない寒さをかんじてしまった。

ここしばらく前まで最低気温でも二十五度以上という熱帯夜だっただけに身体が慣れてきていただけに、二十度を割ることがこんなに寒いとは思わなかった。

真冬の十七度は暖かいのだが、、、、、、、、とおもいつつ寝床の窓を閉め二度寝をしたらいつもより一時間寝すぎてしまった。

 

「天高く馬肥ゆるの秋」というが成層圏を飛ぶ旅客機がくっきり見える空は澄み切っており明日からまたしばらく気温が高くなると予報が出ていても秋風を感じる一日だった。

 

 

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2023年9月24日 (日)

成り行き次第

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萩の花は秋の七草?の最初に来るほど昔から愛されてきた花であるが、花札ではイノシシと共に七月に配されている。

長く伸ばした穂先に後期の色とされている紫を花を風に任せてゆらゆらと、、、、、

 

気が付けばあれほどやかましかった蝉の声がいつのまにか消え去り、昨日今日とエアコンをほとんど使用することなく日が暮れるようになった。

窓の外では今コオロギがルルルルと連続して恋の話を語っている。   秋も真っ盛りなんだ。

また場面が一展開移り変わった。

きのう、連れを目医者に連れて行ったついでに自分も見てもらったのは左目の左側下に違和感を時々覚えることが有ってのことだった。

十年以上前、角膜に小さな異物が刺さって目が充血した時「少し白内障が入ってきているよ」って言われたのでそのせいかと思った。

しかし、いろいろ検査した結果白内障はほんの少しで心配ないが、「緑内障の初期症状が出ているので、そちらの手当てをしてみましょう」と思いもよらぬことをきかされた。

緑内障イコール失明と思ってしまったが、医者が言うには進行スピードが極めて遅くこんな時期に見つかったのは運がよかったみたいなことを言われて少し落ち着いた。

結局その時は何の治療も受けず「十月末に眼鏡を持ってきてください」とのことだった。

 

もう残り少ない人生の中で、緑内障で失明するか寿命で身体が無くなるかの競争になったということらしく、じたばたしてもしようがないんだろうな。

         今までがそうであったように人生成り行きしだい。

 

 

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2023年9月23日 (土)

同化作用

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何気なく庭を見ていたらクチナシの若葉がすっかり食い尽くされてしまっていた。

昨年もおなじような状態になったのでまた今年もかとあちこち探しまわって十匹ほどのアゲハ蝶の幼虫を駆除することができこれで大丈夫かと思っていたが、今日、念のためあちこち探してみるとまた五匹を見つけることができた。

これですべてかどうか分からないがなんとも巧妙に隠れるというか同化してしまう能力には感心する。

昆虫を主に捕食しているヒヨドリなんぞも頻繁に来ているのだが、こんなに鳥の目を逃れていたということから昆虫の自衛能力には感心する。

昆虫類の生物発祥は哺乳類発生以前のことだし、その間営々と子孫を残してきたことから、生命力は並のものでは太刀打ちできない強力性を保っているのだろう。

 

 

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