ポツンポツンと
明治35年に北海道で氷点下ー41度を記録した。この年はことのほか低温だったようで八甲田山で陸軍兵士が準備不足のまま強行演習を行い、199名の犠牲者を出した年でもある。
しかし、上には上があるもので、先日テレビで世界の気温を見ていたら、ウランバートルで最低気温がー49度、最高気温がー29度だと出ていたが、それが、特別に寒かったわけではなかったらしい。
ちなみに、自分が最低気温を体験したのは、生まれ在所の飛騨で最低気温がー20ということがあって、そのときの思い出は、呼吸の際、空気を吸うと鼻毛が凍るらしく、息がしにくくなったことだったが、顔はむき出しでもなんとも感じなかったところを見ると、意外と面の皮が厚かったようだ。
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ここ数日、暖国静岡でも雪の気配は無いが、氷点下を記録しているようで麻機沼の水面も氷が張っている場所がある。
その中に、上の写真のように、いくつもの気泡が固まっている場所があるが、これは、沼の底の泥の下に堆積している葦から発生しているメタンガスのせいである。
夜になって、気温が下がって薄氷が張った後発生したガスがまず氷に下に気泡をつくり、その気泡の下の水が凍った後、次のガスが出てきて、その下の水を凍らせるを繰り返したためである。
最初の気泡が一番大きいのは、気温がまだ完全に低くなっていないときであり、次第に世も更けて気温が下がり凍るのが早くなると、気泡があがってすぐにその下の水面が凍るためである。
こういう風な凍り方をするのは、決まった場所からガスがポツンポツンと湧き出しているところで、間隔に決まりは無いが、沼のあちこちに出来ていた。
これも、この沼の風物詩のひとつであろう。
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