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2005年7月15日 (金)

ALMACEN (アルマセン)

Almacen (正確にはeの上にダッシュがつく)とは、スペイン語でアルマセンと読み百貨店をいう。ちなみに、マーケットはメルカードいいます。

ペルーについてすぐの頃、ちいさなアルマセンに入って魚の缶詰めを指差して魚と言う単語が分からないため英語で「フイッシュ?」と聞いたところ、むこうは「ノ フレスコ」という。再度聞いても同じ答え。つまり、むこうさんはフイッシュを新鮮か?と受け取り缶詰めは、「新鮮でない」と答え、結局はその繰り返しで買い損なった。

かの国の庶民はこの国に来た以上この国の言葉を話せ、他の国の言葉なんて覚える気は毛頭もない、フランス人がその典型と言われているそうだ。日本人みたいに外人がくると言葉ができないと言って逃げることはしないようだ。

いまひとつ、アルマセンでは、店の棚に並んでいる商品を買おうと思って店員の所に持っていってもすぐに手に入れることが出来ない。

店員は、品物を受け取り奥に入る。かわりに紙切れを持ってきて会計に行けと言う。そこで会計(Caja)に行きお金を払うと別口から品物が出てくると言う仕掛けになっていた。

これは、じれったい上愛想の無いものであるが、店主が店員をまったく信用しないことの証明である。現場でもそうであったが、なにか間違えても「悪かった」「すみません」と言う言葉や責任を取ると言うことを忌避するお国柄。(とくにかの国ばかりでなく中南米全体。いや、フランスでもそんな店があった。)

昔から人は「性善説」と「性悪説」で議論してきたが、まだ結論は出ていないようだ。自分はどちらかと言うと「性悪説」かな?。なぜなら、悪いことをしないようにと、自分自身を随分おさえてきたように思うから。

赤ちゃんは、けっして天使ではないッ/  可愛いい可愛いいで赦していると、とんでもないことになるよ。

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