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2005年7月12日 (火)

朴葉 木っ端 焼き石味噌

  小原庄助さん なんで身上つぶした

   朝寝 朝酒 朝湯が大好きで  

  それで身上つぶした あ もっともだ もっともだ

言うまでもなく民謡「会津磐梯山」のはやし言葉である。

昔の人はこのくらいのことが、贅沢の極みだったのだろうか。今どきのニートは朝寝、飯抜き、朝シャンぐらい当たり前のこと、それを養っている親はたいした たまげたものだ。

下下の国 飛騨にも同じような言い伝えがあった。いわく「焼き味噌 3年」

味噌をおかずにして食べるとご飯をよけいにたべるので、やはり、身上をつぶすというのである。これは、米の取れ高が少なくて高いこともあったが、塩も貴重品だったことによる。

いま、飛騨に行くとどこの旅館でも朝食に「朴葉味噌」を出されるが、もともとは、大食らいで収入の多いきこりなどが食べた山家料理であった。

山仕事にいくとき、割り子(静岡ではメンパという)に五合飯を詰め込み、おかずは生味噌一包み、ガンド(大鋸)や斧と一緒に「ねこだ」(わらで編んだリュック?)にいれて行くのが常だった。そして、昼時になるとその辺にある山菜や岩魚を刻んでほうりこみ、煮えたところで昼にした。

このころ、岩魚は沢山いて、幅3~40センチの谷川の石の下にいるのを手づかみでつかまえられた。

鍋代わりにした、朴の葉は、若葉ではなく落ち葉を使用したので、落ち葉のない季節は木っ端味噌と言って木の削りかすや杉檜を薄く板状にして使用したが、木の香りが移ってこれも美味い。

このほか、山遊びや川狩りに行ったときなどやったのが、大きな平らな石を焼き、焼いた面を上にして味噌で土手を作り、やはり、手当たりしだいに放り込む。

岩魚 山女 こけ(きのこ) たけのこ(根曲がり竹) うど ふき みずななどそれこそどれが合う合わない何ていわないで。

しかし今では、全国どこにでもあるようなバーべキューになってしまったそうだ。

 

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