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2005年8月28日 (日)

いくぞ一億火の玉だ

新聞を見ていたら面白い記事があったので、そこからの連想をひとつ。

中国では旧暦の8月15日に、月餅という日本で言う饅頭みたいなものを、送りあう習慣があるという。日本でも「お歳暮」「お中元」などといって、同様に品物のやり取りをする風習があるが、中国の場合、もっとおおげさなものらしく、包装を金銀などで派手に包んだり、金や高価な商品を添えたりして問題になり、政府が取り締まり、派手な月餅禁止令まで出しているという。

政府が伝統行事にまで口を挟まなくてはならないのは、日本でも江戸時代何回か行なわれた、贅沢禁止令に似て面白い。

中国では、昔から賄賂が公然化し、国の役人を勤めるとかなりの財産ができたというほど腐敗しており、それが、革命の原動力の一つになった、といわれていた。

それなのに、毎年かなりの公職者が逮捕されているが、社会主義の国になっても古来の風習はなくならないものらしい。

水戸黄門のテレビではないが、菓子折りの下に小判を詰めて「お代官様、これをどうぞ」と薦めると「越後屋 おぬしも悪るよのう」を地で行っている。

しかし、これを他人事とは笑っていられない。昨年発覚した「橋本派 一億円献金事件」は、これの上を行く。一億円をもらっても「知らない」を連発し、証拠を突きつけられると「そういうことなんでしょうね」と来る。そして、検察をどう騙したのか名目だけの№2に責任を転嫁している。

当事者は、代議士を辞めて責任を取りましたというが、代わりに女房がでる、いや息子だという。選挙民もこれを不思議としないのか、身代わりなら、身内なら誰でもよいのか。

いいかげん、目を覚まさないと水戸黄門のお出ましを期待する世相になる。政治家のモラルが低くなり堕落すると、それをやっつけ、国民の鬱憤を晴らす独裁者がヒーローになる。日本では昭和の初期に青年将校が決起した時代。ヒトラーが政権を取った状況に似てくる、とおじいは思う。

現に首相や慎太郎など勇ましい発言に魅力を感じている若者が多い、大正デモクラシーから、10数年、軍国主義に変わり、国際連盟を脱退し、ABCD包囲網といって孤立化している。

拉致や靖国参拝などの外交問題、税金の問題、道路公団や、社会保険庁を初めとする公務員の堕落、それを取り締まるはずの警察が隠し財源を作るなど、かなり、やりどころのない不満がたまっているはず、ここで、口当たりのいい言葉ではけ口を代弁しようとするものがでてくれば、たちまち「いくぞ 一億火の玉だ」

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