« 目をしらくら | トップページ | 転ぶなら里へ »

2005年9月13日 (火)

しあわせですか

むらの渡しの 船頭さんは 今年六十のおじいさん

としはとってもお舟はこぐ時は 

元気いっぱい  櫓がしなる 

それ ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

この童謡を聴いた頃は、戦争で若者が沢山亡くなり、平均年齢が50いくつかと言われた時代だった。

会社勤めも55歳が停年(定年ではない)の時代であり、肉体をよく使い食べるものもろくに無かったせいもあって、55歳の人は、見るからにおじいさんであり、これ以上仕事は無理と子供心に思ったものだった。

そうしたなかで、歌の文句のようなおじいさんは見渡したところ、全然いなかったように思う。それが、いまでは60 70鼻ったれ小僧扱いにされてしまい、60代であの世に行くとはやかったね、と言われる。

そして、老人の日をまえに、厚労省が発表したところによると、百歳以上の人が二万五千六百人余御座るんだと、これが、40年ほど前は百六十人ほどだったというから、魂消てしまう。

まずは、長寿おめでとうございます。秘訣はなんでしょうか?とインタビューはいつも決まりきったことを聞く、しかし、答え辛いのでしていないんだと思うが「しあわせですか?」と聞いてみたい気がする。自分だったら、つらい思いをしてまで長生きしたくないのだが、実際その年まで生きたら、なんというのかな。

ながらえば またこのごろや しのばれむ

 うしとみしよぞ いまは恋しき  藤原清輔朝臣

|

« 目をしらくら | トップページ | 転ぶなら里へ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/5928993

この記事へのトラックバック一覧です: しあわせですか:

« 目をしらくら | トップページ | 転ぶなら里へ »