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2005年9月 4日 (日)

悪友

下駄を鳴らして奴が来る 腰に手拭いぶら下げて  

学生服に染み込んだ 男の臭いがやってくる  

あ~夢よよき友よ おまえ今頃どの星のしたで 

俺とおんなじ あの星みつめて 何想う

歌は世につれ 世は歌につれなんて亡くなったコロンビアトップや玉置宏あたりがよく言うが、自分はこの歌でT,Tを思い浮かべる。

この歌のレコードは、昭和50年の発売だそうだから、自分たちが卒業したあと15年以上経ってからの歌にもかかわらず、学校時代を思い出させるのは、二番の歌詞に「俺は今でもこの町に住んで 女房子供に手を焼きながら 生きて~居る」とあり、当時の自分にかなり当てはまっていると想った。

自分たちが26歳で結婚するまでの少しの間、よくあちこちへグループで出かけた、まだ、国道1号でさえがが完全舗装されていなかった時代に、彼がその当時珍しく自動車の免許を取り、中古車を買い、飛騨から伊豆箱根に4人で行ったとき、最後の宿で食べた何かに当たり、各駅ごとに自動車を止めトイレを使いながら帰ってきたことや、北アルプスを二人で歩き回ったこと、独身寮の自分の部屋で何か覚えていないが語ったことなどが、映像のように思い出される歌である。

それから、約50年 久しぶりに同級会が開けるようになって2年に1回、顔を会わせるようなったが、他の同級生にもいろいろ積もる話しがあり、二人でという機会はない。

いまは、ときどきのメールで早く仕事を辞めるように薦める悪友をに徹していて、

古き時代と人がいう 今も昔と俺はいう

、、、、、夢を抱えて 旅でもしないか あのころに

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