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2005年9月10日 (土)

ネズミの心臓

いま「ゾウの時間 ネズミの時間」と言う本を読んでいる。発売されて10年余一時は評判になった本だが、このたび中古本で買ってきた。

もっと簡単な本のつもりだったが、変な公式なんかがあって結構難しい。そこで、いつも通り、あとがきをみると、作者曰く「動物が変われば時間も変わると言うことにショックを感じた。時間は唯一普遍なものと信じ込んでいた。、、、こんな、大事なことを教えてくれなかった今までの教育に怒りを感じてこの本を書いた」とある。

本を出す動機は人さまざまだなぁ、と言う感想。

哺乳類の寿命は、心臓の鼓動回数で見ると20億回打つといい、身体の大小に関係しない。ゾウがネズミに比べて長生きするのは、心臓の打つ回数が遅いからだとのこと、つまり、小さい動物では体内で起きるよろずの現象のテンポが速いのだから、物理的寿命が短いと言っても、一生を生ききった感覚は同じではないかと言う。

これを読んでおじいさんは思う、そう そんな一面もあるかもしれないが、そんな単純なもんかなと。他の動物はイザ知らず、例の麻機沼会談(爺さんの溜まり場)では、「このごろ月日の経つのが早くてね」と言う言葉がよく出る。

子供の頃、1年の歩みの遅かったこと、夏休みが永久に来ないのではないかと思ったもんだ。20代まではまだ早いとは言わなかった。が、それ以降次第に早くなる。まさに「光陰矢のごとし」が実感させられるようになった。

まだ、時間が早いと思わなかった頃、日向ぼっこをしている、人生の大先輩に「たいくつでしょう」ときいたら。「このごろ1日が短すぎてよわっとるのよ、な~んもせんうちに日がくれよる」

この辺の所はどんな説明がつくのだろうか。歯が衰え、体力が落ちても食べていける人間は、別な存在と言われるのか。

ネズミのように気の小さな心臓を持った自分は長生きしすぎているんじゃないの。

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