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2005年9月 9日 (金)

豊かさってなんだっけ

まえに、「幸せってなんだっけ なんだっけ」と書いたが、その続き?

昨日の新聞に、国連開発計画が各国の「豊かさ」度を発表、日本は去年より2ランク下げて11位になったとあった。

豊かさを計る基になったのは、寿命,就学率、一人当たりの国民総生産などらしいが、ヨーロッパの小さな国が上位を占め、なんでも世界一になりたがるアメリカが日本のひとつ上でしかなかった。

数字で比較するには、こんな方法しかないのかも知れないが、自分としては「豊かさ」と「しあわせ」とは、いくつかの点で重なりあうところがあり、ただ単に数字で表せるものではない様に思う。そんな意味からすれば、この報告書は、別の日本語訳にすべきだろう。

豊かさとは、物質的に恵まれているのは勿論ではあるが、安心して過ごせる世のなかであることが不可欠であり、この「安心して過ごせる世のなか」がしあわせの大きな要素とおもう。ただ単に長生きすればよい、総生産が多いことが良いことか、それも、ピンからキリまでの平均でだよ。

このことから、アメリカの場合、もっと下がること請け合いである。では、日本はどうか、あしたは良い(事故がないとして)にしても将来に不安を感じない人は、ごく少ない。

政治がぶれすぎて、この先どうなるか分からない。今の選挙にしても、解散前に郵政民営化反対を声高に主張していた議員が、棄権で公認をもらうために態度を一変させている。こんな政治家に日本の未来を展望する資質はない。

同じ日の一面に、消費者物価プラスに転換。デフレ脱却環境整う。原油高、景気回復。と喜ばしいことのように見出しが並ぶ。

たしかに、大企業を中心に最近大もうけをしているようだが、自分らの所には良い材料はなんにもない。おこぼれが届いてこないのだ。でも、最初の国民総生産を一人当たりに直すと、順位があがるんだろうな。

石油の値上がりにしても、サウジを始めとする産油国の王族とアメリカを中心とするメジャーや投資家ががっぽりもうけて、「豊かさ」を押し上げ、貧乏人を作る。

しからば、甲斐性のない自分としてはむかし聞いた

狭いながらも 楽しい我が家

愛の日かげの さすところ

恋しい家こそ わたしの青空  

って歌うしかないか、愛や恋では食べても腹持ちしないけどでね。

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