宣伝の道具
午後から雨になるという予報だった。大道芸も最終日だが降らなければあと2~3見てみたいと思っていた。しかし、今日は珍しく予報が当たったので近くの集合店へ買物に行ってきた。
昼前はもっぱらテレビの大学駅伝を見ていたが、これも最近はつまらなくなってきた。
理由としては、各大学でスポーツ留学生というかアフリカからの選手を走らせ、そのたびに順位が大きく変動することにあると思う。
私立大学が、自校の宣伝のためアフリカに出かけ、有望な選手を連れてきて走らせる。そこにはスポーツというものは二の次にされているのがありありと見える。先日も高校野球の実態を放送しているのを見たが、地元の生徒がほとんどいない野球部なんかが沢山あり、何々県代表といって出てきて甲子園で争っているが、町内の○○くんが出ているということはまずない。
これでは、盛り上がるはずがない。同様なことが大学駅伝などで起き始めているといって過言でないだろう。自分は決して外国人排斥をいうつもりではない。
外国からの留学生がたまたま走るのが速かったから、選手として走るのは問題ではない。国の内外を問わず特待生として金に飽かせ、人集めにはしる姿勢がスポーツを駄目にしていると思う。駅伝大会や野球など私立学校の道具にされてしまっている。
プロのサッカーや相撲や野球を始め、企業が興行的に採算の合うところでやるのと、学校が生徒集めの宣伝に使うのとでは趣旨が違うと思う、選手が強ければ良い学校とは言えないはず、一般の学生の授業料をつぎ込んでいるとしたら、かえって悪い学校になのだから、行かないぐらいの見識が必要だろう。
余談ながら、選手の体格も紹介されていたが、ほとんどが、身長170~180センチ体重50~60キロと一様にスマートでストライド走法であった。自分が高校生の頃ボストンマラソンで優勝した山田敬三選手は身長150センチ少しで、ピッチ走法だった、体格の良い選手に混じって小さな選手が五分に闘うのは尊敬に値する。同じく柔道の嘉納治五郎さんも小柄だったと聞くが、日本人は胴長短足をいつ捨て去ったのだろう。
| 固定リンク
コメント