白い花が咲いていた
今日は仙谷山(1,509m)と青笹山(1,550m)へ行ってきた。
12月4日の雪と寒波で静岡 安倍川沿いの山も軒並み白くなっていたが、今日は等高線も緩んだとので青笹山を目指した。
自分の山登りに珍しく同行してくれる人もいて、楽しくのんびりとした山行きになった。
安倍川沿いに40分ほど行ったところで右側に別れ、有東木の集落を越え葵高原から征木峠まで車で20分くらいか、葵高原の付近から道片に白いものが少しづつ増え、峠の駐車場は少ないながらも一面雪で真っ白であった。雪が降ってから自動車も上がっていないのか轍はあるものの人の足跡はない。
新雪に点々と兎とテンかイタチのよう足跡が続く、こんな所を見ると動物も藪の中より歩きやすいところを好むようだ。雪は次第に深くなり10cm前後、40分ほどかけて地蔵峠に到着。休憩を兼ねて地蔵様に無沙汰の挨拶をする。賽銭はいつも通り10円。
ここから、仙谷山は、急登すること20分ほどあっけなく頂上に着く、風はないが空気は冷え、他に人がいないせいもあってシンと静まり帰っている。これからしばらくは尾根筋を歩いた後降りに入り細嶋峠。こちらも人の足跡がないところを見ると今回の山行きは我々の独占するところらしい。
連れは、雪道に弱いと言いながらモクモクと休まず歩く、うつろぎ山の手前の立ち木に白い花が咲いたように樹氷が輝いているのを励みにしばらくは無言。
安部川筋の山はいずれも山頂を雲の中に隠していたが、富士山だけは僅かの時間であったが挨拶をしてくれる。約2時間半で青笹山頂上に到着、南西に清水港から三保半島を望みながら昼ごはんを取り、身体が冷えてきたので早々に下山にかかる。
滑って転んで雪まみれになりながらも楽しい山行きであった。全工程4時間と少しか。
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