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2006年1月 4日 (水)

福袋

いまではちょっとした店に行くと、店先に必ずと言っていいほど売れ残りの福袋が積み上げてある。

福袋はいつの頃から流行ったのか知らない、我々がご幼少のみぎりには全然見たことがないのだから、そんなに古いものではないと思う。種類や中身も多種多様になっているが、一番ポピュラーなのが、紙袋の外側に大きく福と印刷された字が書いてある。

これを目掛けて新年初日に”おばさん”が群がる、有名なデパートなんかは前日から並んでいると言う。値段の割りに中身が多いため、得をしたという感覚が受けるのだろうが、あの雰囲気はとても近寄りがたいものを感じる。

男の人も何人かは並んでいるが、あの行列に並ぶのは相当の勇気があるか、好きなんだろうね。ストレス発散にしては高価な(本当に必要なものなら別)買物だし、階段の隅で中身を確かめている図はみっともないの一語。

自分はまだ一度も福袋を買ったことがない、なぜなら中身が分からないからで、たとえ分かってもサイズや色、肌触り、使い勝手を確かめないで買う気がしないからである。普段店で試着して買ったものでも、気に入らなくて使わないものがある。同じことはインターネットでの買物にもいえる。

”福”とはなんぞや、辞書によると「幸い しあわせ 幸運」などとあるが一般にはお金や財産が手に入ることを意味するらしく、お金さえあれば勝ち組という今の世の中にマッチしている。

正月に宝船に乗ってくる七福神に代表される言葉ではないだろうか。

「どうか 苦労しないで財産を増やしてください」と虫のいい頼みをお宮さんやお寺さんで庶民が手を打ち鳴らしたり合わせたりしてお願いする。家内安全 学業と並んで三大お願いになっている。神様たちも「またかいな」と聞き流しているに違いない。その証拠に願いはあまり聞き届けられていないだろ。

年末ジャンボが当たらなかったので特に声を大きくして言おう。

福袋だって同様。どんなに割安感を持っても、売り手は損をしてまでやっていない。裏事情は分からないが「この際売れ残りを原価で処分してしまえ」とか「福袋用商品」なんてあるのではないかぐらい考えろよ。       「おいっ!」

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