初登りは満観峰
満観峰は昨年3月以来の山でしばらく登っていないため足試しには丁度いい高さの山である。そして、今日は山の神が同伴することになった。
この山は、静岡市内の南西部にあり、あちこちに登山口があるため何時登っても人に出会わないことはない山である。
本日は、自分が最も使う小坂からの山登りにした。暮れには取り尽くされたみかん畑を通り、農道をただひたすらに歩き20分ほどで東登山道と書れたところから山に分け入る。
青木の実もまだ色付いていない、他の草も霜にやられて今に時期が一番味気ないなか。ただひたすらに高度を稼ぎ、15分ほどで尾根に着き一休みしていると少しはなれたハゼの木に青い鳥が5羽ほどいる、始めてみる鳥だ。今時分ルリは居ないはずだしカワセミもこんな所でしかも群れを作らないはずなので、とにかくわからない。
カメラを構えてみたが遠すぎる。そのうち尾根を越えてどこかへ行ってしまった。この後すこし急傾斜をしばらく登って頂上に到着。
頂上は公園化されて芝が張ってあり、静岡市街地とその奥に富士山が展望できる。右は少し見えにくいが南アルプスの白い尾根、左は駿河湾とその奥に伊豆半島が、後ろは高草山にさえぎられているが焼津の港が見える。
生憎と今日は霞がかかり、遠景は薄ぼんやりとしか見えないが風も弱く春近しを感じさせる風景となった。すぐに2組の登山者が来たので少し話をした後、日本坂に向けて降る。
小坂の駐車場に着いたのは、出発してから3時間に少し切れる時間、行き逢った人は5組13人、やっぱり満観峰は人の山である。
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