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2006年3月21日 (火)

佐久古城の朝

P1010055 長野県望月町、今では隣接する佐久市と合併をして佐久市になってしまったが、 北に浅間山と千曲川、南に蓼科山を背負った一帯にあり、昨夜はここで一夜を過ごした。

通称佐久平と言われる一角にある望月町は、古くは佐久の牧で有名な土地であり、江戸時代は中山道 望月の宿として栄え、静岡に沢山居る「望月」さん発祥の地と言われている町である。

その真偽はともかく、彼岸の中日とは言いながらまだこの地は冬から春にさしかかったところ。

真冬なら盆地霧で佐久地方全体が霧の下に埋(うず)もれる、つまり、高い山に登れば雲海の下になっているのであるが、ふきのとうがやっと姿を見せて小さな声で「はるだよ~」とささやくと、霧がかからなくなる。しかし、まだ寝たりないのか、うすいもやのベールを浅間山も蓼科山もしっかりと離さない

朝、日の出前に散歩に出かける。冷たい空気が重く澱んでいる町並みを抜け高みに登ると、望月城が正面に見えその下には宿場町の名残りが残る町並みが広がっている。

城跡は、中世のもので壕や城郭 馬場跡といわれる凹凸を残して自然に帰っている。楢やクヌギ 欅などの落葉樹が葉を落としほうきを逆さにしたように立ち並んでいる。そこからの日の出が見たくてやってきた。

7時少し前に、あたりの霧を払いながら眠そうな太陽が古城の林の間から登りだした。「おはようさん きょうもよろしく」しだいに力強さを増し、まともにみられなくなった。

午前中に、予定の行事を済ませ、阿智村に咲くというザゼンソウを目指して中央道を下るが、飯田市近辺から雨が振り出したので中止して、土岐ジャンクションから始めて走る東海環状線で豊田市に走る。

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