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2006年4月14日 (金)

ガス抜き

「ガス抜き」という言葉をはじめて聞いたのは、随分昔にことだった。

炭坑などで地層に含まれるガスがある程度の濃度になると、少しの火にも反応して爆発することから、ガス濃度をあげないように排出することをいうと習った。

当時は、国内にも炭鉱が沢山あり、ガス突出による事故が多くあった。

その炭鉱も採算性が悪くなり国内から消滅し、ガス抜きといえば体内にたまっているガス(おなら)を抜いてすっきり、ついでに雲古もだしてしまおうと言う「ガス抜き体操」のことだと女性は言う。(いいですね~平和のきわみ)

話は変わって、沖縄の米軍基地を海外に一部移設するについて、アメリカはその移設費の75%を出せと言っていると報じていた。そして、外務大臣は50%以下にしたいと言っている。

移設費については、はっきりとこれこれだから、これだけいるというものではないらしい。もともとは米軍の軍再編計画にもとづいての移設なのだが、先日、米政府関係者の話では日本の要請に基づいて移設するのだから75%は当然だと言っていた。

外交上手な国は、洋の東西を問わずどこにでも理屈を付けるのが上手いと感心するばかり。

問題はこのことではない、はじめに結論ありきの交渉事になっていることであろう。

国や県自治体、労使交渉などでは、最初にとんでもない額や条件が示されたあと、こちら側の代理人が「とんでもないことをいう」と引き取り、その中ほどで仕方がないと手を打つ脚本が初めからある芝居に大衆がころっと騙されていることである。

小泉改革なども、よく見ていると最初から落としどころを決めて、双方が遣り合っているに過ぎない。

つまり、大衆の怒りがあまりたまらないように、少しここらでガスを抜いて圧力を低くするバルブ操作に操られている。

小泉退陣のあと、消費税が問題になってくることと思うが、どんな芝居が展開されるのだろう。

芝居のキがチョンと打たれるのを今や遅しと待っている役者が幕の袖にいる。

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