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2006年4月 5日 (水)

ひとくくり

P1010024_2 今日は24節季のひとつ清明である。万物が清浄明潔(草木の芽がはっきりすること)となることという。

その元になる雨が朝からシトシトと降って、咲き出したスズランに重そうな水滴を載せしっとりとした春を味わあせてくれている。

今年の新入社員は「ブログ型」だと社会経済生産性本部が発表した。これから目鼻(芽花)のつく若い生命(清明)に、おじんが勝手に型嵌めをしている。

「ブログ型」とはどんな人間か?。表面上は従順だが日記を通じて大胆な自己主張をする。寂しがり屋でつながりたがり屋、認めてもらいたいという欲求が強い。などという。

ブログをしている者からすると、これは何もブログだけでなく人間全てに大なり小なりあることで、八卦見や星座占い、生まれ年など一連の占いのように、誰にでも当てはまるようなことを言って”当たった当たった”と喜んでいるのと一緒である。

とくに、「ブログ型」としたのは最近話題になっているからつけたいい加減な命名ではなかろうか。

この新入社員は、何型と発表し始めたのは現代コミニュケーションセンター所長の坂川さんという人が30年ほど前から始めていたが若者が多様化し、一言ではまとめられなくなった。と2002年に止めたのに、あとを生産性本部なるお堅い団体が引き受け続けているものである。

発表したのは3月末だから、まだ入って来もしない若者に、今年の君たちは「○○型」だと命名する生産性本部の馬鹿さ加減。エイプリルフールを気取ってんじゃないよ、と言ってやりな。

先日の夜、懐かしのメロディ「昭和の歌」なんてのをやっていたが、どの歌も歌詞なしで付いて行けるのが楽しく、その歌はこんな時のことだったと思い出がよみがえる。しかし、この歌も30年代以降のものばかりになった。

一方で、各地にある昭和の展示室などでは、これがなつかしの昭和です。というコーナーには決まって30年代の品物が飾ってある。いまの人にはそれ以前のものを見せても実感が湧かないかも知れないのでそんな展示方法になっているのだろうが、一部分だけを強調して見せてこれがそれですと言うのは「○○型」と同じではないだろうか。

昭和をひとことで言うには、長すぎるし多様である。と同時に明治以降の現代史?に力を入れてこなかった教育からすると、昭和30年以前はいきなりちょんまげの世界だったなんて思っているのではないかと余計な心配をしてしまう。

世界的にも、現代史が試験問題に出ないからと言って手抜きしている国はめづらしく、そのため近隣の国とトラブルの原因になっているとしたら、何でもかんでもひとくくりにするのは、考え物である。

そういえば、「近頃の若いもんは、、、」もひとくくりになるんだよな、反省

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