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2006年4月21日 (金)

旬の筍

P1010067_1 久方ぶりにすっきりとした顔で富士山がこちらを覗いていた。

それも真っ白に白粉を塗りたくって、昨日は雪がかなり降ったのだろうなぁ、、、、

テレビによるとバスが入れるようになった上高地も強い風に吹きさらされて、吹雪になり初の観光客がそうそうに帰っていったという。

と、いうわけで山登りに適しているかなと思ったが、肝心の足である自動車のエンジンオイル交換とスタッドレスタイヤの履きかえをを約束していたので遠出は出来ない、近所の谷津山めぐりでお茶を濁すことにした。

出かけてみると強い西風が吹いている。「こりゃ~高い山では大変な日になる、こちらが正解か」と言い聞かせる。

家から歩いて20分、今日は家康側室お万の方の供養塔がある三松の蓮永寺からとっついた。低い山だから瞬く間(15分) に尾根に付く、すぐ傍のピクニック公園には、小学生らしい子どもがきて、はしゃいでいる声がする。

子ども好きの年寄りだが、最近は近寄れない。付き添いの大人が警戒感をあらわにするからだ。いやな世の中だね。

あらためて、西の清水さん(観音様)のほうに向かう、登る時にも出会ったがいまは”たけのこ掘り”の真っ最中。あちこちで鍬を振るう人にであう。

”雨後のたけのこ”とはよくいったもので、あちこちで顔を出している。最近、静岡では孟宗竹の繁殖が激しく他の植物を圧倒し、高齢化した地主の手に負えなくなり、ボランテイァで刈り倒しをしなくてはならない所まで来ているようで、今朝の新聞でも募集していた

旬(しゅん)という字はたけのこ(筍)から草冠をとったくらいだから季節感、採る時機は限られている、孟宗竹は地面に顔を出すかどうかの時が美味いというので、たけのこの頭を足で感じて掘り出す。

したがって、背丈が30cmにもなったら、たけのこの勝ち。

たけのこは、竹林のふちを勢力拡大の先兵に見立てて、人海戦術のように大量の芽出しで人間に対抗する。採られても採られてもへこたれない。

不撓不屈の精神は、雨と気温を味方にし、人の目を掠めて写真のように成長する。

そんなこんなを考えて標高100m前後の尾根をトットコトーと3時間あまり。

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