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2006年5月10日 (水)

刈っても 刈っても

P1010061_1 本来ならこの時期、五月晴れの空の下どこかに出かけたくてうずうずするはずなんだけど、どう間違ったのか、梅雨のような天気が続いている。

しかし、季節は着実に進んでいるらしく、シオカラトンボも出てきたし、裏の小さい畠の麦も黄色く色づき「麦秋」の候となった。

この麦は、食べるものでなく花に使うようなので、もうすぐ刈り取る取るとか、、。

刈り取ると言えば「さがりおろう、この印籠が目に入らぬか」とテレビで黄門様が刈り取った悪人は何人になるのだろうか、刈っても刈っても悪の芽は絶えないようだが、黄門様は飽きもせずに毎週どころか、リバイバルを入れると毎日出てくる。

テレビの人気番組「水戸黄門」は、昭和44年8月に始まって約37年間に1,050回を越えているとのこと、その量たるや他の番組ではチョッと及びもつかない数であり、毎回のように悪代官と小判をそうっと差し出す利権商人が退治されていく。

筋書きは、いたって単純、マンネリ化しているにもかかわらず人気がある。

作者側もいろいろと工夫しているのだろうが、日本各地の風情と悪人をやっつけなくてはならないという制限があり、さらには、どこからか悪人を殺してはならないようにな仕組みも付けられるなど、ますます制作範囲が狭められている。

見る側にとって、黄門様が諸国漫遊したことがないのは知っている。ただ、平素の社会で不正が横行し、役所で威張っている奴、悪事を働いている奴が退治されないとことにたいするうっぷんを少しでも払っているのだろうか、だとすると現世の悪者たちにとって都合の好いガス抜きドラマである。(大岡越前も同様)

儒教の国 中国では、昔から官僚が賄賂を取り蓄財に励むという習慣が深く根付き、科挙の試験に合格すると何もしない方が出世し、その子孫3代にわたって、生活に困らなかったと言う話が残っている。

性善説にもとづいて治められたこの国では、賄賂の横行は止める手立てがなかったようで、社会主義の国になっても官僚の腐敗 汚職を止めるのは難しいとのことだ。

その影響を受けた日本でも、江戸時代はかなりあからさまに、賄賂が行なわれた節があり。戦後、天皇から民に仕える公僕になったにも拘らず、悪代官の悪さはおさまらなず新聞をにぎわしている。

この調子では、”百年経っても河は澄まない”

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