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2006年5月29日 (月)

人の命は、、、

P1010041_1  昨日は午後から、今日は朝から曇り空ながら天気が良い。

静岡の田んぼにも、農業用水が引き入れられ、耕運機がバシャバシャとかき回し土を砕き均している。あれほど用心深いアマサギまでが黄色い頭を振りたててその後をついていく。

水面を走る風は、心地よくしばらく立ち止まって耕運機とその後ろにつきしたがっているサギやその間をチョコマカと走るセキレイなどを眺めていた。来週あたりには一面の早苗田になり、蛙が合唱し卵がおたまじゃくしになり、営々とした営みが今年も繰り返されることだろう。

それにしても、機械化されたためというか、若い人が田に入らなくなったというか。昔のように一家総出の農作業は大分前から見られなくなり、農村地帯の小学校さえ田植えは体験学習として学校田に入るだけとなった。

きのうも、運転を誤って畦に転げ込んでいる軽トラックを見たが、引き上げようと集まった周りの田にいた人は全ておじいさんおばあさんばかりで、手をこまねいていた。

五月15日、両足を失ったニュージランドの登山家が世界最高峰のチョモランマに登った際、酸素不足で倒れている人を見ながら登山を続けたことが話題になっていたが、その翌々日に日本人で70歳の人が最高齢登山を成功させたという記事があったり、他にもシェルパーが駄目だと診断し見捨てた人が、生還していたなど、旧名エベレストに関する話題が多い。

これらの記事からも、いま、世界最高峰は人、人、人であふれ返っているようで、17日は54人も登ったという。これでは、自分たちのすぐ傍にある竜爪山を人だかりの山といっていたが、それ以上の氾濫である。

よく人の命は地球より重いなんていう人がいるが、こんな光景を見たらどういうのだろうか。日本の場合は、山で遭難したとでもいうとヘリコプターをとばし、地元消防団や仲間が捜索に救助にと向かうが、世界では自己責任ということになり、瀕死の登山者の脇をよそ目も振らずぞろぞろと登っていくのだろうか。

そういえば、イラクでは連日のように人の命が無視され、昨日のインドネシア地震では、先のマレーシア地震の教訓は届いていないようだ。

我が家も、立ててから約40年。老朽化していて、主人以上にガタが来ているようだがなかなか地震対策は立てられない。

「東海地震は何時来ても不思議でない」と言われて30年、自分の命は地球よりはずっ~と軽いことを自覚しているので、東南アジアの人々はよそ事ではないと肝に銘じているが、自己責任論から言えば怪我をして苦しんでいるとき、傍をぞろぞろと無視して歩いて欲しくないと思っている。

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