まだ 12歳?
民放の旅番組といえば、温泉と名物の食べ歩き、と相場が決まっている。
名所旧跡も、案内役によってはあまり大げさすぎて嫌になることがたびたびある。どうして、あんなに声が裏返っているタレントばかりがでてくるのだろうか。
先日、ヨーロッパの観光案内番組をみていたが、淡々と落ち着いた解説の仕方に好感を持ち、文字入りながら最後まで見た。
戦後まもなくだったと思うが占領軍司令官ダグラス マッカーサーが「日本人の精神年齢は12歳」と言ったのを思い出してしまった。
食べ歩き番組においても、番組構成上仕方のないことかもしれないが、何を食べても「うまい」「まったりとしている」など決まりきった言葉を連発し、と目を瞑って首を振るだけのタレント。
もう少し節操が欲しいと願うのは自分ばかりではないと思う。
「名物にうまいものなし」とまでは言わないが、自分の周りでは誰一人評価しない(飛騨の)あるメーカーの中華ソバを、騒ぎ立てることしかできないタレントが絶賛してから、自分はその人全てが信用できなくなり、静岡の食べ物番組に出てくるとチャンネルを切り替えてしまうようになった。
いつも言うように、何かで当たれば何時までも 飽きるまで同じパターンを繰り返し、他局がやるから自分とこも式の放送をいいかげんに卒業できないものだろうか。
全然成長の兆しが見えない、放送内容、そして、それを良しとする視聴者。
マッカーサーが生きていたらやっぱり、12歳だというだろうな。
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