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2006年6月12日 (月)

ジーコ ジーコ ジーと

きのう笈破で聞いた春蝉の鳴き声が微妙に耳に残っている。

ジーコ ジーコ ジー   と    

今日は、ドイツでサッカーのワールドカップ大会で日本が出場する日である、新聞記事もかなりの紙面を割いている。

朝8時過ぎ、笈破の今の当主である従兄の家を辞し、街中でいつもの懐かしの食べ物(老田屋の即席麺、黒作り、かまぼこ、似ギスの一夜干しなど)と若干のみやげを買い込み出発する。

奥飛騨温泉郷を抜け、平湯から安房トンネルを抜けて松本から自動車道で静岡に向かうコースを取ることにした。

山道で何台も引きづって走る先頭車の、のろのろ運転にいらいらさせら「走れない 譲れないならこんな所へくるな」と毒づきながら、、、

それでも、中央道小淵沢インター付近を昼ごろ通過しそうなので、まだ行ったことのない白州のサントリー蒸留所によってみようということになった。

ここは、ウイスキーの全ての工程が見られるのと、森の中の工場なのでバードウオッチングエリアーがあるので前から一度と思いながら行けなかった場所であった。

P1010047_2 受付を通ってまづは工場見学に引率されて入ったが、最初に入った蒸留所で麦汁を蒸留する甘い匂いに深呼吸し、貯蔵庫の樽のなかでウイスキー原種の濃い匂いに思わず喉がなる現象に襲われた。

酒好きにはたまらんところである。女性陣はリチャー場といって、樽の中を火で焼いて古樽を再生するシーンがダイナミックなようで印象的だったと話しているのが聞こえた。

最後は”バー白州”での無料試飲会であったが運転手は、ワッペンを貼られているのでジュースか白州の水しかあたらないため、恨みの試飲会であった。

その後、バードサンクチュアリーと言うことで森の中を見てまわったが、鳥どもは新緑の中に隠れて見えず声もほとんど聞こえない。

ただひとつ、郭公がカッコー カッコーと時計を刻むように遠くで啼いている聖域(声域?)であった。

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