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2006年7月25日 (火)

無味 無臭

Img_0006 梅雨も明けたとは言わないが、夏空が広がった一日だった。

あついあつい、アスファルトの照り返しを入れると体温を軽く突破し蒸し風呂状態、少し足を延ばして麻機山 標高150mほど)の農業用道路を歩いてみたが、道半ば行かないうちにTシャツが汗でグッチャリ、こんなざまでは人様に嫌われる。

最近の若い人は、汗臭いは勿論、毛深いのさえ嫌われる材料になるといって、汗をかかないように、臑の毛や胸毛は剃ってしまうという。

おまけに、日焼けまで厭うらしく長手袋で自転車を運転している人もよく見受けられるようになった。つまり、無味無臭の世界に嵌っているらしい。

パロマのガス湯沸かし器で21人以上が亡くなっているという。

一酸化炭素ガス(以後COガスとする)の中毒。自分も軽いものを何回か経験しているが後遺症というか、予後というのかわからないが後が大変である。

頭がいつまでもモガモガと気持ち悪く、疲れがどっと出てくる感じである。

人によっては、重症の場合、死亡もしくは脳に影響がでて身体障害にもなるが、軽い場合でも頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気がいつまでもするという。

むかし、コタツがあった家庭では、木炭による中毒もあったが、自分の場合は坑内で使う火薬の後ガスといわれるものに含まれているCOガスのせいだった。

COガスは、無味無臭であり、気付いたときには手足の関節というか筋肉に力が入らなくなっていて、現場を離れるさいに梯子を滑り落ちたり、階段を転げ落ちたという話を何度か聞いた。

幸い、炭鉱のガス爆発のような事故が無かったので、悲惨な例は目の当たりにしていないが、階段を滑り落ちるような段階でも頭脳は明晰だったということも聞いていた。

となると、湯沸かし器で亡くなった人は、かなり遅くまで自分のおかれた状況を、身体が動かなくなってからも分かっていたのではないだろうか。

まったく悲惨なことである。

今でも仕事の現場では使われていると思うが、「ハインリッヒの法則」略して300事故の法則と呼ばれるものがある。

ひとつの重大事故のかげに、29の事故があり、さらに300の事故に至らない危ないことがあるというものだったと憶えている。

となると、パロマの場合、300以上の事故がさらに相当数の未然事故があったことになるが、会社幹部は本当に知らなかったのだろうかという疑念を持つ。

今年に入って、ナショナルの暖房機事故の対策を見るまでも無く、パロマがこの後の対策を誤ればいくら老舗とは言え、存続できなくなる可能性は充分にある。

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