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2006年8月27日 (日)

入笠山(1,995m)は人だかり

Img_0131 視界10m前後深い霧の中から突然対向のゴンドラが現れてすれ違い、瞬時に霧の中に音も無く消えていく。

前後左右上下まるで灰色の世界、下にときどき草地やむき出しの地山が見えるのと、前方に現れる対向ゴンドラとそれを支えるポストが現れガタガタと揺することで自分の乗っているゴンドラが上へ上がっているのが分かるくらい、静寂で一種浮遊状態とも言うべき不思議な感覚。

ここは、冬になるとスキー場になる”富士見パノラマリゾート”の山頂に向かうゴンドラの中である。

始めは、自動車で向かっていたのだが、中腹から上が濃い霧が撒いており、しばらく慎重に上がっていたものの、ますます濃くなる霧と初めての山道ということもあって、諦めて下に降り、ゴンドラで入笠湿原を目指すことにした。

不思議なもので、終点で降り立ったとたんに霧が薄れはじめ、薄日が差し出した。

標識に従って、唐松林を10分ほど、ほとんど上り下りなしで目指す入笠湿原に到着しする、あまりあっけないのと観光客の多さに、高い山に来たという実感が無い。

Img_0089  それでも、木道の周りは沢桔梗、松虫草、蝦夷竜胆、曙草など数々の花が咲き乱れ、標高1,775mの高かさを示している。

ここは、帰りにゆっくりと見ることにし、目的の入笠山に登ることにする。

入笠山と書いて「ニュウカサヤマ」と呼ぶそうだ、標高は1,995mともう少しで大台に乗るのだが、すぐ傍まで放牧場になっており、そのための道路もついていて、湿原から40分ほどで行ける山である。

そして、その便利さ、簡易さが受けてか格好な観光登山が出来る山として、簡単な装備ともいえない格好の人がバスガイドらしき人に連れられて来るは、来るは、で大賑わいを呈することもあるという。

山頂一帯は、踏み荒らされてか、地山まるだしの状態であったが、その周りはやはりお花畑が維持されていて、白山風露、山母子草、胡麻菜、野紺菊などを見る。

しかし、あまりに多くの人に呑まれ写真だけ写して早々に下山し、山小屋前の人気の少ないベンチで、ビールの祝杯とコンビニおにぎりで昼食をし、鳥兜と円葉岳蕗の多い道を引き返し、湿原に戻り約2時間ほどゆっくりと回ってきた。

今回は深い霧のため展望が利かず、花の時期としてもまた別の時期が良いそうなので再度別な方からチャレンジすることを期してゴンドラに戻った。

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