« 汗ダクダクとびく石(526m)へ | トップページ | 富士に文化遺産は似合わない »

2006年8月 7日 (月)

選ばれなかった幸せ

イギリスの心理学者が、「幸福マップ」なるものを発表し、静岡市のごく一部(自分の周りだけ)では話題になっている。

それによると、日本は世界で90番目になり、アメリカは23位、中国は82位、韓国は102位だという。

日本の順位について、いろいろ意見もあるようだが、幸せと言うものは個人の気持ちの持ちようもかなりあって、他人が決めるものではないような気もするが、国の場合も同様なのかもしれない。

しかし、最近の所得格差拡大社会にあって、医療制度は高齢者に負担を押し付け、教育も塾へ通って学力を付けないと、と言われると貧乏人にはつらい所があって、調査結果を否定する気はしない。

若いうちは、「人生、前に向かって進め、後ろを振り返っても何の得にもならない」なんていわれたが、もうこの年になるとアルバムを繰りながら「あのころぼ~くは 若かった~」なんて鼻歌を歌うしかない。

そして、これまでの人生に幾つかあった転機を振り返って見ることも多々ある。

「人間万事 塞翁が馬」「人生はあざなえる縄の如し」とか、考えてみると「選ばれなかった幸せ」というものがあるような気がしてしようがない。

入学試験に失敗して、志望校に行けなかったと落ち込んでいた同級生が、凄い肩書きを持って同級会に顔を見せ。家が金持ちでよい大学に行った奴が仕事を選びすぎてか、定職にも就けず行方不明になっていたり。会社を倒産させてひところの羽振りのよさが見る影もなくしていたりなど、少ない同級生の中にもいろいろといる。

自分の性格もあるのだが、幼いときから自尊心が強く、反抗的な性格だったので、お世辞を言ったり、ペコペコ頭を下げることが人並み以上に苦痛だった。

そのため、友達から「頭ぐらい下げたってどうってことないよ、もう少し得を取れ」などと言われたことあったができなかった。

その結果、上司の憶え目出度からず引き上げもなく、最初の会社は20年余いて、希望退職を募った時に応じたが、そのまま残っていればどうなっていたんだろう?。

静岡に来てから二度、会社を変えたのもこの性格が大分影響していたと思う。しかし、このいずれも、我慢して会社に残っていたとすると、人生がまた違った形で今を迎えているのだが、「幸せ」という面から見ると、どうなっていたんだろうか。

幸いなことに、技術職だったので独立でき、好きなようにしてきたが、いま振り返ってみるに、なにかいい方に、いい方に転んできたようにも思える。

こんな風に言えるのは「選ばれなかった、しあわせ」なのか、それとも、ただの”ノーテンキ”というべきか

|

« 汗ダクダクとびく石(526m)へ | トップページ | 富士に文化遺産は似合わない »

コメント

選ばれない人には、それなりの理由があってのことでしょうが、「どうして自分ではないの?」という思いは落胆を誘い、納得できないものです。

それが、バネとなるか、その後に自信をなくすかの転換点になると思いますが、どちらにしろ悔しいものです。

しかし、選ばれなかった事の良し悪しは、その時点では見えないので、、、、。

投稿: オラケタル | 2006年8月10日 (木) 16時27分

 選ばれたことは余り記憶にありませんが、自分で考え納得し、選んだ今までの道程に悔いないものを感じています。これからも他力本願的な生き方は、したくないなと思っておりますが……。

投稿: 高凛 | 2006年8月 8日 (火) 18時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/11313069

この記事へのトラックバック一覧です: 選ばれなかった幸せ:

« 汗ダクダクとびく石(526m)へ | トップページ | 富士に文化遺産は似合わない »