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2006年9月 8日 (金)

揺すってチャンスをつぶす

Img_0139 今日は、白露。陰陽道でいうと、暑い灼熱の陽気も終わりを告げ、陰気が強くなり始めると言う。

一般に陰気と言うとマイナスイメージが付きまとうが、陰陽道では、陰と陽が一対になって森羅万象を作り上げているので、現在言われているような印象はなかったようだ。

七十二候では、”草露白し”とこれまた優雅に表している。

今朝方3時すぎから、部分月食だといっていたが2時すぎ、小用で目ざめた時には雲の多い夜空だったので、天文フアンには拍子抜けだったかもしれないが、自分にとっては昨日の二の舞になるのを恐れて、脳みそを目覚めさせないよう、少しクーラーを入れて湿気を追い払い、寝苦しくならないようにし、早々に寝付いた。

さて今日は、久し振りに沓ヶ谷方面に行ってみた。

行程的には、9時30分愛宕山発清水(きよみず)行き2時間半コース、といったところか。

もちろん、原動機はいつものとおり、二本の棒ッ杭。

尾根筋は、期待に反して風もなくむし暑い、おまけに今の時期花の数がやたらと少ない、すれ違う人の数も少なく、メリハリがない。などの悪条件で次第にスピードが上がる。

ついに、最高地点”沓ヶ谷古墳”脇でオーバーヒートして一休み、そこから、北の方はるか、自宅付近を遠望して「この調子だと、帰りはバスかな?」なんて弱気になる。

「今日は、どうしてこんなにイラ付いているんだろう」と反省し、腰を上げてみれば、目立たないながらも藪茗荷は花と黒い実をつけているし、水引 狐の孫もみられ、野襤褸菊(写真)の綿毛も飛び立つ時期をはかっている。

少しの風を捉えて、より遠くへ飛んで根付く。

少しのチャンスを生かしきれるかどうか、その結果、落ち着いた先がどうなのか、運のいい悪いは自分ではきめられない、まさに神のみぞ知るの世界だ。

まるで、人生ドラマを見ているようと、綿毛をゆすってみた。風もない時だったので、ゆっくりと固まって下に落ちる、人間的に言うなら悪魔の所業となるか。

Img_0146_1 そんなこんなで、気を晴らし、清水公園の人口滝の下のベンチに到着したのが10時20分。大量に水が流れ降る音で気を静め、1時間後バスも使わず文字通り足を棒にして帰還。

総行程12キロ余。パンツはおろかズボンまでラジエーター液(言うまでもなく汗)で濡らしての帰宅と相成った。

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