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2006年9月 5日 (火)

冥府の王は闇の中

Img_0061_1 映画”地獄の黙示録”の中で泥沼のなかに潜んでいた兵士が、ぬーっと水面に顔を出すシーンがあったが、ここ麻機沼の一角にある小さな沼一面に鬼蓮が広がって、その下の世界にはなにも生やさない仕組みが出来ている。

その葉をつきやぶり、水面に顔を出した花はさながら隙を見て顔を出した兵士をかさねるのは無理があるか。

この花、これで満開らしくいつの間にかまた消え去る。

暗い事件の多かった今年の夏の話題のなかで、唯一面白かったのは、国際天文学連合の会議で冥王星が惑星の中から消え去ったことだった。

当初、現在九つある惑星を12個にしようという提案だったはずである。(写真 蓮の葉を突き破って顔をのぞかせた鬼蓮の花)

なんだか、数字だけで名前の無い星まであった。「これは、憶えるには大変だぞ」という感じだったが、賛成する人が少なくいとみると、今度は冥王星をはずして8個にするという話になり、可決されてしまった。

惑星の枠を外れたといって、冥王星が消えたわけでなく、「冥府の王」という名前のとおり、暗い夜空の奥でじっと地球、いや人類の行く末をうかがっている方が似合うのではないだろうか。

いろいろと、教育の面でも混乱がおきるという人もいたが、増えるより減る方が簡単である。それより、最近の天文学大国になったアメリカを気遣って数を増やそうとしたことの方が教育には良くないことだろう。

天文学的数字という言葉があるが、幾千万以上の星が瞬く夜空を仰いで、名前のいえる星座が僅かしかない。

最近の夜空は明るすぎてほとんど星が見えない。「じいじはなんでも知っている」と思っている孫から、星のことを聞かれることもなく、恥ずかしい思いをしなくて助かっているのだが、子供の頃見たいてつく冬の星空、アンデスの高地で見た南半球の全然知らない星空がなつかしい。

ほ~しの流れに 身をうらなって~

ど~こをねぐらの 今日の宿

という歌があったように、女性の中に「六星占星術」「十二星座占い」などをかなり気にする人がいるようだ。

ためしに、今日の自分を見てみたら非常によい、恋愛 仕事 健康 金運ともにどれもかなり良かったが、今の時刻になってほとんど何も当たっていない。

大体が、金運 恋愛運 仕事運には関係のない身になっているのだから、期待の仕様がない。

地球上に60億を越える人がいる中で、何人がこの占いに当たるか知らないが、確率的には非常に低いものがあると思う。「これ以上言うと後が恐いので止めておく、、、」

さて、冥府の王、プルートを冠したものに、ディズニーのキャラクターがあるが、そのほかにプルトニュームという鬼っ子がある。

原子力発電などの副産物として、派生した原子であるがこれの管理も充分に気をつけないと、冥王星同様、六ヶ所村の地下深くから、いや核大国の奥深くから、人類を冥界の彼方に引きずり込もうと息を潜めて機会をうかがっているはずである。

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