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2006年9月29日 (金)

久し振りの翡翠で、、

Img_0039_2 秋も本格的になり啓蟄で地上に出てきた虫、蛇、蛙なども秋風が身にしみて元に戻る”蟄中戸を閉ざす”と暦は言うが気温はまだ高い。

麻機山上りかけのところにいたヒバカリ(ごくおとなしい蛇)が結構身軽に草むらに入って行った所を見ると、まだまだ、隠居するには早いと見切っているのか。

水の枯れた水路で草刈をしている女性(おばさん)がいたので、少し話をした。

話は地球温暖化のせいで気候が不順、「この間も、こんなおっきい雨が降ったんよ」と指を丸めて見せ、雨水もここまで来たと水路の上を指差す。

「流通センタ-でも、野菜や果物の仕入れが去年より75%も高いんだって」という、「そんじゃ~おばさんちは、儲かるね」といったら「売るもんが出来やせん」とのこと。

沼のほうに降りてきたら、望遠鏡を片手にしたお年寄りがいたので、「なにか目当てがあるの?」と聞いたら「水鳥を見に来たんだが、今日はさっぱりだよ。やっぱり地球温暖化で北からの渡り鳥が遅れているんだろうかね」とここでも地球温暖化の話し。

たしか、今の時期沼にいる水鳥は少ない。「南側の草むらに入っているんじゃないですか、夜は付近の田んぼに入って稲をしごいているみたいだから、、、」と返事をしたが、これほどなにかにつけて「地球温暖化」という言葉が認知されているとは思わなかった。

その年、その年で少しばかりの変化はあるものの、ここ2万年ほどの間、地球がこんなに穏やかだった時期は地質学的には珍しいことだと言うのを聞いたことがある。

この気候に乗っかるようにして人類は大増殖、大発展したので、気候の変化など環境に対して、人間は実にひ弱な動物だそうだ。

そういえば、停電などが起きると都会は一発で麻痺してしまうものんな。

いつだったか、本屋で5千万年後の世界なんて空想絵本を立ち見したことがあるが、突拍子もない生物が書かれていた。

人間だって、類人猿から分かれたのが高々三百万年ほど。現代人は20万年ほどしか歴史を持っていないのだから、5千万年後には天変地異で消え去っていること間違いないだろうが、その前兆が始まっているのだろうか。なんて思っていた矢先。

”久し振り、お珍しいことで!”翡翠(カワセミ)が杭の上から、下の小魚をねらっているのが見えた、「あそこに翡翠が!」と指差し忍び足で、カメラをもって少しでも近寄ろうと進む、お年よりは目が悪くて確認できないのか望遠鏡を振り回している。

地球温暖化も妄想も一気に吹き飛ばして、小鳥に集中する。

所詮自分たちの談義も、目先の事件で一変する。この程度もんか

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