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2006年9月 3日 (日)

ある日帰り温泉(整理期に入ったか)

Img_0128 「えッ そんなにするの?やっとこの間まで800円でなかったの?」

「申し訳ありません、経営が苦しくて7月から元に戻したと言う格好で、もともとはいまの料金だったのです」

「うーん どうしょうかな、いまから他の温泉に行くわけには行かないからな、、、」

芝川町の町営(?)温泉ユートリオ受付での会話。

義妹から貰った籾米を精米にするため、山梨県南部町まで出かけた。

静岡には、玄米を精米する無人精米機はあるのだが、籾米を扱う所がない、農機具メーカーの出張所に聞いたところ、籾摺り機が各農家に普及しているため、まず、使う人がいないので「無い!」とひとこと。

それで、仕方なく隣の県にまで出かけて行くしかないのだ。

その帰り、折角ここまで来たのだから、どこか日帰り温泉でも寄ってみようかと、近くの佐野川温泉に久し振りに行って見ると、ここは、新築にしたせいか休憩を含めて1,650円だという。前回に比べるとひどい値上がりのしようだ。

個人経営だから、しようがないかとあきらめ、稲子川沿いの公共の施設ならと、出直したところが、上記のような会話になったしだいである。

よく、床屋さんのことで論議したことがあるが、昭和40年代、長髪が流行り床屋へ行く若者が減ったため、床屋さん組合は毎年のように値上げをした。

その結果、高いから行くのを控える。客が来ないから経営を維持するため値上げをするの循環で、かなりの床屋さんが廃業した時期があった。

これで懲りたのか、以後15年以上、いやもっとになるか、自分のなじみの床屋さんは値上げをしていない。

同じように、日帰り温泉もそんな時代に入ってきたのかもしれない。

日本では、どこにいても2時間以内に温泉場に行ける温泉大国と言われていたが、竹下内閣の「ふるさと創生資金」だったと思うが全国の市町村に1億円づつをばら撒いた時、使い道として温泉を掘った所が多く、温泉大国だった所に、さらに自治体が営業する公共の温泉が追加された。

温泉は天然物だけに中身は千差万別である。しかし、営業する方がお役所で、同じような施設と規模であるため、当然温泉同士の競争が起こる、さらに最近では燃料の値上がりが追い討ちをかけて、源泉の温度が低いところは、かなりの打撃のようだ。

いずれにしろ、公共の日帰り温泉で、1日1,500円は高い。食べ物の持込を禁止して、食堂の利益を上げようとしているが、入湯料が高いことを理由に客足が遠のけば、ひとっころの床屋さんみたいになってしまうだろう。

そんなことを考えながら帰ってきたら、長野県の高峰温泉から小包みが届き中を見たら、八月十四日、「籠の塔山の駐車場に落ちていた」と財布が送られてきた。

財布を落としたと気がついたのは、麓に降りてきてからのことだし、無くなった場所さえどこか判らなかったので、諦めて探してもいなかったものだった。

お金は、常に二つに分け、財布の中にはその日必要な額しか入れていないので余計に諦めがしやすかったのだが、このことで、また、「山に登る人には悪人はいない」が信念になりそうな出来事であった。

小さな手がかりで、静岡の自分にたどり着き、送っていただき「真に有難うございました、お礼の申し上げようもございません。中身以上にありがたく受け取りました」

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