« ある日帰り温泉(整理期に入ったか) | トップページ | 冥府の王は闇の中 »

2006年9月 4日 (月)

ひっつき虫め

Img_0044_1 澄みゆく水に 秋萩垂れ

玉なす露は すすきに満つ

想えばにたり 故郷の野辺

     ああ 我がはらから

       たれと遊ぶ

ご存知(最近の若い衆は知らないか)故郷の空の二番の歌詞である。

原曲は、スコットランド民謡の”ライ麦畑でつかまえて”であり、直訳すればドリフターズが歌った、”誰かさんと誰かさんが麦畑、、、”のほうが近い。

しかし、自分たち旧世代にとっては、夕空晴れて秋風吹き、、、の出だしをもつ「故郷の空」の方が親しい。

そして、二番の歌詞にある萩が咲きだしてくると、秋もまじかに感じるようだ。

今日も歌のとおり、直射日光は暑いものの湿度がないせいで心地よく散歩の汗を流したが、通りすがりにこれからの厄介者がそれとは感じさせないような顔をして微笑んでいた。

Img_0053_1 その名は、”盗人萩”薄赤い紫色とでも言うか、小粒の花をあちこちに咲かせている。

名前の由来は、花の後に出来る種を包む鞘が、サングラスのような形をしているのだが、昔の人は抜き足 差し足 忍び足と泥棒の足形を連想してつけてようだ。

この鞘が難物、植物側としては版図を広げるため遠い所に種を運んでもらいたいのだろうが、くっつかれた側にとってははた迷惑。

こんな植物は、むかしひっつき虫といい、猪子槌(イノコヅチ) 雄生揉(オナモミ)など沢山あるのだが、盗人萩のしつっこさはまた格別である。

そういえば、やっとこの間まで「じい じいじ」とまとわり付いていた孫も二年生になり、上の中1を見習ってか今年の夏休みは、ほとんど来ていない。

いままでは「このひっつき虫め」なんて嬉しい声を出す反面、子ども相手の煩さも感じていたが、来ないとなると物寂しく、時々は用もないのに様子見だけで行く。

もう少しして、人生の秋が進んでくると、こちらの脳みそも熟してきて、今度はこちらが”相手をして~な”とばかりに無視されても 嫌われてもひっついて行くのだろうか。

でも、そのときを想像するのはいやだな~

|

« ある日帰り温泉(整理期に入ったか) | トップページ | 冥府の王は闇の中 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/11757902

この記事へのトラックバック一覧です: ひっつき虫め:

« ある日帰り温泉(整理期に入ったか) | トップページ | 冥府の王は闇の中 »