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2006年9月11日 (月)

”きれる老人”考

P1010055 米の収穫が遅いここ静岡でも、稲の穂に実が入りだしたのか穂先を下げかけてきた。

”実るほど そっくり返る稲穂かな”といった人がいたが、見方によってはそう見えないこともないし、最近はそんな人が多い”金持ちや成功した人をねたむ風潮があるが、そんな人を尊敬し見習うことで社会が発展する”と首相や元経団連会長がそんな趣旨のことを言っていたが、まともに汗してのことならともかく、時流に乗ってお金を玩具のように扱い、あぶく銭をしまいこみ、”勝ち組”に名乗りをあげている人を批判するのは当然ではないだろうか。

話を戻してと、今田んぼの状況は、田の草取りも済み、水も退いて実りを待つだけとなったが、これからは、雀や鴨の仲間が柔らかい所をついばみ、倒れでもしようものなら鳩も参加してくる。

さて、今朝のテレビで”きれる老人たち”というのをやっていた。

河川敷などで禁止されているゴルフ練習を注意すると、注意した人に食って掛かり、はては道具などを振り回して脅す、という趣旨のものであった。

はた迷惑なことがあったから、禁止されたのだろうけど、禁止項目やはた迷惑には、犬を公園で放し飼いにしていたり、いま自分の散歩コースの途中にあるあずまやのベンチが3年続けて花火の不始末で焼けているのだが、これらを見ると、一概に老人だけの問題ではない。

”きれる老人”と企画の誰かが言い、そのテーマの沿ってテレビ局の作ったことだから、そこに到るまでのいきさつは放送せずに省略し、企画に沿った取材だけを強調して放送しているに違いないのだ。

しかし、そう思いながらも、自分の場合、怒りっぽくなってきたのは間違いない、といくぶん納得している部分もある。

自分に体力がなくなったり、病気などで気力がなくなれば少しは自信ももなくなり、怒る回数も減るのだろうけれど、いまの老人は結構体力があるという。

それも当てはまるのかな。

昔話に出てくるのは、意地悪ばあさんとニコニコ笑っているおじいさんが多いが、なかなかそんなおじいさんにはなれない。

何とか大学の先生に言わせると、人間の感情を左右する前頭葉が萎縮してくると、感情を抑えるのが次第に難しくなってくることから起きる現象で、老化現象のひとつだという。

な~んじゃ、そんなことなら仕方がないじゃないか、棒っきれさえ振り回さなければ少々のことは勘弁してもらいたいな。

だって、いまの世の中、ただニコニコ笑って縁側で日向ぼっこしている方が可笑しかないかい。そこまで行ったらただのボケ老人じゃぞ。

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コメント

高凛さん

う~んブッチギレね よくわかります。
「心がつながっている」といって犬を放し飼いにしている人に言ってやりました「言葉の通じる人間でさえ分からないのに、犬と通じるなんてうぬぼれだ」と

しかし、よく考えたら若い人とは、言葉は通じても話しが通じないいんですよね。
”ストレス”とでも手のひらに書いて、ポンと飲み込むしかないですかね。

投稿: オラケタル | 2006年9月15日 (金) 06時50分

老人には、まだ少し早い私も過日「ブッチギレ」てしまい、仕事の段取りだけはして、急遽「夏期休暇」と称して土・日を含む4連休。いわゆる「ブッチギレ休暇」を取りグタグタと無為な日々をすごしてしまいました。
やはり「ゆとり」のなさが原因でしょうか。若者の考え方についてゆけない焦り、無理して若者文化に合わせる必要はないと自身でブレーキをかけるために生ずるストレス。どうせ、宇宙人のような輩には言っても無駄と云う諦観、それらの蓄積でブッチギレたと思うものの、敵さんは私が「ブッチギレ」た理由などわからず、……。
若さに対する嫉妬かな?

投稿: 高凛 | 2006年9月14日 (木) 20時22分

会社関係の付き合いもなくなり、近所付き合いも生まれ故郷のように濃密でなくなって、自由気ままな生活をし、ストレスが無くなったはずです。
それでも、怒りっぽくなったと感じるのは、、、

ストレス?、、、、、あれか

あるかもしれません。
そうすると、ハタ迷惑な八つ当たりなんでしようね

投稿: オラケタル | 2006年9月14日 (木) 06時43分

切れる若者、切れる子供、切れるオバサン、、、何も切れるのは老人だけではないようです。
それだけ、取り巻く環境が、ゆとりのないストレスの多い世の中なんでしょうね。

投稿: ナベショー | 2006年9月12日 (火) 21時43分

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