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2006年9月15日 (金)

尾羽打ち枯らして

Img_0002 秋も本格的になったか、花ばかりでなく昆虫や動物にも変化が見え始めた。

いつもの麻機沼も次第に水鳥の数が増えてきた。といって渡り鳥が増えたのではなく、いままで、田んぼを初め周りに散らばっていた、カルガモやヒドリガモと大中小の鷺や青鷺が集結を始めたといった感じである。

また、あんなに沢山いた黒い戦士 蝶蜻蛉やヤンマの仲間は、めっきり数を減らし、赤とんぼ系統が増えてきた。

蝶の仲間も、セセリチョウなど小型の蝶にはまだ変化が見られないが、アゲハチョウの仲間は文字通り”尾羽打ち枯らした”という状態のもが多くなってきた。

大きいだけに、風当たりや木や草にふれて破れたのか、見るも気の毒なものが飛んでいる。

そんななか、麝香蝶が一羽家の中に飛び込んできた、胴体を朱色の染めた揚羽蝶、「窮鳥懐に入れば猟師もこれを打たず」とかいうが、我が家では自称写真家がいるので黙っては返さない、一応モデルになってもらった上でないと、釈放しないのだ。

しかし、写そうと思ったが、ためらってしまった。羽の鱗粉がかなりはげてしまっている、遠目ではまだ特徴を残しているが、”近くば寄っては目にも見よ”とはとても言えないほどやつれている。

不憫には思ったが、「うばざくら 先ゆく道はなけれども 今日のすがたをしばしとどめん」(山人)とて、老い先が短いであろう蝶を開放した。

さて、昨日の新聞によると、やる前から圧勝が予想される自民党の候補者が、次の党役員候補に対立候補者を幹事長に当てると新聞辞令がでていた。

幹事長といえば、党の代表の一人であり、総裁と二人三脚で歩まなければならない人である。

もし本当なら、傲慢もいいところだし、選挙をしなければならないほどの対立軸、政策がない事になり、選挙する人を馬鹿にした話ではないだろうか。

今井久男という政治評論家は、民社党の党首選無投票を批判していたが、自民党のこれは、「枯れ木も山の賑わい」選挙といっても良いのだろうと思う。

いずれにしろ、26日には新しい首相が決まるわけだが、尾羽打ち枯らした旧首相は、どうなるのだろうか。

もしかして、近い将来フェニックス(不死鳥)やピラミッドのミイラのように復活することの無いよう望む。

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