むかごの思いで
むかご、漢字で書くと零余子と書くそうだが、これはとても読めたものではない。
どこからこんな漢字になったのか、まさか漢字の発祥地、中国直伝ではあるまいな。
むかごは、山芋の蔓にできる種と言ったら良いのか、小芋といったら良いのか知らないが、子どもでも簡単に取れるところにある、
小さな袋にいっぱい詰めて意気揚々と振り回して家に帰ったものだが、その食べ方はフライパンに塩をひとつまみ入れて、炒って食べるのが常だった。
芋だけあって、生では少し苦いような粘りのあるところが口に合わなかったが、炒ると、ほくほくした芋に塩味が効いて、自分で取ってきたおやつという感じで子供心を満足させる食べ物だった。
後で聞くと、むかご御飯などと言う食べ方があるそうだが、まだ食した事が無い。なんだか皮を剥くのが面倒くさいような気がするので、、、、。
はたして、美味いのかね?。
今朝は、朝早くから花火が上がっていた。聞けばすぐそばの「流通センター」の祭りだと言うので、散歩がてらに歩いて行ってみた。
例年のことだが、今年も沢山人が来ていて車がいっぱい、駐車場を求めてそばの道路が渋滞していた。
やはり、少しでも食品が安いと言えばかなり遠方からでもやってくるんだろうな。
入ってみると、鮮魚コーナーは人だかり、とても、人を掻き分けて買う気がしない。ということで、野菜のコーナーへ行って見ると、10時前だと言うのにたたんだ段ボールしかなく人が閑散としている。(売り切れたらしい)
今年は、野菜が不作だったので、みんなが先を争って買ったのか、販売量が少なかったのか。昨年などと比べるとこんな所にも世相が反映している。
仕方がないので、鮮魚コーナーに戻ってはきたが、”帯に短し襷に長し”食欲のそそるものがあまり無く(腹が満腹の時は何を見ても駄目)、それ以上に財布の中味が離れたくないと言うので連れて帰ることにし、ほとんど来た時の状態で帰ることになった。
帰り際、別の場所でも花火が上がっていたが、あれはどこのなんだったか?
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