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2006年10月15日 (日)

稲刈り手伝いがなくなった

Img_0022 心地よい青空が広がっている。

例年なら、今日あたりが稲刈りの時期であるが、今年から稲刈りの手伝いが無くなった。

そのわけは、田んぼをこれまで取り仕切ってきたお爺さんの高齢化に伴って、息子に任せた結果、小型のコンバインで刈り取りをすることになったためである。

稲刈りは、普段使わない筋肉を急に使うため、心地よい全身の疲れと上半身の筋肉痛が2~3日続くのがここ何年間かの慣習であり、これが途絶えたのは、何か寂しいような気がする。

ざっくばらんに話し、集団でワイワイとやる農作業を半分楽しみにもしてきたが、農家の方ではただ働きを含めて気にしていたのかなとか、これからの農業はこうでなくてはと、息子が思っていたのかななど考えさせられる秋になった。

古来日本の農業は、人力を主としお互い助け合うことで、隣近所兄弟と仲良くしてきたが、最近此方の農家を見ていると、隣の田んぼの持ち主とさえあまり話しもしていないらしく、あの辺に住んでいる人、程度しか知らないこともあるそうだ。

高齢化し、農業を出来なくなった人が手放し、いい田んぼならずっと離れた所の人が買ってトラックで農業機械を運搬し、耕しているのでめったに会わない人もいるという。

先日も、話していたら、静岡~清水の国道1号バイパスの用地を取得するのに20年ほどかかったのに、第二東名取り付け道路は1年で済んだと言っていた。

つまり、後継者がいないためが原因らしい。食料自給率40%と言われる日本で農業はさらに先細りである。

Img_0039 ということで、安倍奥の山伏岳を登ろうかと出かけてみたが、別荘地の下から分岐して駐車場に向かう道で救急車とすれ違った。

「はて、こっちにはもう人家がないはずなのだが、、、ひょっとすると誰か山で遭難でもしていたのかな、それにしてもサイレンを鳴らしていなかったな」なんて思いながら200mも行くと、パトカーを含めて3台の車。

「これは、何か事件があったのかな」とすれ違いざま横目にガムテープでを貼り付けた小型車が一台見えた。

「排気ガス事故」とっさに気がついたもの引き続き駐車場に向かって車を走らせた、300mほど先の駐車場にはすでに6台の車が止まり、その少し下流では工事の人と機械が動いている。

これらのうちの誰かが通報したのだろうか、さぞ驚いただろう。

自分は駐車場に着いたものの、チラッと見た車内の人影が気になって支度する気になれない。多分縁もゆかりもない人なんだろうけど、どうしてこんな処を選んだのだろう。どんな理由がそうさせたのだろうか、などと考えながらしばらくいたが、今日の山登りは止めることにした。

帰りに再び脇を通ったが,山中のせいか遮蔽物もなく丸見え状態であり、気持ちだけの会釈で下山をした。

このまま家に帰ってもと思い、近くの「黄金の湯」で気持ちを落ち着かせて帰ることにしたが、そこまでは、聞こえていないらしく不断どおりののんびりとした雰囲気のなか、体温ほどの湯に長浸かりし、うたた寝状で過ごしてきた。

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コメント

ナベショーさま

今朝の新聞にもでていましたが、若い人ばかりだったようです。
いろいろ思うことがあるのでしょうが、なぜ、最終行為を簡単に選んだのでしょうね。

食わず嫌いを通してきた人が、あるときやむを得ず食べたものが以外と美味しかったので、どうして今まで外観だけ、慣性だけでこれを嫌って来たのか残念だと言って、以後なんでも食べ物は一度口にすることにした。と言っていました。

人生もこれとよく似ていると思っています。

投稿: オラケタル | 2006年10月16日 (月) 06時42分

可哀想に、ショックな現場に遭遇されたのですね。
私も、昔尼崎に単身赴任してたとき、早朝の堤防のウオーキングしてて、排気ガス自殺の車を発見し警察に連絡したことがあります。
阪神大震災の被災者の老夫婦、仮設住宅に住んでられた方でした。一人の方は助かりましたが、可哀想でした。

投稿: ナベショー | 2006年10月15日 (日) 23時11分

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