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2006年10月 3日 (火)

オラッ 近寄るんじゃない!

Img_0063 「オラッ 近寄るんじゃない!それ以上くると酷い目に合わすぞ、やったろうじゃないか」

昨夜の雨で、道端に上がってきたもの、帰りそびれて水溜りに潜りこんでたザリガニが一匹。

背中をつまんで道路に置いたら、写真のようにはさみを振り上げ、顔どころか全身を真っ赤にして(もともとだけど)威嚇している。

”ファイト!”と、小さい棒で鋏をツンツンと突っつくとますます反り返ったあげく、仰向けにひっくり返ってしまった。

恥ずかしそうに起き上がり、とてもかなわない相手だけんどまた威嚇して難を逃れようと気張る。

Img_0069 まわりには、人っ子一人いないので、お年よりは童心にかえって気まぐれのいたずらを繰り広げる、次は水のたまった蓮の葉にのせられるなどしばらく、相手をさせられた挙句、ようやく背中をつままれて今度は安全な池に返された。

このザリガニは、もともとは食用蛙の餌としてにとアメリカから輸入されたものらしいが、目的を達する前に食用蛙ともども逃げ出し、いまではあちこちの沼池やどぶで大繁殖してしまった生き物である。

ヨーロッパ、特に北欧では高級食材として人気があり、日本でもどこか(千葉?宮城?)で塩茹でにして食べるところがあり、先日もテレビでもくもくとタレントが、ふるさとの味と言って食べている場面があった。

しかし、全国的な食材にならなかったのは、住んでいる場所が泥臭かったせいなのだろうか。

アメリカザリガニ、ジャンボタニシ、マングースなど、その生物のことをろくに調べもしないで輸入し、結果的に害が出て、気付いた時にはどうしょうもない状態になった生物は数知れない。

Img_0071 もう少しすると、麻機沼は一面黄色になる、背高泡立ち草が蕾を持ち開花を待っている。根に毒があるとかで他の植物を駆逐しながら版図を広げ、最終的には自分自身がその毒に侵されて減るらしいのだが、その猛威で好かれていない。

この草もどんな理由によって日本に来たかは知らないが、来たくて来たものでないことは確かだ。

それにしてもアメリカ産の生き物のグローバリズムは人だけではない様だな。

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