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2006年10月25日 (水)

富士にはコスモスも

Img_0119 「富士には月見草が似合う」とのたもうたのは、かの有名な太宰治である。

山梨は河口湖の北側にある天下茶屋に滞在した時に出来た言葉というが。

この言葉に異論をとなえれば、桜の木との組み合わせ、紅葉との組み合わせ、山梨の桃林、伊豆あたりからの海を入れた富士、茶畑の上に浮かんだ富士とその組み合わせなど数限りなくある。

富士山は何を持ってきても似合ってしまう山である。

そして、今朝がた近所の小さなコスモス畑を通しても、似合っていた。

これからは、空気が澄んでくると意外な場所からも遠望できるので、その前景が良ければ日ごろ富士を見慣れているものにとっても、ハッとする光景に出会うことがある。

Img_0130 午後買物から帰ってくると、待っていたかのように、裏銀蜆(ウラギンシジミ)が小さな庭に表敬訪問をしてくれた。

(ごく最近まで、蝶には関心がなかったので、気にも留めていなかったから、初めて見る蝶であり、蜆蝶にしては大きすぎるので名前を探すのに苦労した)

最近は、蝶の数、種類ともにめっきり少なくなってきたと思っていた所なので、嬉しさのあまり家の中にドタドタとカメラを取りにいって、叱られた。

裏銀というだけあって、羽の下側が一面ねずみ色勝ちの銀色であり、外側にあたる部分は赤茶と黒の綺麗な色をしていて、飛んでいる姿は銀色と茶色が交互に見えるという演出があり、楽しませてくれる。

派手な表地と渋い裏地の組み合わせは、日本人好みの粋の逆だが、決して野暮ではない。

木の葉か、花にでも止まったところと願っていたが、のどが渇いていたようで少し前に水槽の水を撒いたところから動かず、満腹した後また大空に登っていった。

三度笠に合羽、振り分け荷物に脚半わらじ、旅の七つ道具も揃って、明日からの少しの間、旅の夜空を楽しむとするか。

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コメント

ナベショー様

有難うございます。
なにせ、この年になって俄仕込みの蝶々写真家ですから、種類、生態ともに何も知りません。
珍しく美しければいいのです。
しかし、新しいものへの興味はまだ尽きていませんので、次の年は何を見るのか楽しみです。
来年の事いうと鬼が笑うそうですが、笑わしてみようと思っています。

Ciao

投稿: オラケタル | 2006年10月26日 (木) 06時52分

ウラギンシジミは越冬するんですよ
今日はキタテハが飛んでいました。
天気は良いし、快適な旅を!

投稿: ナベショー | 2006年10月25日 (水) 23時45分

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