« 大道芸 | トップページ | ヤタのホシガラス »

2006年11月 4日 (土)

みんなで渡れば恐くない

赤信号 みんなで渡れば

            恐くない

こんな言葉がひとっころ流行ったことがある。

全国あちこちの高校で、必修科目をはずして、大学入試の試験科目に集中してたことが明るみにでて、大騒ぎになっている。

結局は、自民党を中心にしておおまけの負けた内容で納めることになるらしいが、ここ何年かは受験校と言われる所を中心に、世界史などを他所において頑張っていたらしい。

そして、一様に言われたのは、この時期に及んで補習授業をしなければならない「生徒が被害者だ!」という言い方だったが、そうだろうか。

自分が思うには、大まけに負けてもらえば、授業を完全にやってきた生徒や学校が一番の被害者になるのではないかと思う。

「真面目にやってきたものが報われる社会」だったのではないだろうか、再チャレンジが出来る社会の前には、「みんなで違反をすれば怖くない」と言った風潮に御墨付きを与えたのではないだろうか。

この問題を苦にして命をささげた校長と、のらりくらりと応えていた他の校長や教育委員会はなんだったのか。

また、世界史が必修科目なのに、日本史は選択科目だというのはどういうことなんだろうか。

長い間、高校の授業がどんなものか関心のなかったものにとって腑に落ちない。

自分のころからそうであったが、歴史の試験とは、何年に何があったかということを憶えるのが問題で、何というのはほとんどが猿飛び佐助や太閤記、西洋史は三銃士やロビンフッドなど漫画や絵本で覚えたことが主であり、学校の授業で何を憶えたのか思い出せないほど、無味乾燥の話ばかりだったように思う。

さらに、近代史に及んでは、中 高校とも学期末までには入れずいつも未修のまま終わっていた。

最近の学説には、聖徳太子がいなかったなど日本史に異論がいろいろと出てきているがが、資料がなくよく分からない人や、「いい国作ろう鎌倉幕府」ばかりを教えて、明治以降日本がどうして来た、という、近代史は無視すると言う変な教育がまかり通ってきた。

Img_0059_1 Img_0070

今日も静岡は良い天気が続いている。

午後になって、することもないので再度大道芸を見に出かけたが、後ろにいた同年くらいの爺様が孫に「前の人の足元を伝って一番前に行け」といい、孫はチョコマカとくぐって出ていった。

開演時間ぎりぎりに来て、早くから来ている人を出し抜いていく術を覚えた孫は、人を出し抜けなかった時、「一番の被害者は私だ」というのだろうか。

|

« 大道芸 | トップページ | ヤタのホシガラス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/12554653

この記事へのトラックバック一覧です: みんなで渡れば恐くない:

« 大道芸 | トップページ | ヤタのホシガラス »