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2006年11月25日 (土)

どうだん原はいま盛り

Img_0014 雲ひとつ無い夜明け(と言っても6時を過ぎている)の空を見て、島田の千葉山へ行ってみようとおもった。

少し前に、他所さまの庭でドウダンツツジが真っ赤になっているのを見て、千葉山のどうだん原もいま盛りなのだろうなと想像していたが、なにせ曇り空が続いていたので伸ばしに延ばしていた。

「あの赤い色は、青空に映える」と勝手に決め付けている、もう一人の自分がいて機会をうかがっていた。

「毎日、遊び歩いてばかりいて、、、」と言われるのも気にせず、今日は絶好の行楽日和とばかりにでかけた。

まだ、誰も来ていない智満寺下の駐車場に車を止めたのは九時少し前、足元の支度をして参道を登る。おそらく百段以上はあると思われる石段の上には仁王門があり、左右二体の仁王さんが「阿」「吽」と、目をむいてお迎え。かなり古いものらしく塗りはほとんど見当たらない。

山門を過ぎ、山中のお寺にしては広い境内に1,200年の歴史がある本堂内陣は開け放たれ灯が入っていた。

先日の新聞によると、{茅葺の屋根に自生している石解(セッコク 蘭の一種)を竹のような物でつつき落として盗んでいく人がいて警察に届けた。}とあったが、どこがその場所なのか分からなかった。

しかし、屋根の上にはいろんな植物が生えていていずれ近いうちに葺き替えをしなくてはならないことが予想されたので、お賽銭を少し奮発して、かわりに健康長寿を祈願した。

Img_0010 しばらく本堂を見た後、横手からゆっくりと山にはいる。この前来たのは昨年の6月だったから1年半ほどになるか、道の両側は冬枯れで寂しくはなっているが花茗荷(ハナミョウガ)の赤い珠が木の間から差し込む光りに映えて輝いている。

30分ほどで、標高478mの奥の院。頂上に着く。

何時見ても、大杉、達磨杉、雷杉、常胤杉などが、悠然と立っている。

何れも高さにして30~45m、太さが7,2~9,0m、となると幹周りはその3倍とすればかなりの大きさになり、見ただけで重量感が伝わってくる。

冷たい木肌に触れてみると、一本一本感触が違うような気がする。(写真は達磨杉)

しばらくそこで過ごした後、尾根伝いに降り、ペンションのある峠に到着。

Img_0033 そこから、僅かに降る道を15分、ドウダン原に到着した。

”ときはいま”とばかりにドウダンツツジが輝いている。道筋を中心に両側30mもないかと思うが、長さ300mほどが濃い薄いとりまぜて赤く染まっている。Img_0025

遠景は予想どおり、常緑樹の緑や空の青が引き立て役になっている。

そこでもしばらく見ていたが、大きな歓声と共に中年女性の一団がやってきたので引き上げることにした。

帰り道は、すれ違う人も次第に多くなり、ペンション横の駐車場には車が10台以上になり満車、これからさぞかし賑やかになっていくのだろうな。

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コメント

高凛さま

行って来られましたか、私も年に一度は行っていますが、どの季節に言っても、何か感じるもの、見ていなかったものに気付かされます。

巨木には、やはり人の手をさえぎる何かがあるのでしょうね。それにしても、境内の大公孫樹が無くなってしまったのが痛いです。

投稿: オラケタル | 2006年12月20日 (水) 22時09分

巨木に魅せられている私は、行きそびれておりました
千葉山智満寺に先日行ってまいりました。大地に根を張り、一本一本に個性があり色気さえ感じました。そして
この騒々しい世間に動じることなく、枝葉を張っている姿に、また、開山杉自体は朽ち果てていても、既に大地に帰り幼樹を育てている姿に、人の世の輪廻を改めて思い、何とも切なさと怖れ、そして神聖な心地で一杯になってしまいました。
少々、気が滅入っていたとき、『気合い』を入れられたような気がして帰宅、巨木は、やはり魅力的です。

投稿: 高凛 | 2006年12月20日 (水) 20時55分

いつも見ていただいて有難うございます。

杉の重量感はさすがです。年古びたものの持つ威厳でしょうか。
また、どうだん原はあと少しと思いますので是非一見のほどを、、、、、私の庭ではないのですが。

投稿: オラケタル | 2006年11月26日 (日) 16時21分

千葉山智満寺へいかれましたか、
あの大きな杉の木、しかもたくさん、、圧巻です!
ナベショーはいつも春にドウタンツツジの花を見に行きますが、秋の紅葉も綺麗ですね。

投稿: ナベショー | 2006年11月25日 (土) 23時20分

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