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2006年12月21日 (木)

ご無沙汰の安倍城址

Img_0070_1 年末になって、帳尻を合わせるかのように亡くなられた人の名が報道される。

昨日は青島幸雄さん、そのまえに岸田今日子さんが亡くなったという。どちらも少し年上であるが、いまの時代から言って年齢的には不足がある年であろう。

二人とも、自分たちの若いころから活躍した人であり、テレビ映画に露出していた人だけに、歌同様、若いころの写真や映画をちらちらと見せてくれると、あの時の自分はどうだった、思わせるものがある。

しかし、二人とも持てる才能をフルに使いはたして?の往生だったのではないだろうか。ともあれ、この二人はただ黄色い声を上げて騒ぐタレントやアーチストではなく、本物のTalenntだったと思う。

Img_0072 ここしばらく気分も乗らず近所の山も登っていないし、近くの山では71歳の人が遭難しているようなので、どうしようかなと思っていたが、穏やかな天気も今日限りみたいな天気予報を信じて、安倍城址に登ってみることにした。(上の写真は山頂から市街地を望む、靄の中に伊豆半島が微かに)

市街地西外れに当たる”洞慶院”の駐車場に車を入れていつものように登り出す。

前回は、昨年の”おかんじゃけ”の時だから、1年半くらい前になるか、山道は夏と冬と言う違いはあるものの、ほとんど変わりなく月日の変遷をしめすものはない。

登り出しは、朝の青空も薄雲で消えてしまったいたが、頂上間近になるとふたたび日差しがでてきた。

頂上に着いたのは11時半。1時間チョットの散歩道といったところか。

出合った人は一人。ときたま聞こえたヒヨドリの鳴き声のほか虫の声もなく、シーンとして音も無く、杉木立で展望も開けない世界を登ってたどり着く。

頂上からの僅かな眺めは、静岡市街地と富士山を薄いもやで霞ませていた。

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コメント

慶ちゃんと呼んでもまだ良いですか。
表題を変えましたね。

あなたが登った時は曇っていたのでしょうか?
山の頂上しか展望の開けるところはないのですが、足元の静岡市街地のほか、伊豆西海岸から愛鷹山富士山くらいまでが見えます。

それから、百両の写真が出来ました。
18日の万両などと一緒にならべましたので、一寸見てください。

投稿: オラケタル | 2006年12月24日 (日) 21時50分

写真を大きくして拝見しました。昔三十年も前に一度お洞慶さんから登ったことがあります。街道が一直線に見えここに城を作った意味が良くわかる景色で感動したことを思い出しました。すごいですね。澄み渡る空気の時はきっと伊豆半島も駿河湾のはっきり見えるんでしょうね。

投稿: 慶ちゃん | 2006年12月24日 (日) 17時38分

仁王山の遭難騒ぎ、その後どうなったのでしょう。

前に森町の岩岳や神奈川県の大雄山のように年寄りが絡んだ遭難が続くと山歩きも冷たい目で見られて困ります。

投稿: オラケタル | 2006年12月23日 (土) 16時55分

安倍城跡は近くてちょっとした散歩がてら簡単に登れるのでいいですね。
先日、遭難があった山もそんな険しい山じゃなくて、登りやすい普通の山だったのに、、どうして?
と思いました。

投稿: ナベショー | 2006年12月22日 (金) 22時45分

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