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2007年1月17日 (水)

還暦の赤頭巾ちゃん

Img_0001_3 よく「あの人の歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉があるように、雑草の中では何も生えないところでも、この草が最後まで残る草のように思われている。

そして、ぺんぺん草の由来は、種の形が三味線の撥のような所からつけられたらしいが、昔の藁屋根などに生えると貧乏の代名詞みたいに扱われたりして、印象的には良くない。

しかし、このぺんぺん草も、正月の七草粥のときだけ”薺(ナズナ)」なんて高尚な名前で呼ばれ、重宝される。

今年は、戦後復員してきた兵士が結婚したりして、どっと生まれた子どもが定年を迎えるそうで、各界で「団塊の世代を狙え」と手ぐすねを引いているそうだ。

銀行、証券に預けてとか、起業して社長に、先物取引で大儲け、海外移住で悠々自適などいろいろと甘い言葉で退職金を使わせようとしている。そして、これらに負けじと自治体までがわが町に来てくださいと争奪戦をくりひろげているそうだ。

年をとって固くなった頭で、住み慣れない町に移住し、慣れない近所づきあいは大変であるし、それまでの会社や役所内での役職は、口にするだけで嫌われるが、何にも他に話しすること無い。

そのうえ、老後を迎えたとき、介護や福祉を受けようとすると厄介者扱いを受けかねない。

「還暦(団塊)の赤頭巾ちゃん、くれぐれも気をつけてね。甘い言葉の裏には毒があるものだよ」と先輩面をしていってあげたい。

「団塊の世代」なんて冠言葉をつけられるほど人口が多いがゆえにひとくくりにされ競争もしたが、団結もしてきたてきた、しかし、定年過ぎたら沢山の老人のうちの個人個人になるだけ、、、。

いままで競争にさらされてきて、持ちつけぬお金(退職金)があるときだけちやほやされ、あとは再び団塊を厄介者扱いにされかねないのだから、、、。

「これじゃ、ぺんぺん草と同じじゃん」と言ってみたって、そんときゃ遅い。

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