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2007年1月10日 (水)

田舎は寒修行

Img_0027_1 茅萱(チガヤ)が白い穂先を揺らしていた。

冬の陽だまりの中で。小さく弱弱しく見えないことも無いが”世界最強の雑草”なんて異名もあるくらい絶やすには難しい草である。

万葉集に、  跡たえて 浅茅がすえになりにけり

          たのめしやどの 庭のしらつゆ

ともあるように、手入れを怠れば一旦進入したチガヤはなかなか絶やすことができない。

その一方で、茎に少し甘味があるようで、子どもが引き抜いて味わったとか、穂が強壮剤に使われたとか、6月末の茅の輪くぐりはこの草で作る、粽はこの葉で作ったとかいろいろ人との係わり合いのある草でもある。

今日は、語呂合わせで110番の日だとも言うが、ふるさとでは”初金毘羅”といって、讃岐の金毘羅さんからのお札を先頭に商売繁盛、家内安全を願って、木遣りと芸者衆と商人の行列が街中を練り歩く行事がある日である。

雪が降り積もった街中を知った顔ぶれが歩く、自分らは商売人ではないため、同じ町に住んでいても部外者で見物役であるため、最後の団子撒きにだけ参加させてもらった。

その町も、今では鉱山の衰退で人口が半減し、芸者もいなくなり、替わって雪中にクリスタルキャンドルをして盛り上げた、と去年は言っていたが今年は音沙汰が無い、聞かないだけなら良いのだが、、、、。

寒い季節を迎えて、禅寺では寒の修行に入っているが、北海道の夕張を見るまでも無く、いまや日本中の田舎はいつ明けるとも知れない”寒修行”にはいっているようだ。

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