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2007年1月 7日 (日)

変り七草で

Img_0069 発達した低気圧の影響で風が強い。

朝方、その風に乗って雪が飛んでいた。静岡気象台はそれを指して”初雪"だといっていたが、空を見ると北側の雪雲から飛んではくるものの、南側は明るい。

富士山の初雪は、下から観測できて初雪と言うそうだから、積雪はなし上空は明るいとなると、単なる”風花”では無いかと思うが、相手は気象のプロだから頭を下げるしかないか。

しかし、そんな風を恐れてか、めったに来たことの無いシジュウカラが、庭の隅に二羽で来てしばらくジッとしていたが、それより小さい目白が「ここは俺たちの餌場だ!」と主張するように何度も傍の木を揺するものだから、20分ほどねばっていたが立ち去った。

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上 三草粥と明日葉のおひたし  

君がため 春の野にいでて若菜つむ

    わがころもでに 雪は降りつつ

昨日の夕方、雨が上がりかける少し前、七草粥の材料を、集めに出かけてみたところ、丁度、百人一首の中の光孝天皇の歌のような状況になってしまった。

結局時間の関係もあって集めたのは、すずな(大根)すずしろ(かぶら)は納屋からもってきて、セリと明日葉、からし菜、クレソン、蕗のとう前から目をつけていた場所へ出かけて調達するということになった。

むかしから、"秋の七草”は見る。に対して”春の七草”は邪気を祓って万病に効くといわれてきたが、ハコベ(はこべら)や、なずな(ぺんぺん草)ごぎょう(母子草)仏の座(田平子) は食べる気がしないので敬遠し、代わりに上記のものにした次第である。

いずれも二人分でいいので良いところを少しつまんで、余った分は知人におすそ分けで処分し、明日葉と、からし菜はおひたしに、クレソンはサラダに、蕗のとうは味噌和えにとした結果、かゆに入るのはすずな、すずしろ、セリだけになる。

スーパーでもそろえているらしいが、「栽培したセリではちょっと風味が欠けるネ」と首をかしげて自己調達。

先日も聞いたのだが、独活なんかでも「野生のものは匂いがきつくて硬い」といってわざわざ栽培したものを買う若い人がいると聞いて驚いたことがあるが、さらには、そんなもの食べなくてもと言うのがいると聞くと、「春の七草」の運命もそう永くは無いようだ。

からし菜にしろ、クレソンにしろ、このあたりにある明日葉にしろ一度は人間に栽培されたものが逃げ出して野生化したものだが、何れも独特の味わいを持っていて美味い。しかし、混ぜ合わせてはどうなのか、相性が悪かったらと思うと単品づつの食べ方になってしまった。

いずれにしろ、七草もいつまでも昔のままで無く、その時によって変わって行くのも一興。正月の腹休め、胃腸薬と思えばこれもまたよしとするか、、、。

写真:上からからし菜、明日葉、蕗のとう、セリ、クレソン、

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コメント

ナベショーさま

七草粥は作りませんでしたか?
むかしは、正月とはいっても脂っこい食べ物が少なかったのと、どれだけ食べても胃もたれをしませんでしたので、「七草なんて」と言っていました、採りもしませんでしたが、次第に美味しく感じるようになりました。

今年も、塩あじが丁度いい塩梅でけっこうでした。

投稿: オラケタル | 2007年1月 8日 (月) 22時12分

SIDECARさま

今日(1/8)、本栖湖の湖尻に下りました。
昨日の雪の後、溶けた水が凍ってスケート場みたいになっており、歩くのにかなり緊張しました。
しかし、予想できたので転びませんでしたが、転ぶのは予想していなかった時ですので、体勢が取れません。

それと、尾てい骨をかち上げたことありませんか、息が出来なくて死ぬかと思ったことがありましたよ。

投稿: オラケタル | 2007年1月 8日 (月) 22時05分

私のところも、半径数百m以内で野生のセリ、三つ葉、明日葉、クレソン、蕗、ツワブキなどが容易に収穫できますが、、、有難いことと思います。

投稿: ナベショー | 2007年1月 8日 (月) 17時40分

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