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2007年2月18日 (日)

春雨じゃ 濡れていこう

Img_0044_2 旧正月。いまだにこの日を重視している中国やベトナムでは新年を祝うため、大騒ぎしているに違いない。

とくに、もう古い事になる、1974年だったと思うがベトナム戦争当時、テト攻勢というのがあって、不意を付かれたアメリカ軍がかなり大きなダメージを受けた日である。

Img_0049 朝まだ少し残っていた雨も、小降りになり西の空が少し明るくなったころを見計らい沼津に向かって出発した。途中で雨雲に追いついたりして沼津御用邸に着いたのが10時ころ、駐車場に車を入れ、記念公園の西付属邸に入る、このときは雨も止んでいたので、傘も持たずに屋敷内に入り、あちこちの部屋を見て周り、最後につるし飾りや3月桃の節句のひな壇飾りなどを見たが、由緒ありそうな雛人形と共に最近はやりのつるし飾りの年の入った細工物を改めて見させてもらった。

約40分ほどの見学の後外に出ると、雨がまた激しく降りだし、売店に閉じ込められる。しばらく我慢していたが、止みそうもないので諦めて帰ろうとしたころあいを見て取ったのか小止みになる。

この程度なら、少しくらい濡れてもいいか「春雨じゃ 濡れていこう」なんて古い駄洒落を言いながら、弟と二人で外に出て梅園や海岸近くの芝生、東付属邸付近をぐるりと一周してかえる。

その後、伊豆半島を南下、海岸から長岡、修善寺で名代のそばを食べ、天城峠に向かう、途中道の駅に立ち寄って一休みをした後、天城峠を降り、湯ヶ島町の河津七滝を見る。

ここに来るまであちこちで河津桜を見て来たが、ループ橋の下あたりからその数が増え桃色の花を透かしてみる三階建ての橋は見慣れているせいか、よく調和が取れているように感じた。

ここでも、駐車場に車を止めて、そぞろ歩きで30分ほどか、踊子の緑色の像がある釜滝まで行ってくる。

Img_0078 降って、湯が野温泉からは旧下田街道にはいる。予測としては河津桜のある辺りから下田にかけて車が渋滞しているとふんでのこと、ところが、桜並木が見られるところから俯瞰してみると意外と流れている。「やあ失敗したかな、、、」とつぶやくもここまでくれば仕方がない、一路逆川を下り、”お吉ヶ淵”を横目で見て今日の宿がある吉佐美に付いたのは五時少し前であった。

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