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2007年3月22日 (木)

富士はやきもちやき(山伏岳2,014m)

Img_0030_1 三時間もかけて頂上に着いたのに、「まず最初に見てくれなかった」と富士山は御簾の陰に身を隠したまま、40分待っても出てこなかった。(雲の形が怒っているようにも見える)

朝6時過ぎに家を出て、西日影沢の駐車場に車を入れたのが、7時少し過ぎだった。先客は他県ナンバーの車が1台あるのみ。(結局この車の主と会うことは無かったので気味悪かった)

昨年秋に登ろうとしたら、駐車場のすぐ傍で自殺騒動があり。以来、近寄っていなかったが、雪のあるうちに登りたくて、やっと来たと言う感じの山登りになってしまった。

駐車場から、中間点と思える”蓬峠”まで一時間一寸。ここから山の様子が少し変わり、山道沿いに人に踏み固められた圧雪や凍ってしまったところがあちこちにあり、靴蹴飛ばしても壊れないので、足の置き場が無く困った。

Img_0023_2 さらに上、1,700mくらいから雪の量も多くなり、山全体が全て雪の上状態になると、斜面はゆるやかになり百畳峠からの道と合わさる。

その後、10分あまりで山頂につくのだが、ここまで木の間越しに富士山は機嫌よく裾に少し雲をまとった状態で見え、大谷嶺も崩れを正面にして垣間見えた。しかし、写真にするにはどこも前の木が邪魔をしてうまくいかない。

Img_0034_3 ようようにして、頂上間近、”ヤンブシ”(山伏をこの辺りではこう言う)名物の枯れた樅の木越しの写真となるが、あまり天気が良いので、最初に頂上へ行ってからゆっくりと写そうと思い、横目で富士を見ながら登る。

頂上に着くと、南アルプスがあまり綺麗に見えるので、少し眺めてから振り返ったら、冒頭に書いたように富士の周りは雲だらけ、びっくりしたね。

「まあ 時間もあるしそのうち晴れるさ」と早飯に入って、おにぎりを頬ばりながら富士のほうを見ていたが、雲が動かない。

30分を過ぎたころから、機嫌を取ってみたが相変わらず、風も出てきて汗をかいた下着が冷たく感じ始めたころあいを見て降ることにした。

富士山の神は古来、木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)だといわれている。そのため、先に格下の南アルプスに気を移したのが、感に触ったのだろうか。

Img_0014_5 5分ほど下ったところで一時機嫌を直したかのように見えたが、その後はすっかり雲の布団を被ってしまった。一度壊した機嫌はなかなか戻すのは大変だと言うことは、経験上よく知っている。(写真は兎の足跡)

午後一時過ぎ、駐車場に戻り「黄金の湯」入って帰ったが、気になったのは、山頂で見た山伏岳の”岳”という字を全て壊したり、黒く塗りつぶしてあったが、誰の仕業なんだろうということだった。

「ヤンブシ」にこだわった者と思うが、壊してしまわなければならないほどのものだろうか、、、、、、情けない人がいるものだ。

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