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2007年3月 4日 (日)

早春賦はいずくに

Img_0136_2 気温が20度を超え、四月半ばより後の陽気が続いているそうで、所によっては夏日を記録したそうだ。この調子では、初春という言葉はどこかに行ってしまいそうである。

実際「早春賦」の歌の世界はどこかに飛んで行き、今朝方、もう鶯の初音を聞いてしまった。

田んぼ周りの道にも、赤黄青紫と小さいがとりどりの花も咲き、蝶も飛び出して花の上でもつれていた。

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古来、日本人は繊細な神経を持ち合わせていたのであろうか、落椿といって、地面に落ちた後の椿の花に「落椿」という季語まで与えるほど風情を感じ、数々の俳人による歌も残されている。

はなびらの 肉柔らかに 落つばき  飯田蛇笏

遅れ咲き いまの落花に 加わらず 山口誓子など 

欧米の人には、虫の鳴く声は雑音としか思わない人がかなりいるそうだし、自分がやはり花を指差して、これの名前は?と聞いた時も全てフロールでかたずけられたことある。

同様に、明日の天気を日本人ほど気にする国民はいないそうで、雨が降ると蛇の目や番傘などをさすのは日本人ぐらいで、映画を見ていても雨の中を濡れて歩くシーンが多いし、イギリス人はステッキ代わりにしか使わないのに気が付く。

仕事で行ってた南アメリカも雨季と乾季に大別され、一度晴れだすとしばらくは晴れの陽気だったので、天気予報は必要なかった。

そういえば、世界の天気予報なんて番組を朝やっているが、ハワイの気温は年中ほとんど変化がないようだが、今言われている地球温暖化が続けば、日本も一年中、気温の変化が少なくなり、気象予報士は失業しかねない事態にのなるんではないだろうか。

今夜は満月、こうこうと輝く月を見ていると、明日は前線が通過するため雨風が激しくなるといっているが、この月を見る限りでは想像できない。

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コメント

慶さん

花のいろは うつりにけりないたずらに わが身世にふる ながせしまに  小野小町

人生もいよいよ”落椿”の時期。なんて思うと気が滅入ってきますが、落椿ならではの輝き、色映えを添えて楽しみ、見方を愛でて行きたいと思っています。

投稿: オラケタル | 2007年3月 5日 (月) 07時26分

今日のテレビでもそんなことを言っていましたね。脳の違いだとか。音と同じように色も人によってみえ方が違うそうです。確かに同じ赤でも、好き嫌いもあるし、空の青だって、気分によっても青がうきうき綺麗って思うときと、いわゆるブルーな気分の時は悲しい色に見えることもありますものね。きっと、同じ景色でも、私たちと外国の人とでは違うのでしょうね。

投稿: | 2007年3月 5日 (月) 00時27分

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