蓮華畑でランデブー
雨上がりの田んぼ。蓮華草もそろそろ店じまいに入った中、鴨の夫婦が愛を高めるためか付かず離れずランデブー(古くていまの人はこの言葉を知らないかも、、)
邪魔をしては悪いので、早々に離れたがその先のすこし水の溜まっている田んぼの中を小さな鞠のような物が転がっていくのが見えた。
なんだろうと目を凝らすと、すぐ脇からケリが飛び立った。
「やあ もう雛がかえったのか。どれ、一枚写真にでも収めようか」と近寄ったが、例の「ケリケリケリッ」とけたたましい声と共に二羽の親が交互に急降下をして攻撃をかけてくる。
ケリの性質として、雛は地面にうずくまったまま動かないことが分かっているので、大体見当を付けて近寄ったが見つからない。下手に踏んづけても可愛そうなので、目を凝らして探す。
目の前3mほどの所にいるはずだが、保護色で微動だにしない雛を見つけ出すことは困難な技、これで、蛇や猛禽類から逃れるのだから遊び半分の人間に分かるはずない。つい痺れを切らして引き上げた。とたん、親鳥も鳴りを潜め静かないつもの田んぼにもどった。
まさに、イソップ物語だったかに、蛙に石をなげる子どもに向かって「そちらは遊びのつもりかもしれないが、こちらは命がけなんだ!」と蛙が言っている図式そのままで反省するしかない。そして、最近の子どもに対する虐待などを聞いていると、おしなべて動物のほうがよほど子育てに真剣なのだと感じた一瞬だった。
今日の花。
いま、蜜柑畑などの下が紫の花が密集して咲いている。昨年まではこんなにも無かったように思う。ひとつは、左の紫花菜(ムラサキハナナ)別名花大根とも諸葛菜ともいう。右は名前が分からない。多分園芸品種が逃げてきたものと思う。細いひょろひょろとした茎小さな花を咲かせ、一本では目立たないが密集するときれいに見える。
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