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2007年4月14日 (土)

鴛鴦に危機

Img_0064 10日、鳳来山を後にして、豊川沿いに登りつめ寒狭川と名前を換えた付近の田峰(ダミネ)というところに鴛鴦(オシドリ)がまだ居るかも知れないとと言うことで立ち寄った。

手前で車を止め、保護活動をしている地主に聞いたところ、今日は天気が良いし時間も時間だから、いないかもしれないと言う話だった。

川岸に張られた、ブルーシートの観察小屋に入ると、先客が一人望遠レンズの大きいのを付けて撮影中。

ならば、居るのかとレンズの先を見ると4~50羽ほど、川が湾曲してくぼんだ所の岩場に居た。最盛期には400羽にもなるというが、これだけ居れば充分。

Img_0073_3 ただ、距離が遠い。もう少し早い時期だとまだカップルが決まらず争奪戦も見られるそうだが、いまは相手が見つかった様子でのんびりと幾組かが川中に出てきて、モデル役を果たし、残りは、岩場でじっと動かないでいる。

地主夫婦曰くには、餌の団栗などを30年もやっているのにちっとも慣れることがなく、姿を見ると逃げるほど警戒心が強く頑なな鳥だとの事。

パンフレットにも、近年オシドリが巣をかけるうろの持った巨木が減り、営巣状況が悪化し減少傾向が続くとあった。

鴛鴦と言えば極彩色の雄鳥。そして、むかしは、連れ添ったら一生離れないと教えられたが、人間を見習ってか、近年はそうでないと言う研究発表があったそうだ、せめて、オシドリだけでも熟年離婚は無いという結果が欲しかったのに、、、。

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