これでも桜?ウワミズサクラ
よそさまのブログを見ていたら、ワラビやゼンマイの山菜を採取している記事が多くあるので、ようやく重い腰を上げた。
行った先は、相良町の牧の原よりの山。もうすぐ茶摘が始まる茶畑は新緑の若芽を綺麗にかぶせてうねうねと広がっている。
その先にこれでもサクラ?と首をかしげるウワミズサクラ(左)の細かい花を密集させた白い花と谷空木(タニウツギ)がもう赤い花をさせていた
山菜取りはもともと山の民なので山歩きを含めて好きな上、戦後の食糧難をカバーするため覚えたものを含めるとかなりの数を知っている。そして、山歩きの時、あれもこれも食べられるというと、「あなたは食料品店がなくなっても生きていけるね」といわれるくらいうるさがられる。
しかし、先週の長距離旅行で気持ち的にくたびれていたのと今年はなんとなく腰が重いので、気がむかないときは行っても仕様がないと控えていた。しかし、今日は雨が降った後の天気、”雨後の筍”では無いがちょうど出盛りころのはず、、、、。
ここは、静岡から遠すぎるのだが仕事の関係で、覚えた場所でありここ20年余毎年出かけている場所であり、行けば独活、三つ葉、いたどりなどを含めてある程度は保障されているが、さすが、20年もたつと草原に植林したヒノキがしだい大きくなり、日陰も出来てきて収量は最近少なくなってきた。
ゼンマイは、ツクシとスギナのように花の部分と光を受ける葉の部分があり、花粉を飛ばす花の部分を男ゼンマイ、葉の部分を女ゼンマイと飛騨では言い、どんなに収穫が少なくても、次の年のため男ゼンマイと女ゼンマイは2~3本残してくるのが常識なので、ここも飛騨式を適用している。(女ゼンマイ、手前の渦を巻いたものに先駆けて男ゼンマイが出て胞子を飛ばす)
それにたいして、同じ羊歯植物のワラビは一度折ってもかなり遅く、八月ころまでは次々と芽吹いてくるので今の新芽が柔らかい時期はかなりとっても大丈夫である。
さて、友人への土産にする分も含めて取り終えれば、いつものように近くの日帰り温泉「子生まれの湯」に浸かり、食事をして帰る。
| 固定リンク
コメント