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2007年5月14日 (月)

もったいぶった富士山(越前岳1,504m)

Img_0034_7 「天気予報ではもっといい天気かと思って出かけてきたのに、、」と別々に会った千葉県の人も横浜の人も言っていた。(もったいぶってようやくこれだけ)

私もその口で、朝早く十里木から越前岳に向かったが、家をでてから駐車場まで青空が出ることがなかった。天気予報を信じて「いまに晴れる、もうすぐ晴れる」と念仏のように唱えた来たが駄目だった。

Img_0043_1 しかし、降りだす気配もないので登り出したが、当てにしていた「愛鷹つつじ」はない。40分ほど登った”馬の背”辺りに少し咲いていただけで、そこを過ぎると蕾をつけた物も少ない上、蕾を持っているのを見ても、ごく小さく固い、まだまだ開花は先のように見えた。(愛鷹つつじは花が小ぶりでオシベが多いのが特徴とか)

足元には、ヤブレガサが開ききった葉を広げ、その合間に豆桜の花びらが散っている。しかし、仰いで見るとどの木も花を散らした後で、枝に花を残しているものがない。「まったく~今日は花の端境期らしい」とぼやきながら登った。

ほとんど、頂上に近いところで千葉県から来たという人とすれ違って挨拶をした。彼は、朝六時まえから登り出したが、花もなし展望もなしでガッカリしていた。遠い所からのお客さん、越前岳ももうチットは気を使わなきゃね。

Img_0019_6 頂上には、看板がひとつ新しくなっていた以外これというものがない、それでも20分ほどいるうちに少し雲が切れて、富士山の9合目くらいから上をもったいぶって顔をだした。「そんなにもったいぶらなくたって、、、いいじゃないか」と言いながら、それでも二~三枚写して下山する。(ようやく頂上にあった、散り遅れの豆桜。染井吉野の半分ほどの大きさの花)

今日の花。左、三つ葉ツチグリ? 右、ヤブレガサの群落

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