五月晴れの三保海岸
本日は小満。万物に生気が充満し、草木の枝葉も茂るころと暦は言う。
先日まで、白っぽい緑をしていた椎の花も散り、深い緑一色の夏山に変わりだし、平地の田んぼも順に水が入り始めた。
午前中は雲もなく文字通り五月晴れの上天気。ふと、三保の海岸を歩いてみたくなって出かけた。
三保の駐車場に車を止め、羽衣の松の脇を通って海岸に出てみたが、羽衣の松の勢いにややかげりがでているように見えたのは僻目か。富士山の見えるところまで西に歩けば、鮮明にとは行かないまでも、箱根、愛鷹山を含めて遠望できる。
海岸の砂の上を歩くのは、本当に久し振り。前に歩いたのは、そうだ3月に伊豆下田の大浜海岸以来だが、あの時と違って今日は春の、いや初夏の日差しが充満し、少し風があり「ひねもすのたりのたり」とは行かないが心地よい散歩をした。
浜には、浜昼顔、浜エンドウ、コマツヨイグサがいまを盛りと咲いていたが、浜ゴウはまだ蕾すらない。松林の下には松葉が降り積もり、足に心地よいクッションが伝わってくる。
すぐ傍で、多分シラス漁の船と思われる漁船が幾つか行き来し、はるか沖には伊豆半島を背にして三角帆をはった遊漁船や貨物船が遠望でき、のんびりとしたひと時に浸ってきた。
今日の花。風景もあわせて「別冊 オラケタル」(http://hida.cocolog-tnc.com/szok/)のほうにまとめることにして、、、。
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