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2007年6月 9日 (土)

雨風強くて先を断念、根子岳(2,207m)

Img_0047_4 昨夜来の雨も治まったようで屋根を打つ音がしない。期待を込めてカーテンをそっと開けると空が明るい。「しめた、願いが叶ったか、、、」と時計を見ると五時を少し回った時間である。(根子岳山頂は薄暗く雨風ともに強く、、)

早速起きて着替えをし、昨夜残りの柿の葉寿司を朝飯代わりに二つ三つと放り込むがさすがに少し重い。残りをリックに詰め込みお茶を呑んでお終い。

Img_0019_5 この天気もいつまで続くやら、天気予報は昨日と同じだとという。六時前に宿を出て菅平牧場の駐車場に車を入れ支度する。まだ、他の人の気配はない。

Img_0021_7 六時半、四阿山からにしようかどうか、根子岳にしようかと迷った挙句直登になる、根子岳(2,207m)から登って四阿山を回ることにした。牛が放し飼いにされている柵の間を登る、白黒模様のホルスタインは一様にこちらを眺め、中には近寄って確かめるようなそぶりをするものもいる。時間にして15分ほどか、牧場が終った辺りの蓮華ツツジはまだ先っちょが赤いもののどれも蕾は固い、足元では東菊(アズマギク)がようやく咲き出したという感じで、昨日思った「春まだ早い菅平」は現実のものになった。 (上 東菊)

Img_0026_4 カッコウの声に送られるようにして、白樺林と露の多い熊笹の中を歩き出す足元に今度は岩鏡の群れがところどころにある。ここの岩鏡は色が濃い、特に蕾のうちはくどいくらいに赤かった。  (左 赤い岩鏡)

白樺の木が細くなり、芽吹きしたばかりの状態になったのは1,800mくらいから、今度は背丈の低い山桜が目立ちだし、鳥の声もウグイスに変わってきた。

Img_0054_3 Img_0044_6 桜は、豆桜にしては、花が大きいようだし正確な名前は分からないが、ずっと続き、笹を主体とした頂上近くまで咲いていたものの、売りの「花の百名山」には程遠い状態であった。 (左、オノエンテマ 右、なに山桜かな?)  

そのころから、再び雲行きが怪しくなり、木がないせいか風が一段と強くなってきた。ガラ場に入ると頂上は間近、薄暗い空を背景にして鐘と小さな石造りの社が見えてきた。中を見ると大黒様のような像が入っていたが、何かいわれがあるのだろうか。

八時少し過ぎに到着した山頂で一休み、と、これからの様子見をする

Img_0053_6 Img_0057_1 四阿山(2,354m)は、すでに霧の中に入っていて見えない。前方の狭い岩稜と屏風岩がかろうじて見えるのでできれば四阿山周りで降りたいと屏風岩まで来ると雨交じりの強い風が吹き上げてきたので、合羽を取り出して着込んでみたが再三帽子が吹き飛ばされるので少し降りかけて見たが、「ここが引き時」と先へ進むのを断念し、根子岳へ戻り下山することにした。  (上左、根子岳から見た痩せ尾根 右、屏風岩の下から)

降りかけると斜面の関係か風は収まったものの、雨が次第激しくなってきた。400mも下ったころ、下から女性連れの中高年の一団が重装備で上がって来るのに出会ったが、先頭の男の人が「後どのくらいかかりますか」という。いつもこういう質問に困るのだ。その人たちの体力やペースは初対面の私には分からないので応えようがないし、先頭に立つリーダーかサブリーダーがこの調子ではあぶなっかしい。

適当に答えて分かれたが、遠方の人が前もって計画すると、この日しか登るチャンスがないとシャカリキになってしまうのだろうな。団体登山の怖さを再度見たような気がした。

ようやくもとの駐車場に着いたのが10時半。駐車場にはかなりの車が入っていた。「どうして、こんな日に」と思っていたら、また来た車で理解が出来た。

わらび採りの、小父さん小母さん連中だった。合羽を着て長靴、手にはビニール袋を持ってこれもリーダーらしき小父さんにいざなわれて、牛のいない牧草地に入っていく。下の料金所の人に止められて話を聞いたところ、かなり遠方からの人も含めて30人以上は今日入っているとのこと。

まったく、まったく ごくろうさん!

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