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2007年6月 7日 (木)

芒種は田植え時

Img_0105_1 昨日は二十四節季のひとつ”芒種”だった。芒とは稲や、粟、稗など針のように尖ったところを持つ植物をいい、そんな仲間の種を植え付ける時期を示している。つまり「田植えの時期ですよ」と言っているだけ。

しかし、三大穀物のひとつで先が尖った穂を持つ麦などはもうすぐ刈り入れに時期に入っているし、稲科の植物にもかなり実りの時期に入っているものが多くある。

写真は、先日載せた小判草と姫小判草を乾してドライフラワーにしようとぶら下げたものである。

この草も稲科の植物でもう実りの時期に入って、黄色く色づいてきていた。大きさは小判草の1~2センチに対して姫と名が付くだけあってよく似た形をしているが2~3ミリほどしかない実は、虫眼鏡が必要なくらい小さい。

きれいに乾けば涼しげな雰囲気が出るので、玄関にでも飾っておこうと3日前に折り取ってきたが、どうも採ってくる時期が遅すぎたようで少し触っただけで先端からパラパラと落ちてしまう。これでは塵を作るだけみたいで         ダメジャン!結局は捨てるんだろうね、きっと。

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いま、池波正太郎の仕掛け人 藤枝梅安シリーズを読み返している。

この本は、昭和40年代から50年代にかけて発行され、当時のベストセラーになった本だった。結局は最晩年の小説になり、最後が面白くなった所で絶筆になったものだ。

この本は、いろいろな角度から興味をもたれたようで、死後別の人が”梅安料理ごよみ”なんて本まで出されている。このほかにも私は江戸の町。いまをときめく白金台や目黒の付近が明かりもない真っ暗な夜があったことが面白くかんじらて仕様がない。

主題は、人に頼まれてお金で人殺しを請け負う稼業の梅安が主人公だが、実際にこんな人がいた証拠はどこにもない。証拠もないがいなかったとは思えないようにも感じられる。テレビで脚光を浴びている山本勘助以上にありそうな気配がする。

そのためか一般の人の願望がそうさせたのか、池波正太郎の頭の中で作られた稼業ではあるが、小説がテレビ化されて評判になり、手を換え品を変え原作にない、中村主水にいたる必殺シリーズになっていく。

「この世に生きていては毒になる奴をお金しだいで消す」を主題とした小説が反倫理的と言われず、世の中で受け入れられたのは、一般の人にどうしようもない悪人イメージの人がかなり見えるのではないだろうか。

法律の網の裏をかいくぐって美味い汁を吸っている連中が、「法律にのっとって処理しています」という言葉の繰り返しで追及を逃れ、同義的だけでは何の手出しも出来ないとなれば、裏で何とか処分して欲しいと、、、。

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今日の花。左、朴の花、昔は下駄の材料になったり、版画を彫る板になったりでよく使われた。この木の歯は大きくて芳香があるため、熱い御飯をつつむと美味しいおにぎりが出来たほか、今では飛騨名物になっている朴葉味噌に使われている。右、泰山木。葉は小ぶりながら朴の木によく似た花を咲かせ、香りも強い。演技の良い木として植えられている。

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コメント

飛騨郎さま

ふるさとも遠くなりにけりですが、それでも年に二回ほどは用事もあって帰っています。
今年の神岡祭り、そんなによかったですか、なつかしいですね。
昔なら、寒作りと岩魚の骨酒とちびたい漬物、囲炉裏を囲んで飛騨のねじ兵衛談義で夜も更けることでしょうが、遠い夢の中の思い出でしょう。
また、よろしくお願いいたします。

投稿: オラケタル | 2007年6月11日 (月) 08時38分

コメントありがとうございます。最近の行政の問題はマスコミで報道されているとおりでお粗末であります。
ここ飛騨でもバタバタしており、飛騨市はハコモノを前向きに考えて建設しようとしています。
去年オープンした飛騨市文化交流センターも必要性があまりない状況で建設され、田舎街でニーズがないものを建設し住民無視を決め込んでいます。
で、神岡出身だそうで、先日の神岡祭は最高でしたよ。
大津神社のみの神輿行列だったのですが、本当に伝統文化を継承しているな~と思います。
帰省はされていると思いますが、高山に来ることがあれば会ってみたいですね。

投稿: 飛騨郎 | 2007年6月 8日 (金) 11時36分

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